ハマの用心棒?俺はそう呼ばれるのは大嫌いなんだ。暴力で町を支配する奴らは許さない。イキでアブナイ男たち「チーム諸橋」が港ヨコハマを走る。
商人の家に生まれ、独自の卸売業を確立。二十代で会社を設立した男の人生の軌跡。
街を歩き、歴史と人に想いを馳せて居酒屋を巡る。隅田川をさかのぼりはしご酒、浦安で山本周五郎に浸り、幕張では椎名誠さんと一杯、初夏の銀座はビアホールで喉を潤し、山形・鶴岡では藤沢周平文学を訪ね歩いて、横浜と法善寺横丁の夜は歌謡曲に酔いしれる。居酒屋を極めた達人がおくる、贅沢な酒の愉しみかた。
子育て支援、虐待される子どもの保護、ニートやフリーターの若者たちへの就労支援、独居老人のケアー少子高齢化が進む中、都市部では従来型の福祉政策では対応できないニーズが急増している。横浜市副市長として様々な問題に取り組んできた著者が、市民やNPO、そして行政それぞれの良さを活かした協働の試みを紹介し、新しい社会的ケアとそれを通した地域再生の可能性を提言する。
嵐に閉された異人館で、「名残の会」と称する奇妙な宴が始まった。館の主は謎めいた絵を所蔵する氷神公一。招かれたのは画家に縁のある6人の男女ー。次々と殺されていく招待客たち。絵の下層には、なぜか死んだ者が描かれていた。縊られた姿もそのままに。絵は死を予言しているのか。絵画見立てデスゲームの真相とは。使用人探偵ツユリシズカの推理が冴える本格ミステリー。
のろまでまぬけの巡査、竹さんがスケッチした終戦直後の横浜野毛のまち。そこに暮らす人々のすがたを文とイラストと写真で描く。敗戦日本を生き直す若者と人々の姿から浮かび上がるやけあとのまちの教え。
幻の名著「増補新版」!!新章大幅加筆、未公開写真多数収録。かつて黄金町の仄暗い夜を怪しく彩った外国人娼婦らを活写した一人の男。浄化の名の下全てが消え去った世界を今ふたたび往くー眩しく、切なく、そして愛しい渾身のドキュメント。ゼロ年代の横浜アンダーグラウンド!!