「かしもの・かりもの」の教えの中には、心と身体の問題はもとより、魂の問題、死の問題、いんねんの問題、生きがいの問題、死後の生命や再生の問題等、人間にとってのあらゆる重要関心事が含まれている。著者は、教祖の教えの視点から、それらの問題に、出来るだけ光を当てている。
読みきかせ、語りのテキストに最適。おおらかでたくましいアジアの人々の心を伝える昔話集。
愛と裁きと十字架!牧畜文化の表象から。贖いの子羊=イエスの受難伝承の根底にあるのは、さまざまな宗教に見られる供儀儀礼ではないのか。西欧文明の深層にあるキリスト教文化の原形を探る。
出羽三山1400年の歴史と文化をオールカラーで紹介した初めての総合的文化誌。著者が5年の歳月をかけて撮影した貴重な写真を多数収録。日本人の心のふるさと出羽三山のすべてを一冊に集大成。
本書は力学の基礎から応用まで、必要項目はすべて網羅され、他書を参照するまでもなく順次理解度のレベルが向上するように工夫されており、初学者の学習に便宜が図られている。
平安末期の歴史の転換期にあって、源氏と平家の明暗を分けたものは何か。本書は保元・平治の乱から富士川の戦いを経て一ノ谷・屋島・壇ノ浦の合戦に至る平氏一門の栄華と滅亡、そして頼朝の挙兵と鎌倉幕府成立までを詳細に解説。また後白河法皇、平清盛や木曽義仲、源義経など歴史を動かした人物像を生き生きと描き、緻密な史料分析で『平家物語』の虚構も指摘。