「痛み」は愛のように神秘にあふれ、自分とは何かを問いなおす、根本的かつ人間的な体験である。本書は、「痛み」をキーワードとする体験のほとんどを網羅し、現代の痛みをめぐる医学知識を援用しながら、古今の文学や哲学、キリストの磔刑やラオコーン像、アリストテレスやカント、ゲーテやサドなどを題材に取り上げつつ、肉体の痛みと精神の痛み、本物の痛みと偽物の痛みという二項対立を超え、「痛み」の歴史的、文化的、心理社会学的構造を探究する。
びっくり、不思議、新発見。浮かんでいない屋形船の謎、日本最古の早撮り写真家は?箱館戦争記念写真に写っているのは誰?古写真探偵が再びおもしろ写真の謎に迫る幕末・明治のフォト・ミステリー・ワールド。
シリーズ第3弾!指示理論や言語行為論等で認識と解釈の哲学の核心に迫る柏木達彦。
ルノア・キササゲ。21歳。北米総司令部最年少大尉。生成晶撃破数歴代7位。月より舞い降りしワルキューレ。反応速度の女神。男性ファン多数。女性ファンも多数ーそんな“英雄”にやっかんだ先輩が裏で画策して、彼女は月に戻されることになった。与えられた任務はなんと自分が卒業した訓練校の教官。そして初めての“教官任務”に緊張する彼女を月面で待っていたのは、訓練校始まって以来の落ちこぼれと言われる5人組だった…。抱腹絶倒の“闘い”の日々が始まるー『メタルスレイダーグローリー』の☆よしみるが原作者としての本領を発揮!SFコミカルストーリー登場。
自らの根源を問う旅人の、見たもの。大地、海、空、魚、鳥、樹木が語りかける。
現代のさまざまな国家形態、政治思想、さらに哲学、弁論、文学・芸術の諸ジャンルにおける精神活動は、原形をほとんど古代ギリシアに見いだすことができるだろう。この天才的な民族の創造物にあらゆる面から深い考察を加え、文化史家としての力をすべて結集することで、ブルクハルトの『ギリシア文化史』は成立した。その史観の類を見ぬ深刻さ、厳しく率直な人間観、深い洞察力と広い視野により、古今の史家の試みをはるかに凌駕して、この畢生の大著は歴史の真実に肉薄する。第1巻は、ギリシア人とその神話、ポリスとそこで展開された僭主制や民主制を語る。
現在使用されている現代語を中心に、古語、俗語、外来語などの反対語・対照語およそ15000語を収録した辞典。配列は見出し語の五十音順。
大麻リバイバルへの扉を開く。タバコや酒より害の少ない大麻がなぜ20世紀に禁じられたのか?日本の大麻(麻生結)収録。
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、それぞれのお国柄を彷彿とさせる鉄道の面白さを満載。