本や雑誌じゃわからない出産時のあれこれを13人の先輩ママ作家が100%リアルに描き出すプレ・ママ必見!コミック集。
私たちの心とからだの病気との深い結びつきを、脳・内分泌系・免疫系、また社会心理面から多面的に解き明かす。ストレス要因の急増する今こそ、自分の心に「殺されない」ようにするための、予防医学の必読書。
世の中には、自分ではそうと知らずに不幸を愛している人が大量に存在しています。そうした人たちは、何かのきっかけさえあれば、自分固有の失敗パターンにはまり込んでいくのです。不幸から脱するためには、まず自分のパターンに気づくことです。
本書は振動のダンピング技術を平易に体系的にまとめることにより、この分野の若手技術者、研究者、大学高学年生の良き参考書となることを目指した。第1章「振動とダンピング技術」、第2章「ダンピングの基礎とダンピングのモデル化」、第3章「ダンピングを有する振動系のモデル化と応答」は機械・構造物設計の振動問題に従事している若手技術者、研究者にとっての入門であり基礎である。第4章「ダンピング材料の性質とモデル化」では粘弾性体、磁性流体やER流体などの機能性流体、制振合金、複合材料などをダンピングの視点からまとめている。第5章「ダンパとその性質」では各種のダンパの原理・性能およびその設計上の配慮をまとめている。第6章「産業施設へのダンピング材料およびダンパの適用」では一般機器・精密機器、情報・通信機器、自動車・車両、航空・宇宙の機器・構造物、プラントの機器・配管などの分野の振動問題へのダンピング技術の適用について述べている。
自らもヴァイオリニストをめざしながら、結婚により挫折…娘みどりにその夢を託し渡米。華やかな成功の陰でもなお、数々の試練を乗り越え二人の世界的ヴァイオリニストを育んだ母五嶋節。妥協を許さず自分に正直に生きたひとりの女性の記録である。
『ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチ』と呼ばれ、宗教学者、自然科学者、司祭、歴史家、文献学者、発明家、技術者、詩人など、さまざまな領域で驚くべき天才ぶりを発揮したパーヴェル・アレクサンドロヴィチ・フロレンスキイ。「逆遠近法」の概念を軸に、中世イコンの精緻な幾何学的読解を試みた芸術論をはじめ、ポリグロットならではの周密な固有名詞論を展開した「哲学的前提としての賛名」など、二十世紀ロシア文化史上ひときわ異彩を放つ思想家の、言語・芸術分野の代表的論攷を本邦初訳で収録。
本書は、初期バロック時代の音楽からルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンまでを収録している。
本書は、近年(主に1990年代)にアメリカに起こったことおよび起こりつつある顕著な傾向から六〇項目を選び、それぞれについて簡単な解説を加えたものである。各項目は具体的であるとともに十分に象徴的であり、現代アメリカ社会の進む方向性を最も良く伝えるという基準をもって選んだ。
六甲、比良、伊吹、鈴鹿、多紀、葛城…縦走はじつに愉しい。苦しい登りのすえ山頂に立ち、そこから軽やかな気持で、花を愛で、岩に心をおどらせて吊天井を次の頂まで、鳥のように景色を見ながら。山から山へ48縦走コース。
1998年12月10日は、「世界人権宣言」が第三回国連総会で採択されてから、ちょうど五十年になる。世界の人権状況は、「世界人権宣言」のめざしている水準からはほど遠いものの、五十年前と較べれば、相対的に向上した。その向上に、「宣言」の果たした役割と、その歴史をふりかえる。
歴史教科書論争への新しい視点。本質的な問題は、どう書かれているか、だ。「意味の文法」をツールに、南京虐殺・太平洋戦争開戦・降伏をめぐる全高校歴史教科書の文章を言語学的に分析し、その偏向性を立証する。画期的な批判。
和歌を現代人は本当に読めているのか?根源的な問を実作者の位相から改めて発することによって今日の和歌研究のパラダイムの変換を迫る。「古典の息吹再生」という今日的課題に迫る。和歌文学会の最前線の研究成果を、和歌研究者のみならず他領域を含めた内外の読者に解放することを目ざして、今、切実かつ本質的なテーマを追求。