高まる失業率、財政危機で削られる福祉予算と新たな負担を迫る介護保険、そして減る年金、不安な明日…。公共事業依存の「土建国家」は破綻に直面している。日本再生の切り札とされる政府の行政改革も、逆効果の恐れが強い。迷走する行革論議に決着をつけ、安心して暮らせる社会をつくる「市民の政府」への道筋を示す。
アレクサンドル・エイゼン(17歳)は、周囲の圧倒的な反対を押し切って士官大学に入学した。予想通り厳しい規律をものともせず、大学はじまって以来の問題児として悪名を馳せるが、将来を嘱望される優等生のサウルと知り合い、次第に心をかよわせてゆく。だが、そんなふたりを待ち受けていたのは、クーデターという名の悲劇だったー。エイゼンの謎がついに明かされる、衝撃の過去編。
社団法人日本仏教保育協会70周年記念事業の一環として、また、現場からの要望によって、『仏教保育聖歌集』の改訂を行いました。現場で歌われている未掲載の新規掲載や、不備のあった楽譜の差し替えなど、より充実した内容になりました。
都市は単なる経済空間ではない。人が住み、文化の成熟する場所だ。
本書は、Arenaを用いたシミュレーションへの入門を提供するものです。学部ないしは大学院初級レベルで、シミュレーションに関する入門的な科目において、シミュレーションテキストとして用いられるように意図されたものです。しかし、後半の章で扱われている内容は、大学院上級レベルの科目に含めることができます。本書は正規の科目とは別に(特にArenaのユーザが)シミュレーションを学習する目的で用いることもできます。主たる目的は、1つの手段として、Arenaを用いて、シミュレーションの概念と方法論を提示することにあります。
本書は、『あした、また』につづく四冊目の歌集にあたり、1993年9月から98年1月までの歌を収めています。
本書はグループワークを生かしたキャンプの考え方とそのプログラムを紹介するものだが、俗に言うマニュアル本ではない。キャンプでは「何をするか」よりも「どのようにするか」、さらに「それはどうしてか」ということのほうが重要で、それには現場の指導者が人間(キャンパー)をどのように認識しているかという“人間観”がポイントになってくる。一人ひとりの存在を尊重し、個人やグループの目的を達成するための援助法として、グループワークを下敷きにしたプログラムを提案したいというのが、本書の意図である。
現代のリーダーシップ理論は複雑、ばらばらで、矛盾に満ち、研究者と実務家の両者に欲求不満をもたらしていると言われる。本書のテーマはリーダーシップ理論を統合し、関連する実証的諸結果を相互に調和させることの可能性を示すことである。
日本文化の真髄ともいわれる家紋。古代から江戸時代までその歴史と背景に迫り、職人たちが遺した感性豊かなデザイン美を紹介する。
多彩色陶磁に飾られたモスクは、それ自体が陶磁器の建築物。つまり、精神の器、生活、信仰の器なのだ。チューリップやカーネーションといった花鳥文様、アラビア文字などを描いたタイルが、見るものを幻惑へと誘う-迷宮の都イスタンブールから、激しい労働争議に揺れる東欧の窯まで旅をした。恍惚たる夢幻の境地で精神を肉体から解放しシェレフェー(乾杯)。
本書は、音楽プロデューサーという仕事をより深く理解してもらうために、プロデュース・ワークの具体的な内容や手順について、僕の経験から得た音作りやレコーディングに関するノウハウや、過去に仕事をしたアーティストたちの現場でのエピソードなどを交えながら、紹介している。