内海好江、金平敬之助、今井森夫、大原健士郎、日下公人ら幾多の修羅場をくぐり抜けてきた著者が、各界各層の第一人者16人から引き出す“成功のヒント”。終章では「最後の英雄」田中角栄の秘められたエピソードを語る。
北海道・千島・樺太に暮らすアイヌの人びとは、周辺地域との交流の歴史のなかで多様な文化を創造した。日本・シベリア・北アメリカ・ヨーロッパの文化をも複合したその世界にわけ入り、アイヌ文化とは何かを考える。
全天星座88個を詳しく解説。星座を形づくる星々の結び方がよく分かる。星座にひそむ興味深い天体を解説。豊富なカラー写真とカラー図版。幻想的なKAGAYAのイラストを収録。伝説から見つけ方まで徹底的に楽しめる星座ガイド。
「リエゾン心理士」とは何か?その理念、必要な知識・技術、実際活動など、その魅力と可能性を余すところなく紹介。
不当な現実への反逆のため、自己を犠牲にして前進する青年たちー現場で読まれた文学表現からナチズムが理想としたものに迫る。ソヴィエト・ロシアとの思想的模擬戦を展開したゲッベルスの日記体小説『ミヒャエルー日記が語るあるドイツ的運命』(1929)と、ナチズム運動によって神話化された英雄を描いたH・H・エーヴェルス『ホルスト・ヴェッセルーあるドイツ的運命』(1932)の2作品を収録。いずれも本邦初訳。
活字はなぜこれほどに人の心をとらえるのか。活字書体を二百数十頁にのぼる垂涎の図版で遊覧。
井上民二はボルネオの熱帯雨林に大がかりな林冠研究システムをたちあげ、陸上の最後の秘境“地上40mの林冠”に暮らす多様な生物の相利共生関係の解明に、若手研究者とともに挑んでいた。しかし1997年9月6日、研究フィールドへむかう小型飛行機の墜落事故のため急逝。享年49歳。日本を代表する独創的生態学者の夢と情熱の軌跡をたどる。
Gacktの2001年のツアー“Requiem et R´eminiscence〜鎮魂と再生〜”の全会場・全公演をライター・広瀬充が完全密着でドキュメント!このツアーのファイナル・6月23日の横浜アリーナまでの壮絶なドラマと『Rebirth』、そしてGacktの世界に深く迫る。
古来、美女は世の憧れを誘い、人の心を癒す一方で、男の運命を狂わす悪女であり、亡国の元凶であり、薄幸・世の移ろいのたとえであった。狐も蛇も幽霊も、かならず美しい女に化けて出てくるのはどうしたわけか-。文化によって時代によって、美人観は大きく変化する。文学や絵画のなかで美人はどのように描かれたか。イメージはいかにつくられ、実社会で機能したのだろうか。楊貴妃・遊女・明治令嬢コンクール・ガングロ…日本と中国の歴史を行きかい、異文化交流のはざまに、美女という謎をダイナミックに追いめぐる。東アジアにおける美人幻想をめぐる比較文化研究の決定版誕生。