竹から生まれたかぐや姫。竹取のシゲと幸せに暮らしていましたが、ある日シゲの子分であるヤスの家から出火し、焼け跡からヤスが刺殺体で見つかりました…(「竹取探偵物語」)。怠け者のくせに欲張りな惣七じいさん。米八じいさんが金銀財宝をもらった話を聞き、自分もねずみの穴に転がっていきますが、何回も何回もループして…(「七回目のおむすびころりん」)。暮らしに絶望していた半太。観音様のお告げで、1本のわらしべを手に西に向かい、出会う人々と物々交換をしますが、その人々はある事情を抱えていたのです…(「わらしべ多重殺人」)。あまりにも有名な猿と蟹の戦い。いじわるな猿が蟹に柿の実を投げ付け蟹は死んでしまいますが、実はこの話、とんでもない真相があったのです…(「真相・猿蟹合戦」)。茶釜に化けて、アクロバティックな演技を披露する狸の茶太郎。この茶太郎、「かちかち山」でうさぎに火をつけられた狸と兄弟だったことはご存じでしょうか…(「猿六とぶんぶく交換犯罪」)。昔ばなし×ミステリ第2弾!今回も、読めば必ず誰かに話したくなる、驚き5連続の短編集。
美貌の資産家リネットと若き夫サイモンのハネムーンはナイル河をさかのぼる豪華客船の船上で暗転した。突然轟く一発の銃声。サイモンのかつての婚約者が銃を片手に二人をつけまわしていたのだ。嫉妬に狂っての凶行か?…だが事件は意外な展開を見せる。船に乗り合わせたポアロが暴き出す意外きわまる真相とは。
月に1度「引落とし」、年に1度「確認」するしくみを作るだけ。給与振込口座から掛金を自動的に引き落とし、しくみが投資信託を買い付けることで、投資にはほとんど時間をかけずにストレスなく投資が続けられるようになる画期的な投資手法。
興味のおもむくまま、今日の気分のまま。大好きな藤子・F・不二雄先生のこと、はじめて書いた小説のこと、幼い頃の思い出、趣味のショッピング、料理、映画のこと…。デビューから書きためた33編のエッセイとルポ10編に加え、ショートショートと短編小説4編を特別収録。
黄色と黒のしましまハチが、バナナ、プリンにぶんぶん。穴あきしかけに、赤ちゃんがくぎづけ。
何かを調べたいとき、ネット検索だけでわかったつもりになる、リンク先のネット書店で関連書を買い「調査終了」のつもりになる…、そんな情報収集では、知識に「広がり」や「深み」は生まれない。街の書店へ行こう!そこでは隣の本から新しいヒントが、平台から時代が、ふと惹かれた本から、気づかなかったあなたの内面が立ち上がるのだ!「世界一、書店通いをした」著者が縦横に語り尽くす、知性を鍛えて明日からの仕事に役立つ、書店の使い方・楽しみ方。
日本の新聞・テレビ記者たちが世界中で笑われている。その象徴が日本にしかない「記者クラブ」制度だ。メモを互いに見せ合い同じカンニング記事を書く「メモ合わせ」、担当政治家が出世すれば自分も出世する歪んだ構造、権力におもねり掴んだ事実を報道しない体質。もはや新聞・テレビは権力をチェックする立場と国民に知らせる義務を放棄したも同然である。恐いもの知らずのジャーナリストがエリート意識にこりかたまった大マスコミの真実を明かす、亡国のメディア論。
オールカラーでミシン縫いの基礎技術を詳説。上手に縫う、きれいに仕上げるコツ。豊富な手順写真で失敗ナシ。
誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはき、誰よりも前に進もうとしなかった人間の言葉。今までになかった“絶望の名言集”。
JR中央線・乗降者数最下位の西国分寺駅ーそこで全国1位のカフェをつくった著者が挑戦する、“理想と現実”を両立させる経済の形。
首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ一億円。その名も「ふるさと創生基金」。だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれているだけとなったーはずだった。が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。八年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、一億円欲しくない?」かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。二転三転四転する計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることができるのか。『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ、抱腹絶倒のジェットコースター・ノベル。
「本」「本屋」を舞台に描いた18のストーリー。
「頭」「心」「体」を頑丈にする“技術”。