NHK衛星放送のWHAT’S ON JAPANとNEWS TODAY 30 MINUTESから採択したリスニングを中心課題に据えた、ニュースの視聴覚教材。
いつ、どのように誕生したのか?古代から現代まで、「あて字」の歴史的変遷を辿ったはじめての通史。
高校までの英語の知識でわかる、実例豊富な文体論の入門書。基礎知識となる英語学との関わりを配慮し、文体論を学びつつ英語学の概論も学習。実例は日常会話から新聞やスピーチ、小説、学術論文などよく目にする英文全般をカバー。
小説世界の盲人たちはただ強いだけじゃない。優しくてあたたかい。そして、したたか、欲も張る。そのえがかれ方に時代を探る異色の文芸評論集。
ハチ公との結びつきが深い東大ですが、学内を見回してみると、実は猫との縁もたくさんあります。そこで、猫に関する研究・教育、猫を愛する構成員、猫にまつわる学内の美術品まで取り揃えて紹介します。
昭和の赤字ローカル線、廃線跡、戒厳令下台湾の人々…「写真のいらない」紀行文学で、懐かしいあの頃へ旅をする。
これを読めば歴史・時代小説の通。座右に置けば歴史・時代小説の小事典。吉川英治から司馬・藤沢まで52人の作家の素描と作品紹介。
混迷する日本経済へ歴史家の処方箋。本書は、歴史小説・経済史・文化史の分野で活躍する4人の著者が、身近なテーマから気宇壮大な理論まで、わかりやすく学生・ビジネスマン向けに叙述した100編の歴史随筆・史論集である。
神算、奇謀ー東条城の密室で正儀が案出する妙計の数々、巨万の富に物言わす商人唐土屋の協力、神出鬼没の八忍衆。驕慢あくなき高師直と副将軍直義のあつれき等、才筆いよいよ冴えて迫力満点。名匠鷲尾雨工が、動乱の南北朝時代をダイナミックに描き切った傑作歴史絵巻。
邪恋に狂って盟約をやぶり、寝返って足利方へ加担する赤松則祐。ために又も京都を捨て再挙をはかる正儀の孤忠と苦悶。直冬と倫姫と敷妙と、一万の援軍を乗せた唐土屋の大船団は一体どこへ。第2回直木賞受賞作品。
唯一の支柱と頼る准皇親房卿の薨去にあって彫心鏤骨の工作も空しく、悲境のどん底になお南北朝合一をめざし、倦まずめぐらす正儀の秘謀。自責悶々、乱心狂気する足利尊氏。凄愴乱離の大団円。第2回直木賞受賞作品。
本書は、愛知工業大学の「ものづくり文化」という複合科目の講義のために、基本的な考え方を確認するためのものである。
アインシュタインの相対論は、広大な世界についての私たちの見方をぐっと面白いものにした。時間と空間、というように2つばらばらに考えるのでなく、時空というまとまりでとらえるのだ。しかしその面白さは、常識的な考え方を脱した、「時空の歩き方」を身につけていたほうがより愉しめる。ホーキングを初めとする理論物理学者たちが追う、ブラックホールや重力波、タイムトラベルといった、宇宙論の聖杯ともいうべきテーマは、今どうなっているのか?これまでの成果と今後の展望を、先端宇宙論の「基本」を案内する1篇のエッセイを出発点に、遊び心たっぷりのイラストを交えた6篇を読み進みながら味わうポピュラーサイエンス。
誕生して間もない自動車メーカーに歓喜の美酒が!はるか昔のこのレースが現在につながり、グランプリ・レース、オートバイのTTレース、アメリカのワンダービルト・カップの誕生へ…。
井上靖はなぜ、『風林火山』を歴史小説と呼ばなかったのか。山本周五郎は、『さぶ』にどんな思いを込めたのか。藤沢周平の運命を変えた「転機」とは。似て非なる「ふたつの文学」のおもしろさ。名作の比較分析からはじまる、思いがけぬ知的発見の数々。「碩学の産業人」と呼ばれた著者による、最新文学論。
東南アジア進出企業の韓国人、韓国商社員の見た文化摩擦、北京のコリアンタウン、映画の中の在外韓国人、出稼ぎに来た外国人労働者の悲劇、メキシコに同化した韓国系移民の子孫…。「世界化(国際化)」時代の韓国の光と影。