中国の古代から人々が熱心してやまない「玉」の産地として聞こえた、誰も知らない崑崙山を目指して黄河の源流へと遡っていく人々に襲いかかる苦難の行方を描いた「崑崙の玉」。著者の独擅場とも言うべき西域・中国もののみならず、戦乱の世において非運に倒れた武将たちの運命を見据えた戦国もの等も収録。透徹した視線と自在な筆致が冴える傑作短篇集。
「記憶と歴史」を「今」に鮮明に刻印する現代イギリス作家9名を取り上げる。2000年以降の作品リスト・年表付。
ゴシックの本質は神秘なるものの探求であり、そこには恐怖だけではなく、愛と死が感じられるのである…ゴシック文学研究における不朽の名著ついに翻訳なる!!
最も伝統ある上質なエンタテイメント小説誌競作読切歴史小説「もののふ兄弟」安部龍太郎、上田秀人、佐藤巌太郎 高校生直木賞詳細レポート 大型新連載「白光」朝井まかて
■【特集】都の山人と、明治維新ーー山国隊と弓箭組 前原康貴=監修 辻井南青紀=文 打田浩一=写真 辻 正美=写真
京都の三大祭りのひとつ、時代祭。 その行列の先頭としんがりは、いずれも戊辰戦争に参加している。 「山国隊(やまぐにたい)」を由来とする「維新勤王隊(いしんきんのうたい)」と「弓箭組(きゅうせんぐみ)」だ。 だが、山国隊も弓箭組も武士ではない。 都の北の山人たちは、なぜ新政府軍に身を投じたのか? 百五十余年前の夏、動乱の舞台となった蛤御門(はまぐりごもん)から 彼らの故郷、静かな山里が広がる水と緑ゆたかな京北、丹波の地へ─。
●京中 蛤御門からもうひとつの維新へ
●京北 山国 歴史の厚みを持つ豊かな里
●亀岡市 馬路 弓術の誇り高き町
●再び京中へ エピローグ
●都の山人と、明治維新 案内図
■この熱き人 吉永みち子=文 中庭愉生=写真
土畑重人(昆虫生態学研究者)
■あちこち見聞帖「百年レストラン」 菊地武顕=文 伊藤千晴=写真
ぎをん萬養軒(京都)
■連載
・小説紀行 ミズノオト【特別編】「名水の郷、大山へ」 北阪昌人=文 佐藤佳穂=写真
・京都の路地 まわり道「書かぬが一番」 千 宗室=文
・古書もの語り「定期航空案内」 内堀 弘=文 奥山晴日=写真
・ひとときエッセイ「そして旅へ」 〝動く〟富士山 高森勇旗=文
・地元にエール これ、いいね!「大垣の水まんじゅう」[岐阜県大垣市] 宮下由美=文 佐々木実佳=写真
・名勝アルバム「但馬御火浦」[兵庫県美方郡新温泉町] 荒井孝治=写真
・おいしい風土記「山の恵みで育った夏ジカ とっとりジビエ」[鳥取県若桜町] 向笠千恵子=文 荒井孝治=写真
・ホリホリの旅の絵日記「巌流島」[山口県下関市]ほり のぶゆき=文・絵
・八月の旅指南「三重県桑名市 桑名石取祭 ほか」 狩野直美=取材・文◎特集「山国隊ーー京の山人と明治維新」御一新なるとき自費で倒幕運動に参加した、京の北の山中で暮らす農民や郷土らがいました。彼らがそのような行動をとったのは、皇室との深い関わりがあったからだとか……。京北。丹波の地に分け入り、十月の時代祭の行列にもその名残をとどめる彼らの足跡を振り返ります。◎インタビュー この熱き人々土畑重人(昆虫生態学研究者)◎おいしい風土記鳥取県の新名物・鹿ジビエ◎エッセイ そして旅へ高森勇旗(ライター)
安吾の「本当の凄さ」は歴史小説にある。群雄割拠の戦国時代ー道三、信長から秀吉、家康に至る“安吾版戦国武将列伝”。同時代キリシタン殉教の歴史を描いた「イノチガケ」も併録。
推理、時代、恋愛…いちばん楽しめる小説誌創刊50周年記念!
超人気作家読み切り短編大特集
伊坂幸太郎 冲方 丁 東川篤哉 誉田哲也
岩井三四二 木下昌輝 平山夢明 村木 嵐 彩坂美月
○最強執筆陣ーー読みたい世界と、必ず出会える
ミステリー&サスペンス
赤川次郎 大沢在昌 笹本稜平 小路幸也 新堂冬樹 中山七里 西村京太郎 福田和代
時代・歴史小説 風野真知雄 坂岡 真 山本一力
現代・人間ドラマ 石井光太 乾 ルカ 熊谷達也
○今を知る。先を読むーー充実のエッセイ・エンタテインメント
内澤旬子 内山安雄 大竹 聡 亀和田武 高橋昌一郎 柳澤 健
○コミック連載 川崎昌平
●作家のご紹介
冲方丁(うぶかたとう)・・・1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞
金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、
2009年、天文暦学者・渋川春海の生涯を描いた初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、
第7回本屋大賞を受賞し、第143回直木賞の候補となる
東川篤哉(ひがしがわとくや)・・・1968年尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。2002年、『密室の鍵貸します』でデビュー。
2011年『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞し、大ベストセラーとなる。その他の著作として
『館島』『学ばない探偵たちの学園』『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』『純喫茶「一服堂」の四季』など多数。
村木嵐(むらきらん)・・・1967年京都市生まれ。京都大学卒業後、会社勤務を経て95年より司馬遼太郎家の
家事手伝いとなり、 福田みどり夫人の個人秘書を19年間つとめる。 2010年、天正遣欧少年使節の帰国後を
描いた『マルガリータ』 (文藝春秋)で松本清張賞を受賞し作家デビュー。 他の著書に『やまと錦』(光文社)など。
安吾の信長は鬼神のごとく業火の中を駆け抜ける。歴史小説史に特筆される圧倒的名作!!
◆図書室[一三〇枚]/岸 政彦
私は思い出す。大阪の片隅を男の子と歩いた、あの冬の日のことを。ふたりは人類滅亡後の世界で何を見たか? 静かに光る人生の瞬間。
【芥川賞受賞第一作】
◆アジサイ/高橋弘希
妻が家を出てから、庭にアジサイが咲いた。「理由」を探す男を侵す、甘い匂いと狂気。
◆ドレスセーバー/大前粟生
京都の鴨川デルタでは人が遭難し、私はそれを救助する。新世代の想像力、小誌初登場!
◆続アイオワ日記/滝口悠生
ハリケーンの警報が鳴っても、危険の感度は作家の出身国に紛争があるかによって違う。
◆ヘミングウェイ未発表小説
「中庭に面した部屋」/訳・解説 今村楯夫
パリ解放の日の戦地体験を描きながら、生前の発表を著者が禁じた幻の作品、遂に公開!
□□ 特集 □□
差別と想像力ーー「新潮45」問題から考える
■危機を好機に変えるために/星野智幸
■回復に向けて/中村文則
■すべてが嫌だ/桐野夏生
■平成最後のクィア・セオリー/千葉雅也
■言葉のあいだの言葉/柴崎友香
■「見えない世界」の外へ/村田沙耶香
■権威主義・排外主義としての財政均衡主義/岸 政彦
◆犬とエスキモー
ーーエトガル・ケレット、日本からの視察団と語る
/エトガル・ケレット 構成・訳 秋元孝文
特別な歴史。内在する圧倒的な差異。何から何まで日本と違う国からの刺激的メッセージ!
◆数多くの〈五月〉の後に/四方田犬彦
68年、あの興奮の日々から50年。回顧的情熱に満ちたパリから、無関心を装う国を考える。
◆そして、言語から生命へ[連載完結]/森田真生
フレーゲ、ウィトゲンシュタインから人工知能・人工生命へ。人の思考をめぐる旅、完結!
【宮本輝『流転の海』シリーズ完結記念】
◆敗戦後の日本で「父」となる男を描く
ーー宮本輝『流転の海』論/田中和生
◆巨大なる未完のテーゼ
ーー『流転の海・第九部 野の春』を読む/助川幸逸郎
大ボラを吹き、猛スピードで走り回る秀吉。古代の怪僧道鏡から、妖術使い、名もなき殉教者たち、幕末の剣豪まで多彩な人物が綾なす安吾の歴史小説世界。
「海洋もの」の歴史時代小説は、戦後の低迷期を経て、昭和30年頃から再び書き始められた。本書は各文学賞を受賞した大家から、気鋭の新人まで、300名以上の作家が精魂込めて書き上げた「海洋もの」の歴史時代小説700冊をキーワード別に紹介したものである。
推理、時代、恋愛…いちばん楽しめる小説誌〇新春読み切り特集
佐々木 譲 (第21回ミステリー文学大賞受賞者!)
木下昌輝 平山夢明 山田正紀 彩坂美月 村木 嵐 薬丸 岳
〇新連載 あさのあつこ「弥勒の月」シリーズ最新作
〇新春特別企画
直木賞作家門井慶喜&大崎梢&書店員による京都の街歩き「ブラ門井」鼎談
○最強執筆陣ーー読みたい世界と、必ず出会える
ミステリー&サスペンス 赤川次郎 大沢在昌 笹本稜平 柴田哲孝
小路幸也 新堂冬樹 中山七里 福田和代
時代・歴史小説 風野真知雄 坂岡 真 山本一力
現代・人間ドラマ 石井光太
○今を知る。先を読むーー充実のエッセイ・エンタテインメント
内澤旬子 内山安雄 大竹 聡 亀和田武 高橋昌一郎 宮台真司 柳澤 健
○コミック連載 川崎昌平
推理、時代、恋愛…いちばん楽しめる小説誌○新連載 芥川賞作家が放つホラーエンタテインメント! 花村萬月
〇短編特集
●「今」の空気が見えてくる 気鋭女性作家最前線
北澤佑紀 黒木渚 瀧羽麻子 田中兆子 遠田潤子
●「離婚男子」ユーモア短編 中場利一
●「今昔物語」新解釈 朱川湊人
○酒呑み書店員大賞受賞エッセイ 芦辺拓
○最強執筆陣ーー読みたい世界と、必ず出会える
ミステリー&サスペンス
赤川次郎 大沢在昌 笹本稜平 小路幸也 柴田哲孝 新堂冬樹 中山七里 福田和代
時代・歴史小説 あさのあつこ 風野真知雄 坂岡 真 山本一力
現代・人間ドラマ 石井光太
○今を知る。先を読むーー充実のエッセイ・エンタテインメント
内澤旬子 内山安雄 大竹 聡 亀和田武 高橋昌一郎 宮台真司 柳澤 健
○コミック連載 川崎昌平
単行本累計650万部超で連載26年目の劇画家さいとう・たかをによる「鬼平犯科帳」・同じく池波正太郎原作の「剣客商売」をベテラン大島やすいちが、読み応え抜群の読切一挙54ページで原作の世界観を表現します。また、話題沸騰中の幕末激闘青春譚「いちげき」が巻中カラーで登場。さらに崗田屋愉一による「雲霧仁左衛門」・映画「超高速!参勤交代」の脚本を手がけた土橋章宏の痛快小説を実力派昌原光一がコミカライズする「幕末まらそん侍」・NHKで実写ドラマ化された歴史大河ギャグの金字塔「風雲児たち〜幕末編〜」・心と土地をはぐくむ幕末農時ドラマ「豊作でござる!メジロ殿」など豪華な内容・作品群となっております。
茶道を志す方々を対象とした裏千家の機関誌若手現代作家の作品を紹介する表紙は、2月号は芦屋釜の復興に取り組む八木孝弘氏を予定。本文には八木氏のインタビュー記事も掲載し、釜作りへの想いを語っていただきます。今月の《七事式の解説》は「茶カブキ之式・炉(二)」、《点前の解説》は「台目出炉・濃茶点前(二)」です。特集は、茶道資料館の新春展「旅する茶道具展」に合わせ、同館副館長の伊住禮次朗様に、茶室以外の場で茶を楽しむために茶人が生み出した荷い茶屋や旅箪笥、茶箱などの「旅する茶道具」の歴史と展開、名品について解説していただきます。また、小説家の一色さゆり氏「飛石を渡れば」は稽古場の水屋をテーマにしています。「ロバート キャンベルの名品に会いに行く」は菊池寛実記念 智美術館での展覧会によせて川瀬忍作の青磁作品、「茶の湯の古典に親しむ」は「喫茶養生記」です。また、本年は「春夏秋冬 質問室」の掲載が無い号(2・3・5・6・8・9・11・12月号)では、各地の先生方に地元の食材を用いた懐石の紹介と自身が思うもてなしの心を語っていただく「もてなす心とふるさとの味」を掲載します。2月号は京都東支部の北野宗香先生です。
単行本累計660万部超で連載26年目の劇画家さいとう・たかをによる「鬼平犯科帳」・同じく池波正太郎原作の「剣客商売」をベテラン大島やすいちが、原作小説でも名高い長編エピソード「黒白」を活写いたします。またおおよそ40年の連載期間を誇る歴史大河ギャグの金字塔「風雲児たち〜幕末編」もさらなる盛り上がりを見せます。崗田屋愉一による「雲霧仁左衛門」・映画「超高速!参勤交代」の脚本を手掛けた土橋章宏の痛快小説「幕末まらそん侍」・「ニュクスの角灯」「「天保桃色水滸伝」「卜伝と義輝〜剣術抄〜」「いちげき」「ニッポン夜枕ばなし」など豪華な内容・作品群となっております。
高校までの英語の知識でわかる、実例豊富な文体論の入門書。基礎知識となる英語学との関わりを配慮し、文体論を学びつつ英語学の概論も学習。実例は日常会話から新聞やスピーチ、小説、学術論文などよく目にする英文全般をカバー。
単行本累計660万部超で連載26年目の劇画家さいとう・たかをによる「鬼平犯科帳」・同じく池波正太郎原作の「剣客商売」をベテラン大島やすいちが、原作小説でも名高い長編エピソード「黒白」を活写いたします。またおおよそ40年の連載期間を誇る歴史大河ギャグの金字塔「風雲児たち〜幕末編」もさらなる盛り上がりを見せます。塩川桐子による「刀剣乱舞ーONLINE-乱」・崗田屋愉一による「雲霧仁左衛門」・映画「超高速!参勤交代」の脚本を手掛けた土橋章宏の痛快小説「幕末まらそん侍」・「ニュクスの角灯」「「天保桃色水滸伝」「卜伝と義輝〜剣術抄〜」「いちげき」他豪華な内容・作品群となっております。
茶道を志す方々を対象とした裏千家の機関誌若手現代作家の作品を紹介する表紙は、3月号は唐津焼や高麗・李朝の作品を手がける内村慎太郎氏。本文には内村氏のインタビュー記事も掲載し、井戸茶碗をはじめとする作品作りへの想いを語っていただきます。今月の《七事式の解説》は「茶カブキ之式・炉(三)」、《点前の解説》は「台目出炉 濃茶点前(三)」です。特集は、七事式の一つに数えられ、鎌倉時代末期から室町時代にかけて行われた闘茶に起源がある「茶カブキ」について、江戸時代における茶問屋の商いの有り様や、その背景にある宇治を中心とした茶業の発展などを宇治市歴史資料館の坂本博司館長に解説していただきます。また、茶師十段位をもつ茶舗・祥玉園の小林裕氏に茶の味わいについて語っていただきます。さらに、小説家の一色さゆり氏執筆の茶の湯に関わるショートストーリー「飛石を渡れば」は「巡るとき」と題しています。「ロバート キャンベルの名品に会いに行く」は菊池寛実記念 智美術館での展覧会によせて鈴木藏作の志埜水指、「茶の湯の古典に親しむ」は「君台観左右帳記」です。また、「もてなす心とふるさとの味」は札幌第四支部の山田宗代先生です。若手現代作家の作品を紹介する表紙は、3月号は唐津焼や高麗・李朝の作品を手がける内村慎太郎氏。本文には内村氏のインタビュー記事も掲載し、井戸茶碗をはじめとする作品作りへの想いを語っていただきます。今月の《七事式の解説》は「茶カブキ之式・炉(三)」、《点前の解説》は「台目出炉 濃茶点前(三)」です。特集は、七事式の一つに数えられ、鎌倉時代末期から室町時代にかけて行われた闘茶に起源がある「茶カブキ」について、江戸時代における茶問屋の商いの有り様や、その背景にある宇治を中心とした茶業の発展などを宇治市歴史資料館の坂本博司館長に解説していただきます。また、茶師十段位をもつ茶舗・祥玉園の小林裕氏に茶の味わいについて語っていただきます。さらに、小説家の一色さゆり氏執筆の茶の湯に関わるショートストーリー「飛石を渡れば」は「巡るとき」と題しています。「ロバート キャンベルの名品に会いに行く」は菊池寛実記念 智美術館での展覧会によせて鈴木藏作の志埜水指、「茶の湯の古典に親しむ」は「君台観左右帳記」です。また、「もてなす心とふるさとの味」は札幌第四支部の山田宗代先生です。
推理、時代、恋愛…いちばん楽しめる小説誌〇読み切り短編特集
直木賞受賞作家登場! 真藤順丈
異才のシンガーソングライター 黒木渚
日本の古典を怪奇解釈 朱川湊人
〇奇想ミステリー短編
平山夢明 水沢秋生 結城充考 両角長彦 黒木あるじ
〇豪華対談 森見登美彦×宮内悠介
○最強執筆陣ーー読みたい世界と、必ず出会える
ミステリー&サスペンス 赤川次郎 大沢在昌 笹本稜平 柴田哲孝
小路幸也 新堂冬樹 中山七里 花村萬月 福田和代
時代・歴史小説 あさのあつこ 風野真知雄 山本一力
現代・人間ドラマ 石井光太
○今を知る。先を読むーー充実のエッセイ・エンタテインメント
内澤旬子 内山安雄 大竹 聡 亀和田武 宮台真司 柳澤 健
●作家のご紹介
真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)・・・1986年生まれ。2008年から2009年にかけて、4つの新人賞を相次いで受賞してデビュー。
受賞したのは、刊行順にダ・ヴィンチ文学大賞(『地図男』)、日本ホラー小説大賞大賞(『庵堂三兄弟の聖職』)、
電撃小説大賞銀賞(『東京ヴァンパイア・ファイナンス』)、ポプラ社小説大賞特別賞(『RANK』)。
2019年に『宝島』では第160回直木三十五賞を受賞。
黒木渚(くろき・なぎさ)・・・1986年生まれ。宮崎県日向市出身。シンガーソングライター、小説家。
男女混合のロックバンドとして、2010年から2013年まで福岡県を中心に活動していた。2017年小説家デビュー。