本書は江戸時代のおもに江戸を舞台にした時代小説に出てくる用語をテーマ、項目ごとに解説したものである。
時は戦国末期ー。みちのくの大地から隻眼で天下を見つめる十九歳の若者がいた。伊達家当主、政宗である。下剋上の世にあって馴れ合う奥羽大名の慣習を打ち破り攻めに出た政宗だったが、畠山氏に裏切られ、父・輝宗を喪う。悲しみを乗り越え、怒涛の勢いで奥州制覇に動き出す政宗。一方、上方では豊臣秀吉が天下統一に向けて奥羽にも手を伸ばそうとしていた。
本書は「もし江戸時代にハローワークがあったら」という趣向で、江戸時代の庶民が従事した職業を紹介している。江戸の活力の源となった市場、発展を支えた土木建築業や運輸業、小さな商いから知恵と工夫で繁盛していく飲食業やサービス業など、現代の職業のルーツになっているものも数多くある。
皇室の外戚としてなんとしても権威を得たかった徳川家康。天皇の在位さえも意のままに操り、二代将軍秀忠の娘・和子を、天皇家へお輿入れさせるべく動く。生まれたときから運命を定められた和子が十四歳にして帝へと嫁ぐ、その胸に秘めていた想いとはー。女たちの生き様、心情を丹念に描いた傑作歴史小説!
土佐二十二万石の領主・長曾我部盛親は、関ケ原の戦いで西軍に組したため、一介の牢人の身に落ちた。謫居を京都に定めた盛親は、再起の野望を密かに育む。大坂冬ノ陣を機に立ち上がり、夏ノ陣に旧臣五千人とともに血戦へと臨むのだがー乱世の運命に翻弄された悲運の武将を鮮やかな筆致で描いた傑作!
歴史をもっと楽しみたい。調べもの、資料整理のコツが知りたい。自分でも小説をかいてみたい。3人の人気作家が「秘術」を公開。
群雄割拠の戦国時代。都では、管領細川氏の臣下であった三好長慶が、守役松永久秀の巧妙な知略に援けられ、ついに将軍を凌ぐ実力者となる。だが、「いずれはその権力も全て我がものに」と、久秀は密かに機会を窺っていたー。織田・豊臣に先立って、一時期、天下を掌握した三好長慶の波乱の生涯と、戦国の世を彩るしたたかな人間たちの生きざまを描く、一大歴史巨編。
戦国切っての名将・黒田官兵衛。しかし彼の居城姫路は、西の毛利と東の織田に挾まれ、そのいずれかの配下に就くほか術はなかった。戦国時代を生き抜くために、彼が下した決断とは…?単なる軍事参謀であるにとどまらず、時代の潮流を鋭く把握し、その才ゆえに秀吉、家康がもっとも恐れた男・大軍師黒田官兵衛を描く歴史長編。
“金山湊をやきものの集散地とし、織田家の台所を潤せ”金山城主となった蘭丸の父・森三左衛門は、信長から命じられるが合戦で討死。幼くして通商の要地を見て育った蘭丸は、信長の小姓に召されるや、算にたけた怜悧さで力量を発揮する。やがて信長に資質を認められ、知行地を与えられた蘭丸。だが一方で、二人の娘との愛に苦悩する若者でもあった。長編歴史小説。
半生を西域に捧げた後漢の人・班超の苦難に満ちた道と孤独な魂の彷徨を追った「異域の人」、留学僧・行賀の在唐三十一年の軌跡と、入唐した日本人のさまざまな生の選択を描いた「僧行賀の涙」、謀反へと明智光秀を導く心の闇に巣くった亡者に迫る「幽鬼」など、歴史小説の名作八篇を収録。時代の激動を生きぬいた人間の姿を比類なき語りの力で描破する井上文学の魅力溢れる一冊。
弘化三年、仁孝天皇の末子として誕生した親子(和宮)は、十六歳で徳川第十四代将軍家茂に降嫁。幕府は権威の回復に「公武一和」の政略結婚を策した。大奥に入った親子は、そこで江戸方、宮方の風儀の対立で苦悩する。だが、夫婦は互いを尊重し仲睦まじく暮らす。家茂は二度に亘って天皇に拝謁するため入洛。やがて、長州親征で三たび西上した家茂の身に異変が…。
織田信長の登場をもって、群雄割拠の戦国は、天正年間にその沸騰点を迎えていた。白く秀でた額を持つ、この美しい武将は、人間の精神を焼き尽くし、神の座に就こうとしているのか。足利義昭を擁した上洛から、本能寺へ至る十余年の動乱を、正親町天皇の秘書官・勧修寺晴豊の目を通して描いた渾身の歴史小説。天皇と公家たちもまた、魔王・信長と闘っていたのだ。
監査法人はどんな仕事をしているのか?監査法人は企業にとって敵か?味方か?有名弁護士がいて、有名会計士がいないのはナゼ?国際会計基準の導入で日本はどうなる?「企業会計の番人」と呼ばれる監査法人ーその活躍と謎に迫るスーパーガイドブック。
時は戦国真っ只中の1555年。甲斐の虎・武田晴信(信玄)と越後の龍・長尾景虎(上杉謙信)が北信濃の覇権を巡り、川中島で相対していた。世に名高い、第二次川中島の戦いである。名将が激突したその戦いは、実は一人の惡名高い忍者によって仕組まれていたのだった。その漢の名は加藤段蔵!信じるのは己のみー。名だたる武将を次々と誑かし、意のままに操る姿は正に惡忍。緻密な構成と豊かな物語性で、魅力溢れる人物たちが縦横無尽に活躍する痛快歴史小説。
語彙・読解力検定で出題される、3つの領域の出題内容に対応しています。1級出題レベルの語彙や文章・資料を使って、必要な知識やスキルを身につけていく方法を具体的に解説していきます。
表紙:岩合光昭さんの愛猫・玉三郎
特別付録:沖昌之さんのニャレンダー
豪華執筆陣:夢枕獏さん、及川眠子さん ほか
猫愛インタビュー:Snow Man佐久間大介さん、三山凌輝さん、Gulfさん
全力で猫、愛しました!「NyAERA2024」表紙は岩合光昭さん
AERAが一冊まるごと猫化する臨時増刊、「NyAERA(ニャエラ)2024」
特集は「相棒はスゴい猫」。今年の豪華執筆陣は佐藤優さん、夢枕獏さん、及川眠子さん、いしかわじゅんさん。Snow Manの佐久間大介さん、俳優・アーティストの三山凌輝さん、タイの人気俳優Gulfさんらは猫愛をアツく語ってくれています。猫の防災や救命法など、いざというときに知っておきたい情報も網羅しました。
今年は同日にサイト(dot.asahi.com/nyaera/ )もオープン!
猫を愛するみニャさま、ぜひご注目ください。
表紙は岩合光昭さんが撮影した岩合家の玉三郎(タマ)。
今回もどこかが光る特別仕様です。
表紙のやわらかな手触りと強い目力、ぜひご堪能ください。
巻頭特集は「相棒はスゴい猫」。
備中松山城の猫城主さんじゅーろー、木山神社のまねき猫テン、シェアオフィス網島サンクの管理にゃん大ちゃん、のぐち道場のみゅーと&ぎる&らぐ、そば処大むらのペタ郎&コンちゃん、徳島応援隊のこよみ&タケル、引退場牧場のメト……個性豊かなスゴい猫たちが続々登場します。
猫愛インタビューも全力で収載。
Snow Manの佐久間大介さんは、保護猫喫茶を訪問。自身が元保護猫の愛猫ツナとシャチと暮らすことになったきっかけ、甘すぎる生活、猫から学んだことについて、猫と戯れながら、たっぷり語ってくれました。ツナとシャチとの日常はもちろんですが、佐久間さんと猫たちの交流にも注目。現場の猫たちはどう反応したのかーー。衝撃の結果はぜひ本誌をお読みください。
俳優として、BE:FIRSTのメンバーとして活躍する三山凌輝さんは、愛猫3にゃんと共に登場。個性豊かな3にゃんについてとびきりの笑顔で語り、猫や犬、動物たちをサポートしていく夢も語ってくれました。愛猫の名付け秘話は必読です。
タイからは海を超えて国民的人気俳優Gulfさんが参戦。猫のことになると話は尽きない様子。記者に見せてくれたスマホからは続々と愛猫の写真や動画が……。アザールとカンテ、本当に愛されていますね。
執筆陣も豪華です!
巻頭コラムに知の巨人・佐藤優さん。現代のニャン像は、陰陽師などで知られる小説家、夢枕獏さんが愛猫シャラクについて書き下ろし、作詞家・及川眠子さんはちょっとおとなの猫エッセイを寄稿してくれました。漫画家いしかわじゅんさんと聡子さんのページには、愛猫ミミの愛と想い出が詰まっています。
写真募集に応募くださった皆さんの愛猫も大ボリューム登場!
果たして何ニャンいるのか、ぜひ数えてみてくださいね。
お役立ち情報も徹底網羅。災害に備えて知っておきたい防災の基本、もしもの時の救命法に加え、猫たちと私たちの運動不足を解消すべく、ねこササイズ選手権も敢行。おもちゃを徹底検証しました。
ほかにも、
・時代を読む「世界でいちばん美しいぼくの猫」
・平安時代と戦国時代 歴史の中の猫たち
・ニャイエンス最前線 猫の表情は276種類!
・岩合光昭さんが見つめた世界
・発表!スゴすぎる猫5
・ぱんだにあ 猫に学んで超実感‼ 四字熟語
・職場の猫さま
・愛読者プレゼント&アンケート
もちろん、毎年大好評のとっておき付録、沖昌之さん撮影のニャレンダーもついてます。
巻頭からしっぽまで、猫愛をぎっしり詰めた「NyAERA2024」。
ぜひお手に取ってご覧ください!