日本人は、いつ、どこから来たのか?人類の起源は?そしてヒトは進化の過程で、類人猿といつ、どのように枝分かれしたのか?母親を通して子孫に伝えられるミトコンドリアDNAの解読により、日本人を初めとする様々な人種や民族集団の起源や移動の流れを遡り、遙かな時空を越えた、新たなる“人類のドラマ”を物語る「遺伝子・DNA」第3弾。
現生人類(ホモ・サピエンス)はどこから来て、どのように世界各地に進出していったのか。また、なぜネアンデルタール人は滅び、現代人は生き延びたのか。現生人類のアフリカ起源説を提唱した人類学の第一人者が、人骨などの化石、石器などの考古学的証拠、DNA分析などの最新の証拠をもとに、人類のたどった道を臨場感たっぷりに語る。
本書は、情報工学を専攻する1年生あるいは2年生の学生を対象に、半年間の講義に使えるようにした教科書である。
いかにして母親の愛を断ち切り、作家になったか。プルーストの心性と小説の世界を並行的に読み解く冒険的エッセー。
本書は、必要と思われる離散数学の基本的事項を中心に紹介したものである。
ビートルズ神話の“注釈”として知られてきたクオリーメン。ジョン・レノンは初めてこのバンドで、リバプールの仲間たちと活動を開始する。そしてポールとジョージが加わりロック革命への布石が始まった…。ビートルズ・バイオグラフィの第一人者ハンター・デイヴィスは、元クオリーメンのメンバーから、だれも知らなかったジョンのエピソードを次々と引き出していく。特に、親友で、のちに個人秘書にもなったピート・ショットンは、だれも知らなかったジョンの素顔を知っていた。ジョンの原点になった数々のエピソードは、まさにビートルズ・アンソロジー前史。さらにクオリーメンの再結成までの物語では“ビートルズにならなかった5人の男たち”の心境を見事に描き出している。未発表写真も収録。
本書では、筆者が東京大学で行ってきた講義・演習に基づいて、確率や確率分布・確率変数について、その基礎から説明する。また、実際の問題を解くには、確率を具体的に計算する必要がある。このため、本書では、理論的な面ばかりでなく、Excelによる確率の計算や簡単なシミュレーションについても説明している。
済南、金郷、単県、莱西、膠州、黄島、章丘等市、県の方言調査に基づいて行った研究の成果。音声、語彙、文法の3編で構成されている。
日本版『セサミストリート』から、エルモとその仲間たちの歌う日本語版クリスマス・ソングのプレゼント。2005年のクリスマスにTVから流れる歌がまとめて楽しめちゃうぞ。
オノ・セイゲンがリマスターを担当する《スープリーム・サウンド・エディション》シリーズの1枚。“お城のエヴァンス”の名で知られるエヴァンスのヴァーヴ時代の代表作が高音質で楽しめる。
90年のスタートから、多くのジャズ・ファンから愛されている「100 GOLD FINGERS」。2001年に行なわれた同公演を収録した本作も、ジャズ・ピアノ好きには堪らない内容だ。
本書は題名こそ「物理数学入門」であるが、物理専攻の学生だけが対象ではなく、理工系の学部学生が履修すべき「応用数学入門」といってもよいものだ。多くの数学書に見られる味もそっけもない説明ではなく物理を語る「言葉」としての数学という視点から具体的に話が進められるのが特徴である。
こぼれた種子が発芽して新たな植物が芽生える。その小さな小さな芽生えは、森の成り立ちを理解する鍵を握る。森の中で樹木がその場を得、成長を続けられるかどうかは、ほとんど芽生えの時期に決まるからだ。森林の動態を考えるうえで欠くことのできない実生の生態とその研究法を紹介する。
働く母親の社会進出は先進諸国ではあたりまえとされる現代、出産・育児に伴う女性の役割分担と意識改革は、未だなお先進国共通の懸案の一つだ。20世紀への転換期のアメリカ合衆国において、働く母親のための共同保育を提案し、「不自然な母親」と厳しい批判を浴びながらも、毅然として闘った一人のフェミニストがいた。その生涯と日本での受容を考察し、母性のあるべき位相を追求した、わが国初のギルマンのモノグラフ。