母の再婚で公爵令嬢になったエステルはその可憐さを王子に見初められ婚約者となった。だが聡明に成長した彼女は不真面目な王子に疎まれ婚約破棄されてしまう。皆の前で辱められ悲しむ彼女を救ったのは、エステルにあえて自分を義兄とは呼ばせなかった公爵令息ジェロームだった。「はいと言ってくれるまで求婚し続けるよ」密かに想っていた彼に溺愛され幸せなエステル。しかしそれを面白い思わない王子が嫌がらせを始めて!?
<特集>
宮田愛萌 春、出逢い
部活存続の危機に直面していた文芸部部長の吉徳紅乃は、ひょんなことから短歌甲子園出場を目指すことに。作家・短歌研究員でもある宮田愛萌さんによる青春短歌小説第一弾!
宮田愛萌 ロングインタビュー
ねてもさめても本のなか
創作をめぐる旅 vol.2 対談 三浦 香 × 宮田愛萌
<W全編公開>
乃南アサ マザー
母親だって、人間なんですーー。これまであまりにも当たり前の存在だったはずの母たちが己の生を奪還したとき、家族と社会に待っていたものは。直木賞作家による5作からなる珠玉の短編連作。
書評 マライ・メントライン 吉田伸子
全編公開 第18回小説現代長編新人賞受賞作
桜井真城 雪渡の黒つぐみ
燃える城。裏切りのくノ一。山に潜むは異教の徒。冬の東北に蠢く“巨大な眼”の陰謀に、七色の声を操る若き忍者が迫る!
桜井真城 インタビュー
書評 縄田一男 末國善己
<特別企画>
能登半島大地震 応援企画「あえのがたり」特別鼎談
加藤シゲアキ×小川哲×今村翔吾
いつか立ち上がる日のために、今できること。最注目作家たちによる小説企画、始動。
<発表>
吉川英治四賞発表
第58回吉川英治文学賞 黒川博行 第9回吉川英治文庫賞 阿部智里
第45回吉川英治文学新人賞 藤岡陽子 第58回吉川英治文化賞
<シリーズ>
海堂 尊 プラチナハーケン1980 第2部
砂原浩太朗 江戸紫
君嶋彼方 真白のまぼろし
青波杏 無窮花の咲く街で(2)
<読み切り>
森バジル 透けてますけど?
成田名璃子 腐海の底からこんにちは
<コラム>
〆切めし 村木嵐
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
意志強ナツ子 るなしい
<本>
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
読書中毒日記 池澤春菜
今月の平台
第19回小説現代長編新人賞募集
第71回江戸川乱歩賞募集
執筆者紹介
そうだったの!?パンダの妊娠・出産・子育て。和歌山・白浜のアドベンチャーワールドで暮らす10頭のパンダの母・良浜が主人公!いのちの物語を徹底取材!漫画化!
グシャラとバスクを退け、邪神教との戦いに勝利したアレンたち。そこで手にした空に浮かぶ島を「ヘビーユーザー島」と名付け、新たな拠点とするべく開発を進めていく。元邪神教信者の難民を住民として受け入れ、町を整備。さらにはアレンたちに同調する各国の兵士たちも島へと移住し、「アレン軍」として軍を編成する。さらにはアレンが農奴だったころからの友人で、「廃課金商会」を率いる商人として活躍しているペロムスとも合流し、ヘビーユーザー島はどんどん賑やかになっていった。島の開発が順調に進む中、アレンは5大陸同盟の会議に参加することとなり、ギアムート帝国へと向かう。アレンの大胆な発言に、各国のトップ達の反応はー。さらにはシアが獣王国の長である獣王ムザと決闘をすることになり…!?クラフト要素も廃ゲーマー流最効率で進行中!
氷川きよし、昭和を歌う!
今年2月より、デビュー25周年を迎える氷川きよし。
昨年の「カバー・セレクション」に続き、歌手生活23年の間にレコーディングした全230曲のカバー曲より、
昭和6年から昭和63年までの楽曲を、氷川きよし本人が50曲をセレクトしました。
「氷川きよしの昭和歌謡史」と題し、昭和を彩ってきた数々の名曲を年代順にまとめて、今回も未公開の新ビジュアルで発売します。
22歳でデビューし、驚くべき歌唱力とその心地よい歌声で、聴く人の心を魅了し続ける氷川きよしの宝箱のようなアルバムです!
二月朔日、“出直し神社”の境内に、螺髪頭の若い男が駆け込んできた。売り物の茹でたまごが、ひとつ浮き上がって空を飛び、追いかけているうちに偶然ここに辿り着いたという。一方、お蔵茶屋“くら姫”は盛況だが、似通った店が次々と出来て競合が激しさを増す。巷では“そなたの母”と呼ばれる騙りの手口による強盗事件が起きて…。神社を参拝した人々の人生が、縁起の良いたね銭と、貧乏神に見込まれた娘の奮闘によって動き出す!シリーズ第五作。
かつて家族に虐げられて育ち、今は若頭の桐也に愛される毎日を過ごす菫。極妻として自分に出来ることとも向き合えて、いつしか組の仲間を大切な家族と思うようになっていた。それは桐也も、同じ気持ちでー「俺の家族になってくれて、ありがとうな」そんな折、桐也の叔父貴の雪臣から、愛娘を預けたいと依頼が入る。雪臣の娘の椿は愛らしい園児でありながら、そこは極道のお嬢。賢く毅然とした振る舞いに、さすがの桐也や子分たちも翻弄されるばかり。菫はなんとか歩み寄ろうと、奮闘することになり…!?
「ゴジラー1.0」の山崎貴監督と希代のゲームクリエイター小島秀夫さんが「日本映画の未来」について対談/山崎監督は表紙に登場
「医学部に強い」120高校/ダルビッシュ母が語る「子育ての試練」
AERA4月22日増大号は、「ゴジラー1.0」で第96回アカデミー賞視覚効果部門を受賞した映画監督の山崎貴さんが表紙に登場。その山崎さんと「メタルギア」シリーズの生みの親で希代のゲームクリエイターの小島秀夫さんが、日本映画の未来や日本発のコンテンツが世界と対峙するために何が必要か、などについてじっくりと語り合いました。掲載が続く「大学合格ランキングシリーズ」の第7弾は、「医学部に強い高校」です。国公立50大学医学科への合格者数が多いトップ120高校をランキングで紹介するほか、全国72大学医学科の合格者数高校ランキングもあります。メジャーリーグを代表する投手となったダルビッシュ有選手の母が子育てを巡る赤裸々な思いを語ったインタビューも掲載。自民党の裏金問題を受け、岸田首相と解散の行方について分析した政治ジャーナリストの記事も。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、料理研究家のコウケンテツさんとの対談全4回のラスト回です。ほかにもさまざまな企画が詰まった一冊です。
●山崎貴×小島秀夫
「ゴジラー1.0」で第96回アカデミー賞視覚効果部門を受賞し世界から注目を集める、映画監督・VFX制作者・脚本家の山崎貴さん。その山崎さんが「世界に向かう心構えを聞きたい」と対談のラブコールを送ったのは、「メタルギア」シリーズや「DEATH STRANDING」を生み出し、世界中に熱烈なファンがいるゲームクリエイターの小島秀夫さん。そんな二人の貴重な対談を巻頭特集でお届けします。日本映画について「国内でヒットすれば大丈夫、という時代ではない」と山崎さん。小島さんは「日本のIPへの関心が世界中で急速に高まっている」と語り、日本発のコンテンツが世界に出ていく意義を強調します。日本のクリエイターが潤う仕組みをつくる必要がある、など世界と対峙する二人が「これから」に向けた課題なども語り合っています。山崎さんは表紙にも登場。蜷川実花が捉えた、優しさをたたえる眼差しが印象的です。背景の影にもしかけがあります。ぜひ誌面でご確認ください。
●「医学部に強い」120高校
掲載が続く大学合格ランキングシリーズは第7弾の「医学部に強い高校」。国公立大学医学部への現役合格者数ランキングを見ると、私立では、東海、久留米大附設、洛南、桜蔭が上位。公立では、札幌南、浜松北、仙台第二、新潟、岐阜と各地の名門校が並びます。国立では、筑波大府駒場、金沢大附とこれまた名門校。「医学部」に絞ったランキングは、また全体のランキングとは違う校名も出てきて興味深いデータです。全国72大学医学科の合格者数高校ランキングもあり、「医学部に強い高校」の全貌がわかります。
●ダルビッシュ母が語る「子育ての試練」
メジャーリーガー・ダルビッシュ有さんの母、郁代さんは、有さんを筆頭に3人の兄弟を育てました。長男は野球で世界的に注目される選手になる一方、次男は荒れて傷害容疑で逮捕されたことも。また三男は近年、精巣がんがみつかり抗がん剤治療を続けるなど、さまざまな経験をしてきました。その郁代さんが、子育てを振り返りながら、自分の経験やその時々の気持ちを赤裸々に語ります。かつては「子育てを間違った」と後悔したこともあったという郁代さんが、いまどんな心境にいるのか、すべての方に読んでほしいインタビューです。
●岸田首相と解散の行方
自民党の裏金問題を受け、岸田首相は関係議員の処分に踏み切りましたが、真相が解明されない中での恣意的な判断に、世論からも自民党内からも大きな批判が集まっています。当然、政権浮揚にはつながっていません。そんななか、今後の政局はどうなっていくのかを政治ジャーナリストの星浩さんが解説します。首相は衆院解散・総選挙にいつ踏み切ろうとしているのか、それを阻む壁は何か、9月の自民党総裁選はどうなっていくのか、今後「山場」が続く政治の舞台を見通します。
●松下洸平×コウケンテツ
松下洸平さんがホストを務める対談連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、4回続く料理研究家のコウケンテツさんとの対談、4回目です。コウさんは、高校生向けの講演会があるとのことで「洸平さんなら、どんな話をしますか」と問いかけます。松下さんの優しい回答に加え、二人の高校時代が垣間見える内容です。そして最後に、松下さんがコウさんをイメージして選んだ「色」は何だったのでしょうか。二人の笑顔あふれる写真とともに誌面でぜひお確かめください。
ほかにも、
・濱口竜介監督が語る「日本映画の現在地」
・快進撃続く 魅力のアジア映画
・パートナー不在 卵子凍結の葛藤
・東大は滑り止め 海外大に熱視線
・訪問介護の終わりの始まり 基本報酬マイナスの衝撃
・おいしい釜山 海、山、川、街が融合する韓国グルメの台所
・リナ・サワヤマ×ちゃんみな LGBTを語る
・「祭 GALA」リポート Snow Man岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太が主演・演出
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 林 要 GROOVE X 創業者・CEO
などの記事を掲載しています。
次々と舞い込むミッション。これが水族館のリアルだ!
高校二年生の由依は、幼い頃に両親が離婚し、父親と一緒に暮らしている。だけど家庭を顧みない父親はいつも自分勝手で、ある日突然再婚すると言い出した。そのお相手は、三十二歳のキャリアウーマン・琴子。うまくやっていけるか心配した由依だったけれど、琴子は良い人で、程よい距離感で過ごせそうーと思っていたら、なんと再婚三か月で父親が失踪!そうして由依と琴子、血の繋がらない二人の生活が始まって…。大人の事情に振り回されながらも、たくましく生きる由依。彼女が選ぶ新しい家族のかたちとはー?アルファポリス「第5回ライト文芸大賞」家族愛賞受賞。
大手IT企業の開発事業本部で働く二十七歳の志穂。ある日彼女は、上司で結婚の話も出ていた恋人と後輩の結婚報告を聞かされる。衝撃も冷めやらぬ中、社内で一方的に志穂をストーカー扱いする彼らに、退職を決意するがー「俺を利用して、あいつらを見返してやればいい」取締役となった初恋の人・宮川惣が、まさかの恋人宣言!?昔と変わらず優しい面倒見のいい惣に迷惑はかけられないと断る志穂に、彼はギブ&テイクの付き合いを提案してくる。求められているのは身体だけ、そうわかっていても、自分に触れる彼の手は愛されていると錯覚するほど甘く情熱的で…。元恋人たちの極甘再会愛!
木造建築の未来を切り拓く。
料理屋“元喜世”に突然「平蔵の母」を名乗る老婆が現れ、奥座敷で倒れる。寝たきりとなった老婆が平蔵との面会を強く求めるさなか“元喜世”に押し込みの危険が迫る。老婆は平蔵が幼い頃に生き別れた実母か、押し込みに絡む偽者か。火付盗賊改・長谷川平蔵と同心たちの切れ味鋭い活躍を描くシリーズ第4弾。
言葉から文化が見えてくる!トンデモ学説に騙されるな。言葉を粗末に扱う“自称知識人”に要注意。“日本語ブーム”が再来!「言葉の深淵」を覗く知的エッセイ。
大企業の社長令嬢の柚花は、初恋相手の公士と交際中。ある日父が亡くなり、家業の経営は傾いていく。そのうえ横暴な叔父の策略にはまり、彼と引き裂かれて…。数年後、生活は一変し貧しく暮らしていたら、強制された見合いの場に、世界的大企業の“御曹司”になった公士が現れて!?今の自分はふさわしくないのにー「もう二度と離さない」と強引な彼の猛溺愛は止まらず…!一途愛を刻まれる立場逆転ラブ!