突然やってきた介護。夫の母とのくらしは、とまどいと混乱からはじまった。でも母の「ありがとう」と微笑みが、私に生きる喜びをあたえてくれた。
三歩すすんで二歩さがり、自閉症への二人三脚。
ロールシャッハ法は、臨床場面において子どものアセスメントを行い、子どもの世界とかかわろうとする際に、大変役に立つ豊かな情報をわれわれに与えてくれるものである。本書では、反応リストの作成にあたり、総計436名のプロトコルを使用し、約5,000個の反応を集計・分類した。各図版の主な反応内容の特徴と概要を紹介した上で、幼稚園児から中学生までの各学年別の反応をわかりやすい一覧にし、Popular反応についても同様に学年ごとの一覧を付した。さらに参考として、包括システム、名大法、阪大法、片口法といった他のスコアリングシステムとの反応領域の対照表を掲載し、各図版について、子どもならではといった楽しい反応をイラスト付きで紹介している。ロールシャッハ法が心の法則性を理解する方法であると同時に、子どもたちの個性的で豊かなイメージの世界を伝え得るものであることを、本書はあらためて示している。日々子どもとかかわる臨床家にとって貴重な示唆に富む一冊となるであろう。
3タイトルからなる〈ママと小さな天使へ〉シリーズのクラシック編。母親と赤ちゃんが共有できる音楽をテーマに編まれたコンピで、監修には今川恭子、小畑千尋の二人が名を連ねる。しっとりと耳に優しい有名作品を並べる中、最後に武満徹の優しい2曲を加えるセンスがいい。
その受験は子どものため?もしかして、自分(親)のためじゃないかしら…。長女の日比谷高校受験を通して、公立校の可能性に目覚めながらも、子どもの適性と学力という現実に右往左往する母親が出した結論。
2008年4月、実母を“代理母”とした代理出産を望む1組の母娘が急きょ記者会見に臨んだ。日本学術会議が法務省と厚生労働省に提出した「代理出産原則禁止」という委員会報告書に対し、「国内での道を断たないでください」と訴えるためだった。そして母娘は代理出産への挑戦に踏み出す。-2009年10月末現在、日本国内で実母を代理母とする代理出産に挑んだ家族は10組、すでに7人の子どもが誕生している。なぜ、彼らは国内での「代理出産」を選んだのか、海外との違いはあるのか、産まれた子と依頼夫婦の関係はどうなるのか。代理出産の実像に迫る。
母に伝えられ独学で学んだ“奇跡の療術”の奥義を初めて公開。
ハリエットは新聞社で校正者として働いている。早くに両親を亡くした彼女は、厳格な二人の大おばに育てられ、おばたちの教えどおり堅実な女性に成長した。地味でやぼったい服に身を包み、年相応の楽しみもない毎日だ。だがある日、大おばたちから無理やり押しつけられた男性とデートする羽目になったハリエットは、もう耐えきれなくなった。このままで本当にいいの?私には夢があったはず…。彼女の悩む様子を見て、同僚のスティーブが声をかけてきた。彼はハリエットにとって高校時代からの憧れの人だ。彼女はふいに思いついた。彼にしか頼めない、ある大胆な計画を。
2008年に放送30周年記念として発表された『銀河鉄道 CD-BOX』のなかから、人気の5タイトルを単体でリリース。高音質のHQCD、当時のLPを彷彿とさせる紙ジャケという、ファンには嬉しい仕様だ。
アルバム『あいのわ』を引っ提げて行われた2009年のコンサート・ツアーから、最終公演となった自身初の日本武道館公演の模様を収録。心にぐっと来る弾き語りや興奮必至のバンド・パフォーマンスまでを網羅する。
2009年9月発表の『中村美律子 全曲集』(全16曲)では収録しきれなかった、中村美津子のさらなる魅力を2枚組(全26曲)に収録したベスト・アルバム。彼女の歌手としての魅力をより深く掘り下げることができる。
生活のあらゆるシーンで必要な音楽を網羅した、ベーシック・ライブラリー“ツイン・ベスト”シリーズの“軍歌〜昭和編〜”編。ジャンルを代表する有名曲を集めており、カタログとしても最適な2枚組。
岡平健治のビクター・レーベルでの活動を総括するベスト・アルバム。1991年から2010年までにリリースした楽曲の中から、ファン投票により収録曲を決定。アルバム4枚+ボーナス・ディスク1枚で構成。