しょうがい児の母親としての、ふだん着の、等身大の想いを、もっと語ろうよ、もっと聞いてもらおうよ。しょうがいをもっていても、その子らしくのびやかに暮らせるように。そのためには、母親も、その人らしくのびやかに暮らせるような、そんな社会であってほしい…そんな想いを、私たち自身のことばで語ってみたかったのです。
県民の四人に一人が死んだ沖縄戦。その最大の犠牲者は住民だった。“鉄の暴風”の下、人々はいかなる日々を生き、かつ死んでいったかー。初めて公刊される一住民・一家族の克明な体験記録。
父はアルツハイマー病でボケが進むばかり。一方、母はパーキンソン病で歩けない。池辺一族に勃発した介護戦争を巡って、五男一女とその配偶者たちが知力・体力を総動員して格闘する。人間としての愛と優しさ溢れる家庭ドラマの中に、在宅介護を通して高齢者問題を考える貴重なヒントが満載。
母との関係に傷ついた娘たちは多い。「お母さん、どうしてわかってくれないの」「お母さん、どうしたら私のことを愛してくれるの」そんな大人になった娘たちの声なき声に耳をすまし、心の傷をどのように癒していくかが本書のテーマである。
全国からあつまった、心あたたまる小さな話。出会いのよろこび、希望の力、信頼のぬくもりー。ひとつひとつのさりげないエピソードに、人間の美しさがかがやいています。
純粋数学と応用数学が互いに影響しあって多様に進化した現代数学の基礎の一端を、身近な問題から最先端にいたるまでのトピックスを通じて平易に解説した“現代数学玉手箱”。
ちっ。四班のやつらといっしょなんて、せっかくの遠足なのに、いやだな。行きたくないよな。どうせおもしろくないなら、めちゃめちゃにしたほうがいいかもしれない。あした、みんなの前で、四班は全員遠足に参加しまあっす、といっておいて、やっぱり行けなかったらおもしろいだろうな。行けるわけないよ。学校の階段さえ上れない春子にヘビぎらいの俊一だろ。無理だね、という顔でぼくは由実を顔を見た。小学5年生以上。
本書は、統計的方法を初めて学ぶ人、入門書をひととおり終えたひと、および統計的方法を教える人たちを対象に、初学者、中級者がつまづく概念やよく犯す誤用や疑問について、丁寧にわかりやすく解説した統計的方法の副読本・参考書である。
「母親」が育てば子どもは自然と育つもの。家庭の温もりを蘇らせる為の「新・育母書」。