正しい教育と幸福な家庭を求めて。待望の第2巻完成。
従来、闘病体験や悲嘆過程は家族にとってネガティブな体験で、「立ち直る」あるいは「元の状態に戻る」プロセスが研究の対象とされることが多かった。しかし、子どもを小児がんで亡くした母親たちへの聞き取り調査を続ける中で、著者はネガティブな側面だけに注目するのでは母親たちの経験全体を描き出したことにはならないのではないかと考えるようになった。本書では、母親たちが闘病体験や悲嘆過程の中で起こってくる困難な状況に対処するありさまを一つひとつ丹念に取り上げ、母親の内面で何が起こっているのか、それがどのように変化して状況が変わってくるのかが検討されている。また、著者がこの研究の結果をもとにして、1996年から行なっている短期集中型サポートグループの方法が具体的に紹介されている。
秘蔵フォト210枚で甦る最強の戦闘機ゼロファイター!徹底的に贅肉を殺いで軽量化を図り、格闘戦に強く、航続距離を誇った「無敵のZERO」-鮮明・美麗フォトで贈る名機の神髄!海軍報道班員・吉田一カメラマンが残した貴重なネガフィルムをもとに構築されたファン垂涎の一冊!世界各地に現存する零戦のカラー・フォトを多数掲載する決定版写真集!各型早わかり図、要目表も併載。
日本はハンコの社会!!実印と認印の使い方がわかる本。
親は自分が選んだ人ではない、友人や恋人こそ自分が選んだ他人だという「家出のすすめ」、責任ある質問と責任ある回答を前提とした人生相談にもとづく「書を捨てよ、町へ出よう!」など、寺山修司一代の名エッセイを集めた、小論集。時代を受け止め、孤独な人間の本質を照射する珠玉のエッセンス。
子どもたちの未来に幸福あれ!崇高なる母の人生に勝利あれ!待望の第3巻、堂々の完結。
母になる、ということ-それは女性にとって何事にもかえがたい、最上のよろこびです。これは、そんな特別な時に祝福の花を添える一冊です。愛に満ちあふれた76のことばと絵画が、女性のひときわ輝く時を芳しくたたえます。
私たちは、サルからヒトへ、どのように進化、発展を遂げてきたのか。なぜ、数多くいた人類の中で、ネアンデルタール人などは絶滅し、どうして私たちホモ・サピエンスだけが生き残れたのか。人類はアフリカからどのように世界に広がり、日本へやってきたのか。驚きの研究成果を明かす。
少子化・晩婚化はなぜ進むのか。ジェンダー社会学からの調査と提言。少子化問題の鍵を握る若い世代の女性を対象に、結婚・家族・子育て・職業・自立について詳細に調査した実証研究。現代女性のジェンダー意識・母親意識をトータルに解明し、「自分らしさ」と「母親規範」のはざまでゆれ動く女性たちの希望と困難に、さまざまな角度から光をあてる。
ラットとは、知的でかわいいネズミのなかま。ヨーロッパでは、ペットとしても人気があります。この本は、ドイツの田舎で150匹ものラットと生活を共にし、わが子同様の愛情をそそいできた女性による、心あたたまる感動的な観察記録です。ほほえましい恋愛、必死の巣造り、厳粛な出産、すさまじい重労働の育児、手におえない子供たちのいたずら…。元気に走りまわるラットたちの愉快なふるまい。
高い精神文化を連綿と受け継ぐネイティブ・アメリカンの教え。ハッとさせられる言葉で紡がれた本書は、われわれの日々の考え方、生き方を揺さぶるヒントに満ちている。
ボケずに若く健やかにすごす方法として、手っ取り早く誰にでも実行できる、「よく噛むこと」をおすすめしたい。「よく噛むこと」には歯が必要不可欠だが、不幸にして歯を失われた方は、よい入れ歯をよく手入れして、「よく噛むこと」を実践してほしい。この本では、上手な入れ歯とのつきあい方についてお話しした。
「ゆっくりと“普通の子ども”として育てていこう」ダウン症の娘と寄り添う母の歳月。
歴史に隠された先住民たちのスピリットを現代まで追う衝撃の日本史。
看護の重要性を世に訴えた、近代看護の母ナイチンゲールの少女時代をクローズアップした新しい人物伝。
『フランダースの犬』-“フランダースの犬”は、びんぼうな家にそだちながら、うつくしくまっすぐな心をもちつづけた男の子と、そのなかよしの犬のものがたりです。本当のなかよしとはこういうものかと、むねをうたれるにちがいありません。『母をたずねて』-家のくらしをたすけるために遠くにはたらきに出かけたお母さん。そのお母さんからたよりがなくなって、のこった一家は心ぱいでたまりません。しごとのあるお父さんやにいさんにかわって十三のマルコがお母さんをたずねていくことになりました。やっとたどりついた、外国の見知らぬ、町にお母さんはいません。でもマルコはゆう気をふるって出ぱつします。マルコに、長い、くるしいたびをさいごまでつづけさせたものは何だったのでしょう。