舞妓として新年を迎えた、吉乃家の千代菊。その正体が男の子だということを知っているのは、限られた身内だけ。千代菊を贔屓にしてくれている祇園のVIP・楡崎慎一郎も、女の子だと信じて通っているのだ。新年最初のお座敷も、当然のように彼が予約を入れていた。しかし、その直前にお座敷を申し込んできたのが楡崎源一郎、つまり慎一郎の父!千代菊をめぐって、親子バトルの気配…。
ムスタファ・ケマル・アタチュルク。ガリポリの戦い、サカリア川の戦いで「救国の英雄」となったケマル。帝政打倒と共和国建設に賭ける情熱と苦悩を見事に描き切った評伝小説。
本書は、妊娠中の各段階に合わせた最良の運動方法から、安定した妊娠とスムーズな出産の実現に必要となること、さらには赤ちゃんとの最初の数週間の過ごし方に至るまでのことが、分りやすく書かれたガイドブックです。
ドラマや舞台でも活躍している岸田智史(敏志)のデビューから現在までのヒット曲を集めたベスト・セレクション。レーベルの枠を超えた全作品の中から、本人自らが選曲した決定版。
ドヴォルザークの「新世界より」初演100周年記念公演のライヴ録音。ヨーヨー・マ、パールマン、シュターデ、フィルクスニーら豪華なソリストを迎えての華麗なガラ・コンサートを楽しめる。
松本零士画業50周年記念作品。『銀河鉄道物語』は、銀河鉄道を守る銀河鉄道警備隊を中心に展開する『銀河鉄道999』の外伝だ。オープニングテーマとエンディングテーマを収録。
日曜日の夜に放送されていた『世界名作アニメ劇場』の歴代主題歌をオリジナル音源で収録。『ムーミン』『ハイジ』『ラスカル』が同時収録されたCDはこれが初めてとなる、貴重なコンピレーションだ。
人気ピアニスト、リチャード・クレイダーマンのベスト・アルバム。彼の代表曲100曲を凝縮して収録した、お得なガイドCDだ。気に入った曲があったら、今度はフル・サイズで楽しもう。
たとえば、太陽はそのエネルギーの大半を可視光で放射するが、星が放つ光は、赤外線や紫外線など、すべての波長帯の電磁波に及ぶ。二〇世紀にいたって、さまざまな「天からの文」を読み解くことが可能となり、ガリレオ以来、あくなき研究の的であった宇宙の姿が少しずつ明らかになってきた。膨張し進化する宇宙には、未だ解明されていない暗黒物質や暗黒エネルギーがある。最先端の研究を紹介し宇宙の歴史に迫る。
過酷な訓練に耐えた宇宙飛行士が宇宙から戻ってくると、その肉体に年老いた人と同じような兆候がみられるのはなぜなのだろう。無重力状態で宇宙飛行士の肉体に起こる変化は、老化の症状とあまりにも似ている。立っていても座っていても、歩いたり走ったりしていても、私たちを地面に引きつけている重力は、私たちの骨や筋肉や身体の感覚をいつも刺激して、良い状態に保つ働きをしているらしい。だから重力の影響を受けない宇宙空間では、宇宙飛行士は一時的に老化してしまうのだ。家に閉じ篭もってごろごろして過ごす、ちょっとした移動も歩かずに車を使う…まるで重力の恩恵を避けているような生活は、歳をとって辛い症状に悩まされる原因!重力と身体の驚くべき関係を明らかにした、元NASAライフサインス部門責任者による、重力の力を借りて健やかな老いを迎えるための知恵。
おまえの屈辱に喘ぐ姿が見たい-平民出身でありながら誇り高く美しい千坂暁彦は、かつて多くの学生たちの憧れ、高嶺の花のような存在であった。葉室侯爵家の子息・貴誼もまた、彼を意識していた下級生のひとりだった。しかし、千坂家の没落で暁彦が葉室家で書生として暮らすことになり、ふたりの関係は大きく変わった。美しいからこそ穢したい。暁彦を乱れさせたい。そんな昏い欲望にとりつかれた貴誼は、暁彦を強引に組み敷くのだが…。
囲碁部に入っている中学生・美希也は、学校を訪れた高校生プロ棋士の紫堂薫と再会した。美希也は舞妓「千代菊」として紫堂とは恋愛関係にある。でも紫堂は、千代菊が女の子だと信じているー。男として紫堂と親しくなり、複雑な心境ながらも嬉しく思う美希也。そんなとき、芸舞妓さんたちが通う囲碁講座の講師役をめぐって大問題発生!美希也と千代菊、ふたつの立場で板挟み状態に…。
官九郎とその母が大人計画のHP内でほぼ5年間に答えたお悩み総数は1064メール。そのうち136メールを収録!!母の小部屋では大人計画の悩みにもお答えしました。
ドイツ人の夫は単身赴任、異文化ドイツで日独ハーフ三人娘を育てるという孤軍奮闘の中、「母親向きでない」著者がついにたどり着いた究極のワザ、「放し飼い」育児の実践記。
教会が犯した大罪が、今、暴かれる。聖者も農夫も、粛々と炎に包まれていった…抹殺された人々の声なき声、魂の呻きがよみがえる-。異端審問の真相に挑む歴史大作。
「貪るものは家を亡ぼす」「倹約は創造の母」「和の経営、暖簾の尊重」-。江戸時代に記された石門心学の真髄『都鄙問答』を通して、日本の経営の「道と心」を解き明かした瞠目の書。企業の不祥事が相次ぐ今、求められる清廉の経営とは。
日本デビュー35周年記念という冠が付けられたアルバムは、彼女自身が作詞/作曲した楽曲を中心に、作詞に遠藤実、日野原重明、山田洋次、山本伸一を迎えて制作されている。タイトルにもあるような、平和な世界の実現を切実に祈る思いが聴き手に伝わる。
中世の美しい景観が残るアレツーサ王国に、華やかな美貌をもつ日本の警視・日高彰人は、諜報活動の一環として赴いていた。任務成功の鍵を握る高級娼婦・椿の館で、重要情報を入手した日高だったが、椿のパトロンの伯爵・ガブリエルに見つかってしまい、館に監禁されてしまう。伯爵の従順な奴隷になるよう、屈辱と恥辱に満ちた行為を強いられるが、なかなか屈しない日高に、さらなる陵辱は続けられて…。アレツーサ王国シリーズ第二弾。