雪の中からひょっこり顔を出したフキノトウ、パラボラアンテナのように春の日差しを集めるフクジュソウ、田んぼ一面に咲き誇るレンゲ、ひっそりと咲く可憐なカタクリ、でんでん太鼓にしたナズナ、草笛にして遊んだピーピー草、風に揺れるススキの銀の穂波、真っ赤に染まったカラスウリ、そして、遠い万葉や紫式部の時代から愛でられてきた秋や春の七草など、日本の原風景を彩る、どうしても残しておきたいふるさとの野草を描く。
誘拐未遂にあったせいで、世界のVIPが集まる南の島に避難することになった社長子息の悠一。しかしその島で待っていたのは、父の知人と名乗る金髪碧眼の王子・ユリアスだった。彼の別荘に世話になることになった悠一は、お子様な態度を見かねたユリアスから社交界のマナーを教わることに。英会話やダンス、そして恋人の口説き方。滴りそうな色気でユリアスに本気モードで迫られて、悠一は男なのにドキドキしてしまって!?美形王子×狙われた御曹司のラブバカンス。
母の涙の数だけある真実のストーリー。涙あり笑いあり驚愕あり、でも止められない中学受験。合格を勝ち取るための反面バイブル。
クスッと笑えて、じんわり泣けるオバカ家族のドタバタ物語。
高学歴でも高所得でもない「サラリーマン家庭」で実現。反響を呼んだ若菜家の母親、独自の家庭教育。
往年の名曲をスーパープライスで!
ヴァカンスをたっぷりとるのにGDP世界5位のフランスは、ワークライフバランスが最も良い国なのに「ワークライフバランス」の言葉がありません。そして大変な個人主義だけれど大きな政府を支持します。おまけに主婦が“消えて”しまったのに子どもが増えちゃいました。そのせいで出生率は2.02に増大。そんなフレンチ・パラドックスを知り尽くしたフランス人ジャーナリストが、恋愛・結婚・出産・子育てに悩めるニッポンの女性と男性へ“人生を楽にする家族術”を公開。
京の都で本朝三美人の一人と称され、歌人としての才にも恵まれた藤原道綱母。強引な求婚に応じ結婚をきめたが、多情な夫のために、満たされぬ結婚生活をおくる。あふれる知性と輝く美貌をうたわれた作者が、平安の世を生きる一人の女性の、人生の喜びと苦しみを綴る。
ハルさんちは、息子と二人きりの家族。でも、ケンカ相手だったヤツが18歳になり、ついに家を出る!「母親卒業」を目前にして、一抹の寂しさを覚えるハルさんだけど、更年期症状に直撃されても、友人との語らい、趣味仲間との交流を目一杯楽しむところはアッパレ。そんな母子が巻き起こす珍騒動をつづったパワフル・エッセイ。『びっくりするじゃないの』『息子に三下り半』を再編集。
カナ漢字変換という新しい発想法でワープロを生み出した東芝の技術陣。従来の常識をくつがえす「4輪操舵」に取り組み、欧州での工場づくりを試みた本田技研の挑戦。現場の「底力」はいかにして、全社の教訓になっていったか。世界に飛躍した企業の戦略にはどのような特長があったか。貴重な経験がいきいきと描かれる。
映画やTVドラマの中で、捜査の難航する事件を鮮やかに、次々と解決する犯罪者プロファイラー。複雑化して見える日本の犯罪。その捜査において犯罪心理学の、この新たな手法に期待が高まる。現実の犯罪者プロファイリングは、どんなものか?事件と格闘した第一人者ならではの生きた情報はあなたを救う“実学”にもなるだろう。
本当は男の子だということを隠して舞妓を続けている千代菊。高校生プロ棋士の紫堂薫とは両想いだが、お互いに会うことを禁じられている。「美希也」として紫堂に会った千代菊は、彼の様子がおかしいことに気がついた。紫堂は、千代菊に別れを告げる決意をしていたのだ。彼を追って飛び乗った電車の行く先は高野山。帰ることができなくなった千代菊は、紫堂とふたりで一夜を過ごすことに…。祇園ラブコメディまさかの展開!?-。
パリ警視庁特別医務室に勤務する精神科医のラセーグは、犯罪者や保護された者を診断する毎日。折しもパリでは万国博覧会が開催され、にぎわうが、見物客の女性が行方不明となる事件が相次ぐ。そんな中、ひどく怯える日本人少女を面接し、彼女の生い立ちに興味をもつ。一方でラセーグは、見知らぬ貴婦人にストーカー行為を受け、困っていた。執拗な誘いに負けて、彼女の屋敷を訪ねるがー。
はじまりは政略結婚だったとはいえ、お互いに愛を確かめ合ったフレンドル公女イリーナと、オルドブライの皇子アスライ。数ヵ月の旅を終え、首都イルツークに到着した二人を待っていたのは、アスライの留守中に男の子を出産したという彼の第一夫人リイファだった。複雑な思いのイリーナに対し、アスライは「自分の子ではない」と言うのだが…!?ヒストリカル・ラブロマンス、怒涛の第二弾。