孤絶の生を疾走し、急逝した天才詩人。その寺山を支え続けた母。母子二人で生きた戦後の生活が、後の作品の原質となった。幼年期から並はずれて非凡だった息子を愛してやまない母の追憶の記。貴重な中学・高校時代の手紙・作品も収録。
ハリウッドのティーンアイドル、ケイトリンは、誰もがうらやむセレブだ。でも、彼女の夢は、ふつうの高校生になること。ある日、親友の高校に、変装してもぐり込むことを計画!わくわくドキドキの友情物語。
『仮面ライダー』や『サイボーグ009』などを世に送り出した漫画家、石ノ森章太郎の生誕70周年を記念した企画アルバム。70年代に放送された石ノ森原作の特撮作品『アクマイザー3』『超神ビビューン』の音源を収録している。
空港に住みつくキンチャン、土と格闘する義足のマーチン、皮膚の下に何かをさがす女子留学生、ロワール川の橋のたもとに暮らす難民…移民文学のひとつのかたち。最新連作小説集。
大震災、空襲、国共分裂と、幾度となく消滅の危機にさらされながら、華僑の知恵と努力で蘇ってきた横浜中華街。世界で最も安全なチャイナタウンが成立するまでの、波瀾の歴史を紹介する。
自然な分娩に挑むお母さんと、それを支える頼もしい助産師さん、立ち会いで涙ボロボロのお父さん、おとうとの誕生をしっかり見守ったお兄ちゃん。「また産みたくなっちゃう」温かく楽しい幸せなお産の姿がここにある。
2008年に行なったツアーから、パリ、地元ハワイ、サンフランシスコ、パール・ジャムのエディ・ヴェダーと共演したボナルー・フェスまでハイライトとなるステージを抜粋したライヴ・アルバム。穏やかでヒューマンなタッチながらも情の深さが伝わる熱い演奏が堪能できる。
実力派演歌歌手、島津亜矢のシングルやカヴァー曲からバラエティに富んだ選曲で構成された2枚組の大全集。「縁舞台」「帰らんちゃよか」「元禄花の兄弟 赤垣源蔵」などを収録した“ベスト・オブ亜矢”だ。
火車ヒイロは実直、マジメな高校一年生。超ド級貧乏であることをのぞいては、いたって普通の男子だ(将来は公務員になりたい)。対する鳳凰堂みりあは富豪一家の娘で、自らも画商として稼ぐビバ!上流階級なお嬢さま。大胆でかわいいみりあは一気にクラスの人気者になるかに見えたけれど、彼女は自己紹介で言い放った一言は…「働いたら負けだと思ってる」。よく意味も理解せずニートになりたいと言い出したみりあは実社会に詳しいヒイロに目をつけ、ニート道への指南をあおぐのだった!働きたくないお嬢さまが暴れだす、ニート系ラブコメディ登場。
神に最も近づいた一人の女性が聖なる領域から光を降ろして私たちの心の暗闇を光で満たしながら一人ひとりの開花を見つめている。
ロールシャッハ法は、臨床場面において子どものアセスメントを行い、子どもの世界とかかわろうとする際に、大変役に立つ豊かな情報をわれわれに与えてくれるものである。本書では、反応リストの作成にあたり、総計436名のプロトコルを使用し、約5,000個の反応を集計・分類した。各図版の主な反応内容の特徴と概要を紹介した上で、幼稚園児から中学生までの各学年別の反応をわかりやすい一覧にし、Popular反応についても同様に学年ごとの一覧を付した。さらに参考として、包括システム、名大法、阪大法、片口法といった他のスコアリングシステムとの反応領域の対照表を掲載し、各図版について、子どもならではといった楽しい反応をイラスト付きで紹介している。ロールシャッハ法が心の法則性を理解する方法であると同時に、子どもたちの個性的で豊かなイメージの世界を伝え得るものであることを、本書はあらためて示している。日々子どもとかかわる臨床家にとって貴重な示唆に富む一冊となるであろう。
10万社とも、20万社ともいわれるネットショップ。流行り廃りが通常より3倍は速いこの業界で、4年以上、月商1000万円を売り上げ続ける店舗は0.1%にも満たない。つまり、1000分の1の確率です。これほど移り変わりの激しい世界で、トップ0.1%に残るショップオーナーたちは、なぜ成功することができたのでしょう?楽天市場をはじめとしたネットショップで成功したオーナー5人の軌跡。資金力でも商品力でもなく、スキルでもノウハウでもない。トップ0.1%の条件とはー。
母に伝えられ独学で学んだ“奇跡の療術”の奥義を初めて公開。
「太巻き祭りずし」全40作品作り方一挙公開。私にもできる手順の本。
アルバム『あいのわ』を引っ提げて行われた2009年のコンサート・ツアーから、最終公演となった自身初の日本武道館公演の模様を収録。心にぐっと来る弾き語りや興奮必至のバンド・パフォーマンスまでを網羅する。
演歌、歌謡曲の定番楽曲18曲をコンパイルしたアルバム。都はるみ「北の宿から」、ちあきなおみ「矢切の渡し」をはじめ、70年代のヒット曲や50年代〜90年代までの名曲ばかりが収録されている。
喧嘩ばかりの毎日を送る28歳の設計技師・村田真司。登山で、瀕死の重傷を負った友人を自分の肩の上で死なせてしまった過去を背負い、「いつ死んでもいい」という気持ちで日々を暮らす。そんな彼に、あるマンションの建設現場を任すという話が。次々に起こるトラブル、背後には建設会社同士の醜い争いが。窮地に陥る真司の策はー。“北方ハードボイルド”の真骨頂。