「お母さんに会いたい!」イタリア・ジェノバからアルゼンチンへ。果てしなく続くマルコの旅。名作アニメーションの絵本化。少年マルコの愛と勇気の物語。
まーちゃんまーちゃん、どうしたの?げんきがないけどどうしたの?も、もしかして…。3・4歳から。
「母をたずねて」は、イタリアの作家デ・アミーチスの「クオーレ」に収められている作品です。この作品に登場する人々の多くは、けっして豊かではありません。しかしその心は、なんと豊かで温かなのでしょうか。人々のマルコを思いやる気持ちは、胸に深くしみるようです。そしてなにより、どんな貧しさ、困難の中でも変わることのないマルコのお母さんへの思いに、どんな人でも胸を打たれるにちがいありません。
チベットモンキーはニホンザルに近縁な中国のサルだ。彼らは群れの仲間達と仲良くなろうと、子ザルを抱いていって一緒に持ち上げる。オス同士はペニスに触れつつ抱きあう。ケンカでは血縁のないメス同士も連合を組む。そして夜にはみんなで岩棚で泊まる。そんな暮らしの中で、彼らがどのような「社会的知能」を使っているのかを探る。
本歌集は、余りに身に寄り添った営為であっただけに却って歌集の公刊にためらいを感じていた保田が、生涯に一度だけ世に問うことになった一冊である。その後記に、「歌に対する私の思ひは、古の人の心をしたひ、なつかしみ、古心にたちかへりたいと願ふものである」と記されているが、歌のみならず、保田の文業全般に通じる言葉でもあろう。
検定や推定の適用にあたっては、機械的に計算して結論を出してしまうのではなく、その計算過程のもつ具体的な意味の把握と、結果の固有技術的解釈が重要である。そこで本書では、計算の手順だけでなく、その計算の物理的な意味合いの解説や理論の直観的な解釈法に重点を置いて書かれている。
1945年8月15日、日本敗戦。国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていたー。香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった…。「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。
敗戦とともに、お国のための「任務」は「犯罪行為」とされた。国家による戦犯追及。妻子とともに過ごす心安らかな日々も長くは続かなかった。守田はふたたび逃亡生活を余儀なくされる。いったい自分は何のために戦ってきたのか。自分は国に裏切られたのか。一方、男の脳裏からは、香港憲兵隊時代に英国民間人を拷問、死に至らしめた忌まわしい記憶が片時も離れることはなかったが…。
人はなぜ、「家族」を持とうとするのか!?夫婦、親子それぞれが、依存し合いながらも「孤独」でいる現実をどう考えるべきなのか。「健全な家族」という神話はもはや存在しない。アルコール依存症、摂食障害、共依存症、引きこもり、アダルト・チルドレン、子どもを愛せない親たち…。人は「家族」に何を求めているのか!?「家族の心理」と「家族の真実」に迫る現代人必読の書。この一冊で、家族内人間関係が変わる。
3歳からでも遅すぎる!ベストセラー『幼稚園では遅すぎる』の続編、待望の刊行!希代の経営者が25年にわたる幼児教育研究の末にたどり着いた、新時代の子育て法。
歴史に隠された先住民たちのスピリットを現代まで追う衝撃の日本史。
「おまえの若いころそっくりだ」十九年前に関係した教祖・大現師の阿愉楽寺、奥の坊。誘拐された十八歳の娘・沙紀は、美しく貞淑な妻であり母である舞子の眼前、目隠し、手には縛めの全裸で男の辱めを受けていた。「今度はお前が舐めろ」舞子は過去の因果を呪いつつも男に従う。が、教祖が母娘に用意した嗜虐の秘儀はそれだけではなかった。