ある日の朝、母親の言動が17歳に戻っていた。外見は39歳の専業主婦のまま、16歳の息子に向かって「ねぇ、君さ、ウチのピッチ知らない?」と言い放つ。自らの姿に困惑する母・芽衣子を救うため、ひとり息子の潤平が両親の青春時代を追い、たどりついた真実とは。ハートフルな涙が自然と流れる「家族愛」エンタテインメント!
勝気で働きものだった実母。穏やかでいつも周りを和ませた義母。介護は辛いことも、涙することもあったけれど、幸せとは何かを二人の母から教えてもらいました。“ふたりの母”への溢れる思い。
繰り返される離婚、離れ離れになった家族、4人の父親…。50歳になった息子が母の想いと人生を問う100通の書簡劇。
「自分」を殺してきた全ての娘たちへ。なぜ、私は満たされないのか…原因は「母」との関係に!
各執筆者が日常診療に役立つ標準的な治療法について記述。併せて、腫瘍・母斑・血管奇形病変を理解するための基本的な事項として、分類・病態・病理組織像・診断(鑑別診断を含む)についても詳細な記述をしている(「序」)
一番わかってほしい間柄なのに、なぜ通じ合えないのか。心理臨床で出会うことの多い母・娘間の葛藤の問題を、「親の期待」と「世代間伝達」という新たな視点からとらえ、解決の糸口を探る。
60年以上にわたり考古学に携わってきた著者が、西日本災害を契機に執筆。吉備真備の出身地・下道の女性について、骨蔵器や出土物、正倉院の文書や中国の墓誌などを手がかりにその実像に迫る!
日本を引っ張る20人のリーダーが教わったこと。
「おれの子じゃない。知らない」ハルエの妊娠報告に夫のタケシは言い放ったー。優しい両親、きょうだいに囲まれて、楽しい幼少期を過ごしたハルエだったが、金にうるさく自分勝手、超細かい性格の夫との結婚生活は、びっくりすることだらけだった。子供たちが成長し、念願の離婚をしたところでハルエの中で何かがはじけた。娘、妻、母、そして老人となっていく女の一生をおおらかに描く。
わずか三行の詩の中に母がいます。あなたの母を探して下さい。
テレビやネットで話題の“佐藤ママ”のデビュー作を文庫化!「“ちょっと待ってね”はNGワード」「宿題は何があっても必ず100%埋める」「基本に戻ることを恐れない」など、生活・勉強両面でお母さんができること、やるべきことを完全公開。受験真っ最中のお母さん、これから受験を迎えるお母さん必読のバイブル!大学受験で使えるおすすめ参考書リストつき。
働くことの意味、生活にかかるお金、AI時代の働き方、勉強することの意味、やりたいことの見つけ方、後悔しない生き方…
長寿の充実は、食の満足あってこそ。“料理のご意見番”が自らの老いに寄り添って実践した知恵と工夫のシニア食事術。健康、簡単、食べやすい、高齢者だって美味しいものを最期まで味わい尽くしたい!
十七世紀、三十年戦争下のドイツ。軍隊に従って幌車を引きながら、戦場で抜け目なく生計を立てる女商人アンナ。度胸と愛嬌で戦争を生きぬく母の賢さ、強さ、そして愚かさを生き生きと描いた、劇作家ブレヒトの代表作を待望の新訳で贈る。母アンナはこんなにも魅力的だった。
親も教師も心耳を澄まして聞き入ったー日本のペスタロッチーと言われた東井義雄先生不朽の名講話。
高学年の息子を持つ凪子の頭は中学受験のことばかり。そんな中で耳にした、息子の志望校には「校長、理事長など要職が枠を持っていて、裏からでも受かる」という話。早速事情通のまりえに近づき、ブローカーを教えられるが、校長への仲介の見返りとして、金だけでなく体も要求され…。一方で、実はまりえも校長を紹介されていたー。書下しお受験官能小説。