前金に手をつけながら、もう何年も書きあぐねている作家フランソワ59歳。最愛のママンの家に足を向けられないまま、ひたすら過去の甘い追憶・文学談義・お色気話に現を抜かしているが、いつしか妄想が妄想を生み、彼の苦悶は幾重にも変奏されていくー脱線の名手による、ゴンクール賞受賞作。抱腹絶倒のマトリョーシカ小説。
初刊のデザインの香りをつたえる新しい愛蔵版詩集シリーズ。自責の念と愛情が強烈に交錯する長篇詩。
母・娘・姑である脳科学者が教える“母親との上手な付き合い方”!ケチで未熟で「うっせぇ」母に、いつまで我慢するつもり?母を捨てなきゃ、本当の人生は生きられない。意見は聞かずに、愛だけ返す。その「すご技」が、母子関係に奇跡を起こす!母の脳はステレオタイプ!こじれてしまうと母親ほど厄介な存在はないけれど、「ここさえ押さえておけばいい」コツを掴めば簡単!
東京・新宿で占い続けて50年。300万人の人生を見続けてきた著者が熱い思いを込めて語る九星からのメッセージ。
持ちはこびがしやすいコンパクトサイズのお話絵本。心を豊かに育てることをテーマに100話のお話を厳選。日本や世界の昔話から童話、児童文学まで幅広いジャンルを網羅。バラエティー豊かな挿絵でお話をより楽しめる。
母は苛酷な運命を、顔を上げて前向きにしっかりと生き抜いた。その母の人生は、一輪の花のように見えてくる。だれに見せるために咲いているんじゃない。ひたむきに生きてきた歳月が、気がついてみたら野に咲く一輪の花になっていた。映画「学校」の原案者が、混乱と貧困の時代を生き抜いてきた世の母親たち、そして今を生きるすべての母親たちに贈る。
“母”になるのは、やめた!妻は作家で、夫は町の書店員。妊活、健診、保育園落選…。赤ん坊が1歳になるまでの親と子の驚きの毎日。全く新しい出産・子育てエッセイ。
グッドマザーは必ずいます!-あなたの目に、わたしは映らなかった…自分で心の傷を癒せる、ベテラン心理療法士によるアメリカのベストセラー!
他の子とはちょっと違う“はざまの子”たち。彼らを育ててきたお母さんたちは、どんなことに悩み、どう乗り越えてきたのだろうか?生まれたときのこと、学校のこと、そして就職のことなど、子育ての全部を、根ほり葉ほり聞いてみた。『発達障害 境界に立つ若者たち』の続編。
日本人の侵略と差別を深く悲しみ、日本の美術・文芸に母なる朝鮮を見出す、約半世紀の随筆を集める。
「新自由主義的母性」を喧伝する女性活躍政策は何をもたらすのか。非正規/大企業総合職/専門職など、多様な「働く母親」へのインタビューから浮かび上がる差異とは。ジェンダー、労働、教育、家事、格差…日本社会の問題が交錯し凝縮する「母親」という結節点。