祖母・豊、母・ふくみ、母娘三代にわたって受け継いできた、色彩世界への感性。本書のために著者が作成した作品『色の扉』付き。
甘えん坊の稲盛少年が見た、母・キミの「利他」と「闘魂」。母との絆を通して、今こそ必要な「心を育てる教育」の意味を問う、著者渾身のメッセージ!
学習室教育者の自伝エッセー&情熱奮闘記。教育現場にいる人、そして保護者に届けたい!
癒されない悲嘆にもがきながら、同じ苦しみを味わう女性を一人でも出さないことを願って、声を挙げた世界各国の代理母たち。その「語り」は、巨大化する生殖産業下での商業代理出産のみならず、善意で行われたはずの無償代理出産の闇をも明らかにしていく…。
言葉の可能性を追求し、ことばの実験に大胆に挑み、なにものにもとらわれない独創的な表現で20世紀を代表する作家として不滅の地位を築いた文学の母の生涯。
「介護」の中で支え合う人が増えていけば、「できないことがあって、苦しい日々」だって、「ちょっと笑える、楽しい日々」に変えることができます。『希望のスイッチは、くすっ』の続編
「母さん、あのときはね…」物言わぬ自閉児だった息子には幸せな子ども時代の記憶があった。感動の記録。
昭和20年8月6日、12歳の少女・高木敏子は、米軍機の機銃掃射で命を奪われた父の遺体を、ひとり小田原の火葬場で焼いた。-その同じ日、8月6日、北陸の街・富山で二人の少年が、それぞれ母の遺体を、空襲の焼け跡の廃墟に立って焼いていたー『ガラスのうさぎ』によってめぐりあった二人が、むごく悲しいあの日の体験を、長い長い沈黙のあと、いま初めて語るー。
革命勃発時のパリに生き、スタール男爵の妻となったジェルメーヌー彼女は並々ならぬ情熱で革命に参画し、卓越した政治論を残した。独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけたスタール夫人の知的営みとその生涯を、著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」。「近代ヨーロッパ」を問い直す、比類なき挑戦の書。
沖縄の歴史と共に波乱万丈の人生を駆け抜けたシズさんとその家族の物語。
ボクはあなたやあなたのお子さんが疲れた体を休める大きな木になろうと思います。やがて元気になったあなたのお子さんが、人々を守る大きな木になってくれる日まで。「学校に行けない子は、人間としてむしろ上質です」と、元気を回復させることに取り組んできた著者の、親子で元気になるヒントが詰まったエッセイ12編。
母の葛藤、娘の悩み、女性の生きづらさへの、あたたかく、たしかなアドバイス。読売新聞「人生案内」36相談事例の根底に横たわる「心の闇」を読み解く。
ネズミを丸呑み、人まで殺し、戦争さえも引き起こす。-自然界にはとてつもない害悪が潜んでいる。
2015年大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン・文をはじめ、吉田松陰の親族として幕末・明治の動乱期を生き抜いた4人の女たちの物語。吉田松陰の母・瀧、妹の千代・寿・文が、逆風に晒されながらも、明るくしたたかに生きていく様を、ゆかりの地の写真を交え、ユーモラスな文体で生き生きと描写しています。小説仕立てで、母と妹たちの家族の視点から見た吉田松陰らを浮き上がらせています。吉田松陰といえば、松下村塾を主宰し、多くの尊攘志士を育てた、幕末の思想家・教育者として余りにも有名である。幼い頃から神童と呼ばれ、11歳にして藩主に兵学の講義をし、長じては大胆にも米艦での密航を企て、安政の大獄では自ら罪状を吐露して、29歳の若さで刑場の露と消えた潔い人生…。そんなドラマチックな生き様ゆえ、彼の家族たちは良きにつけ悪しきにつけ、その大きな影響を受けずにはいられなかった。もちろん、女たちも例外ではない。松陰が生まれた杉家には、母・瀧、妹の千代、寿、文の4人の女性がいた。当時は未だ封建社会。一般女性の肉声が歴史に残ることはほとんどない。松陰と同じ屋根の下に暮らしながら、彼女たちは何を思い、どんな行動をとったのか。彼女たちの生きた軌跡が辿れるなら、これまでとは違った角度から松陰とその時代が照射されるに違いない。本書は、杉家に籍を置いた女たちの、数奇な運命の物語である。
子供が巣立つその時、その後、母はいったい何をすべきかー。「過干渉なんて気にせずLINEの嵐」「ツイッターで日常を逐一監視」「ダンボールいっぱいの食料送付」「ダンナとの関係を見つめ直す」自分の気持ちを素直にぶつけるのが一番大事…なハズ!?迷いも吹き飛ぶ痛快親ばかコミックエッセイ!!
看護の重要性を世に訴えた、近代看護の母ナイチンゲールの少女時代をクローズアップした新しい人物伝。
わが子だけは大丈夫ーそう信じていた母を襲ったまさかの事態ー不登校。泣いてわめいて荒れたのは母だった…。揺れ動く心を涙と笑いで綴った母と息子の詞画集。
今なお世界を魅了し続ける女優オードリー・ヘップバーンが愛したものに思いを巡らせ、息子ルカ・ドッティが語る母の生涯。彼女の最愛の子どもたち、友人、動物たちと過ごした日々を、50種類のお気に入りレシピと250枚以上の家族写真、思い出の品、プライベートなエピソードの数々で描き出す。真のオードリーの家庭の姿がこの一冊に。