ヤマト文化と南島文化が混ざり合う鹿児島は、民俗行事の宝庫。本書は子供と女性に焦点を当てた南日本新聞の連載企画「かごしま母と子の四季」(1985年)に、各民俗行事の現状を加筆し復刻した。トシドン、田の神戻し、トビウオ招きなど、60の民俗行事を収録。
泣いていい、怒っていい、叫んでいいー虐待・いじめ・暴力の「根」には封じられた感情がある。
育児中でも仕事が忙しくてもすぐ実践できる!小さな工夫で、家事はラクに、暮らしは楽しくなる!今すぐマネしたい!→暮らし上手の家事アイデア320。
「聞こえないから、分かること」がある。当事者が自身の半生を追って綴る、ろう者の心理と盲ろう者が本当に必要としている手助けとは。
両親がアルツハイマー型認知症と診断され、介護と仕事の両立を余儀なくされたジャーナリストが下した結論はー“認知症?だからどうした!笑い飛ばしてしまえ!”です。本書は、著者親子による、人生の終盤を、人として楽しく、豊かに、生きがいを持って暮らすための「社会実験」なのです。
“民藝”を生みだした白樺派・柳宗悦。彼と民藝運動を支えたのは、一人の女性の歌声だった。
老いが身体の自由を奪うのに従って、命の炎を掻きたてるようにして、持てる人間性のすべてを自分の顔に託す。ポーズを取る余裕もなく曝け出された被写体の真実を、カメラは淡々と追っていく。認知症の母親と庭の一隅をセットにして、日々撮り重ねた3年2ヶ月の記録。
神に最も近づいた一人の女性が聖なる領域から光を降ろして私たちの心の暗闇を光で満たしながら一人ひとりの開花を見つめている。
股旅物の生みの親、長谷川伸の名作戯曲から「沓掛次次郎」「瞼の母」「暗闇の丑松」を挽歌の視点から精緻に読み解き大衆演劇の根源を拓く。
ダウン症として生を受けた娘に絶望し、何度も親子で心中を考えた母、突然の夫の死、社会からの拒絶…見えない壁を乗り越えながら、娘は幼い子どもや知的障害者に、書を教えるまでに成長した。たった一つの「希望」を探し続けた親子の軌跡。
本書は、妊娠中の各段階に合わせた最良の運動方法から、安定した妊娠とスムーズな出産の実現に必要となること、さらには赤ちゃんとの最初の数週間の過ごし方に至るまでのことが、分りやすく書かれたガイドブックです。