真っ白なおしりから、光る卵がこぼれおちた。帽子の中へすとんー「うわっ」。新米飼育員がとっさに帽子で受けとめた卵から生まれた50は、戦後の佐渡島で人の手によって育てられる五十番目のトキ。50とその家族、佐渡トキ保護センターの人々との、にぎやかでせつない日々。知られてこなかったトキの多彩な姿を描く。
あなたならどうする?ある日、突然逮捕されたら…人質司法と呼ばれる日本の独特のシステム。「オリンパス紛飾決算事件」の深層部を知っていますか!東京地検特捜部により逮捕された、元野村證券社員とその母親の往復書簡集。横尾宣政氏は966日にも及ぶ拘束の日々を送り、無実を訴えた。本書は拘置所から交わされた、母親との心のやりとりである。その行間からあふれる真実を読み取って欲しい。ビジネスマンであれば誰しもが、同じ立場に置かれる可能性があることに驚くだろう!
作品解説
昭和42年公開
侠骨一代
昭和2年、少年兵の伊吹龍馬(高倉健)は、理不尽な上官に度々反抗していた。そんなある日、生き別れの母(藤純子)が他界。除隊した龍馬は荷揚げ人足の職に就く。傍若無人な宍戸組の現場で龍馬は人足仲間を助け、帰りに寄った小料理屋で母に生き写しの酌婦のお藤(藤純子)に出会う。坂本(志村喬)組に雇われた龍馬は、給金でお藤の店に通う。坂本は新設した芝浦出張所を龍馬に託すが、そこは岩佐組の息のかかる地区。そんな折、東京市の鉄管運搬の仕事を坂本組が受注し、岩佐組の妨害を受ける。トラックと人手が揃った坂本組の現場の襲撃を、宍戸(名和宏)・岩佐(天津敏)の両組が企てていたーー。人足がやくざ相手に闘い抜く、名匠マキノ雅弘が描いた任侠映画の異色作!
スタッフ
企画:俊藤浩滋/吉田達
原作:富沢有為男
監督:マキノ雅弘
脚本:村尾昭/松本功/山本英明
撮影:星島一郎
音楽:八木正生
キャスト
高倉健、藤純子、大木実、天津敏、名和宏、山本麟一、遠藤辰雄、室田日出男、志村喬 他
銀幕の裏側
マキノ監督ベストワンの純子映画/昨日の敵は今日の友? 他
作品舞台を訪ねて
芝浦(東京)
俳優名鑑
志村喬
東映任侠映画とその時代
時代劇から任侠映画へ名和宏の新たな役者人生
妖怪図鑑
猩猩/鳥刺し妖女・アギ/加藤保憲 他
兵器図録
ヨモツモノ工場 他
作品解説
平成17年公開
妖怪大戦争(2005年版)
両親の離婚で、東京から母の故郷・鳥取へと引っ越したタダシ少年だったが、田舎暮らしに馴染めずにいた。そんなある日、タダシは神社のお祭りで、この世の危機に人々を救うとこの地方で伝わる「麒麟送子」に選ばれ、これを機に、日本妖怪と魔人・加藤保憲ひきいる悪霊軍団との戦いに巻き込まれていく……。鬼才・三池崇史監督がメガホンをとった、『妖怪大戦争』の新装版!
キャスト
神木隆之介、菅原文太、豊川悦司 他
俳優名鑑
神木隆之介/菅原文太/豊川悦司 他
撮影秘話
新生『妖怪大戦争』はこうして撮影された!
資料館
現存する大映特撮映画の宣伝材料(各種ポスターや特殊宣材)を紹介、懐かしい公開当時の雰囲気を再現します。
五郎、純、蛍ーー22年にわたり家族の絆を描いた物語。連続ドラマ24話とスペシャル8作を完全収録した初のシリーズ。
特典映像
竹下景子
ロングインタビュー
「セリフに人生の重みを感じました」
誌面上で復活!
北の国から資料館
倉本聰 書き下ろし連載
□板五郎 独占インタビュー!
純の誕生日プレゼントにニワトリもらってきたのよ
■連続ドラマ第11回 放送日1981/12/18
純は富良野の寒さや父にこき使われる生活に嫌気がさしていた。ある日純は、
母に手紙を書き、それを投函させるため、螢を街に行かせたのだが…。
■連続ドラマ第12回 放送日1981/12/25
純と螢は東京から来た女性弁護士から、母が何通も手紙を出していたことを
聞いてショックを受ける。翌日、純は弁護士に会いに行くが…。
CAST
田中邦衛
・
吉岡秀隆
中嶋朋子
・
岩城滉一
・
原田美枝子
・
熊谷(松田)美由紀
中沢佳仁
清水まゆみ
蟹江敬三
小松政夫
・
大滝秀治
・
地井武男
・
大友柳太郎
・
竹下景子
他
STAFF
脚本:倉本聰
音楽:さだまさし
プロデュース:中村敏夫
富永卓二
撮影:竹越由幸
美術:藤森信之
照明:本間利明
音声:西田貞雄
演出:富永卓二/杉田成道
五郎、純、蛍ーー22年にわたり家族の絆を描いた物語。連続ドラマ24話とスペシャル8作を完全収録した初のシリーズ。
スペシャルインタビュー
原田美枝子
「大人を信用していなかった 当時の自分と涼子先生が重なります」
倉本聰 書き下ろし連載
□板五郎 独占インタビュー!
あんた可愛いかどうかで殺して良いか決めとるんかい?
■連続ドラマ第15回 放送日1982/1/22
このまま東京に残るか悩んでいた純。逃げ出したいほどに苦痛の富良野生活
だったが、以前ほどは、東京の暮らしが素敵だとは思えないことに気づく。
■連続ドラマ第16回 放送日1982/1/29
離婚手続きのため令子が富良野へやって来る。次の日、純と螢は令子と弁護
士の4人でラベンダー畑を訪れるが、螢は母と口をきこうとしなかった。
CAST
田中邦衛
・
吉岡秀隆
中嶋朋子
・
岩城滉一
・
原田美枝子
・
中沢佳仁
今井和子
清水まゆみ
・
大滝秀治
・
地井武男
・
大友柳太郎
・
林美智子
・
竹下景子
他
STAFF
脚本:倉本聰
音楽:さだまさし
プロデュース:中村敏夫
富永卓二
撮影:竹越由幸
美術:藤森信之
照明:本間利明
音声:西田貞雄
演出:富永卓二/山田良明
五郎、純、蛍ーー22年にわたり家族の絆を描いた物語。連続ドラマ24話とスペシャル8作を完全収録した初のシリーズ。
■連続ドラマ第19回 放送日1982/2/19
純と雪子は五郎を驚かそうと、内緒で町に風力発電のバッテリーを取りに行
く。その帰り道、猛吹雪に巻き込まれ遭難してしまう。
■連続ドラマ第20回 放送日1982/2/26
純と雪子は、令子の入院の知らせを聞き、急遽上京。激痛の発作で苦しむ姿
を見て、純は病気の母を残し富良野に帰ってよいものかと迷っていた。
CAST
田中邦衛
・
吉岡秀隆
中嶋朋子
・
岩城滉一
・
原田美枝子
・
清水まゆみ
児島美ゆき
・
地井武男
・
ガッツ石松
・
いしだあゆみ
・
竹下景子
他
STAFF
原作・脚本:倉本聰
音楽:さだまさし
プロデュース:中村敏夫
富永卓二
撮影:竹越由幸
美術:藤森信之
照明:本間利明
音声:西田貞雄
演出:杉田成道
東映任きょう映画の魅力をDVDとマガジンで
隔週刊『東映任きょう映画傑作DVDコレクション』は、昭和30年代後期から約10年にわたって日本人を熱狂させた東映任きょう映画の傑作群を、DVDで楽しみながら、その魅力をマガジンでより深く味わえるDVD付きマガジンシリーズです。
目次
○作品解説
兄弟仁義 逆縁の盃
昭和初期の東京。一匹狼の渡世人・小島松男(北島三郎)は、母を捜し三重県四日市に向かう。そこでは工場排水で魚介類が死滅し、漁師が困窮していた。やくざの巽(大木実)組から分家した岩井(金子信雄)組は、漁師の居住区に遊郭を作ろうと工場に加勢。巽は漁師に力を貸す。兄弟分の岩井の命で寅次郎(若山富三郎)は巽を討ち、郷里に帰る。排水問題を東京の本社に訴えた巽組代貸の中井(菅原文太)は、調査団が組織されると次に巽の仇討ちを期す。郷里から戻り松男の母が岩井の妻・お時とき(三益愛子)と知った寅次郎はそれを松男に告げ、岩井の手下に命を狙われて反旗を翻す。母子の再会はなるか?おとこたちの意気地の行く末やいかにーー!?
オランダから寄せられた女流画家の真摯で美しいメッセージ。ファンタジー溢れフィクション性にとむ「異星人の肖像」や「ファンタスティック・シティー」。人間への尽きない興味が優しくユーモラスに、あるいはちょっぴり辛口に語られる、イラストたっぷりのお洒落で味わい深いエッセイ集。
宇宙探査機ボイジャーは、なぜバッハのプレリュードを搭載して旅立ったのかー。科学する心、数学の意味、そして音楽の本質を、宇宙物理学者がやさしく語る。
イラストレーターの娘のもとに、病気の母がやってきた。老いていく母をひとりで看取った18年ー。母からもらったかけがえのない時間は、いまもひとり残された哀しみを癒す力となっている。幼少期に見た母の手仕事。仕事を持ち、独立して生きていくという教え。枕元でかわした愉快な会話。伴走の日々のなかで与えられた勇気と喜び…。老親との暮らし、介護、ひとりで生きる老後のありかたをつづる切実な母と娘の記録。
お母さんのガミガミも英語で言えばどんどん身につく!子育て真っ最中のお母さんが考えた英語学習法。
アン・モロー・リンドバーグは、本書の著者の母であると同時に、彼女の著作を深く愛し、自立と内省の豊かな「個独」を学んだ世界中の読者たちの、偉大なる「母」ともいえるだろう。その「母」の最期の日々を描いたこの作品は、人生の午後を生きる人、そして愛するひとの最期の時空に寄り添うすべての人々への、もうひとつの贈りものになる。
香港上海銀行の日本進出から140年。世界の一大金融コングロマリットとなったHSBCの輝かしい軌跡。