えっ娘が中学受験?家庭での勉強法、おすすめの親力本、子どもの励まし方…御三家合格までの「たいへんだけど楽しい日々」をセキララに描く、描き下ろしエッセイ漫画。
理解力はあるのに、読み書きが困難!?まさか、うちの子が…。ひきこもり、自傷行為、強迫神経症…。学習障害の読字障害を抱えて生きる青年とその母が語る、生きにくさの理由を知るまでと、それと向き合った共闘の全記録。
細密画家の第一人者であり、「プチ・ファーブル」として世界に知られる画家・熊田千佳慕は、98歳で亡くなるまで一心に虫を描き続けた。小さないのちを描きとめる秘訣は、「見て、見つめて、見きわめる」こと。その真摯な姿勢を支えた、制作のための勉強帖をここに再現する。驚異的な細密技術の陰には、知られざる地道な努力があったのだ。本書では、軽妙にまとめた虫の生態と、ユーモア溢れるイラスト、実際に絵本に掲載された作品群により、絵本ファーブル昆虫記の製作過程が楽しめる。
ヴァカンスをたっぷりとるのにGDP世界5位のフランスは、ワークライフバランスが最も良い国なのに「ワークライフバランス」の言葉がありません。そして大変な個人主義だけれど大きな政府を支持します。おまけに主婦が“消えて”しまったのに子どもが増えちゃいました。そのせいで出生率は2.02に増大。そんなフレンチ・パラドックスを知り尽くしたフランス人ジャーナリストが、恋愛・結婚・出産・子育てに悩めるニッポンの女性と男性へ“人生を楽にする家族術”を公開。
星のきらめきのように語りかけてくる人生の知恵。率直で真摯な一人のビジネスマンの回想。
倉嶋厚が初めて語る気象人生60年。
1996年、湾岸戦争のさなかにイラクのミサイルがイスラエルの砂漠に落ち、洞窟が現れた。神父ダンとシスター・キャリーは、偶然手に入れた古文書をもとに聖母マリアが眠るという洞窟を探し当て、老女の遺体をNYの教会に移送する。その頃、末期癌に侵されたヴァチカンの司教リッチオは、奇蹟現象を探し求め世界各地を巡り歩いていた。エイズ患者の息子を持つ次期大統領候補クレンショーもまた、あらゆる奇蹟を血眼で探していたーF・P・ウィルスンが女性名義メアリ・E・マーフィーで発表した、壮大な世紀末ホラー。
手紙に遺された母の想いー。故・岡部フミが友人や家族へ送った手紙と、それに対する返信の数々。心温まる手紙のやりとりを紹介。
戦時下で、父と母が生きたしるしを記録した「想いあい」遺稿集。
第49回「日本随筆家協会賞」を、絶賛のうちに『風呂焚き』で受賞した著者が放つ、感動の随筆集。
カナ漢字変換という新しい発想法でワープロを生み出した東芝の技術陣。従来の常識をくつがえす「4輪操舵」に取り組み、欧州での工場づくりを試みた本田技研の挑戦。現場の「底力」はいかにして、全社の教訓になっていったか。世界に飛躍した企業の戦略にはどのような特長があったか。貴重な経験がいきいきと描かれる。