日本の水田二毛作はどのように始まったのか。それは単純に生産力の飛躍的発展だったのか。鎌倉後期から南北朝期の気候変動と農業生産の在り方を総合的に論究し、二毛作の展開過程を通して、従来の歴史像を書きかえる。
進展する金融自由化に隠して生じた法的諸問題に考察を加えたものである。金融自由化前の金融業界は旧大蔵省による護送船団行政により規制され、業務の質に関して「横並び」で競争はなかった。バブル経済の崩壊とともに大幅に下落し元本どころか、ワラント債の一部は紙くずになってしまうような商品が続出した。販売時の勧誘方法や説明に問題はなかったかが問題となった。
今、教育の「現実」に応えうる教育哲学とは何か。メタ理論にとどまらない生きた教育哲学の可能性にせまる最新の論文集。
2030年までの長期的エネルギー予測。新たにメキシコ、韓国、インドネシア、欧州連合(EU)、その他OECDヨーロッパ地域を新しくモデル構築。
2030年までの長期エネルギー予測。新たに世界各国で現在検討されている新政策を考慮した「代替政策シナリオ」を初めて提示。
「会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令」「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」等、最新の法令、会計基準、適用指針等を収録し、企業組織再編のすべてを全方位から詳説。
一貫して株式会社における監査の必要性とわが国の特異な監査役制度の歴史的展開を説いた、倉澤監査機構論の集大成。
近年、出土が著しい地方木簡を文献史料に照らして分析し、郡家の人的構成・施設のあり方などの具体像を明らかにするとともに、古代律令制国家による地方支配の実像に迫る。