デビュー10周年を迎えた水森かおりのアルバムは御当地ソングを集めた“歌謡紀行”シリーズの第4弾。基本はトラディショナルな演歌である人だと思うが、(2)や(7)のようなカヴァーもいい味出している。(11)はデビューのきっかけとなった山川豊とのデュエット。
最高のコンサートと評判の高かったコンサート・ツアー2005「今日というこの日を生きていこう」のDVD化。2005年6月14日のZepp Tokyoでのアンコール・ライヴの模様を収録している。
年末の風物詩とも言えるシュトラウスの「こうもり」のウィーン国立歌劇場でのライヴ収録。ヴァイクル、ポップ、クンツらに、若きグルベローヴァも加わった、豪華キャストが魅力。演出のシェンクが映像編集も担当。
世紀の歌姫と呼ばれたサザーランドが、オルロフスキー公のゲスト役で客演した最後の舞台。パヴァロッティやマリリン・ホーンも駆けつけて招待客役で出演、もちろん主役級も充実。90年大晦日の歴史的公演の記録だ。廉価での再発売。
来るべき時代を啓示し、アメリカ、イギリスのミュージック・シーンを震撼させたサウンド美学。プリンス初期の名曲「ドゥ・ミー・ベイビー」収録の4thアルバム。81年作品。
アルフィーのメンバーとして活動する傍ら、ソロでも活躍が目立つ坂崎幸之助のラジオ番組企画CD第2弾。彼の音楽のルーツとも言えるフォーク・ソングを自らセレクトしたマニアックな1枚だ。
2002年発表の「東尋坊」がロングヒットを記録、進境著しい水森かおりが歌で綴る、日本紀行第2弾。オリジナルの他に川中美幸の「貴船の宿」、夏川りみの「涙そうそう」も収録。
『歌謡紀行〜東尋坊〜』『歌謡紀行〜鳥取砂丘〜』に続く日本全国旅行企画アルバム第3弾。シングル「鳥取砂丘」や「釧路湿原」をはじめ、“旅”や“地名”をテーマにしたカヴァー曲を収録。
NHK-BS2でオンエア中のアニメのサントラ。白石蔵王の山中に録音機材を持ち込み、延べ1ヵ月半かけてレコーディングしたというサウンドは、まさに自然とのコラボレーションだ。
性格ブスの孤独な女が愛情タップリな家庭に身を寄せることとなり、妻を亡くした中年警官との間に愛を感じていく。次第に心を開き、愛を知っていくヒロインに菅野美穂。共演の玉置浩二が主題歌「プレゼント」も提供した。
「東尋坊」が『オリコン』演歌チャート初登場2位という好スタートを切った、水森かおりのアルバム。オリジナルとカヴァーで、日本各地の名所を訪ねる歌の旅。情感豊かな歌声が魅力。
今年還暦を迎える橋幸夫が、同世代に向けておくるニュー・シングル。津軽じょんがら三味線と和太鼓をフィーチャーし、北国の哀愁を歌った入魂の作品となっている。
フジテレビ系ドラマ『Dr.コトー診療所』挿入歌となった(1)は、中島みゆき作詞・作曲による壮大なバラード。グリコ“ムースポッキー”CMソング(2)も含め、流れるストリングスと伸びやかでハリのあるヴォーカルが絡み合い、印象的な仕上がりになっている。
2004年の第1弾シングル。97年にリリースされたソロ・アルバム『JUNK LAND』に収録され、ファンの間では超名曲の呼び声も高い「しあわせのランプ」のセルフ・カヴァーだ。
最近は役者としての高い評価を受けている玉置サンだけれど、本業の音楽もノリにノっている。バラエティに富んだ構成の本作も、いい楽曲といい歌というポップ・ミュージックの基本から外れることなく、楽しみながら音楽を作っている様子が伝わってくる。
ソプラノ・サックスとシンセサイザーによるリラクゼーション・ミュージック。オホーツク海の波の音やカモメの鳴き声、エゾシカの森やせせらぎの音など知床半島で収録したSEを交え、大自然の美しさと命の鼓動をダイナミックに伝えてくれる。