50年の時を隔てた戦時下と現代の日本で、時代と集団の空気に逆らい、それぞれ立ち上がった二人の男たちは、どう生き延びるのか?家庭、軍隊、職場にあって、死、幸福、不安のあいだで大いに揺れる人間を描く長編大作。
誰かが私の「過去」を覗いている!いや違う、「過去」が私を覗いているのかー。新築アパートで毎夜起こる怪現象、抱いた女の湿っぽい匂いの秘密、ドアにマーキングされる謎の文字、運転中の携帯電話から聞こえた何かが衝突する音…。過去の因縁が現実に繋がり、震え上がるような恐怖を体験させる超・恐怖小説。
古来より日本人ほど「三大ー」が好きな民族は珍しい。たとえば、平安時代の書物には、三大建築は「雲太、和二、京三」つまり出雲大社、東大寺大仏殿、京都御所と記されている。実はこの順番は、憲法十七条の条文にも通底しているのだ。これらが示唆する日本人の根本原理とは!?別巻シリーズ第三弾では、「日本三景」「三名山」から「三名瀑」「三名城」「三大霊場」まで、調和を表わす霊数「三」にちなんだ全国各地の聖地を読み解く。新たな試みで八百万の神々が宿る聖地に誘う逆説ファンの必読書。
その朝、双子の老姉妹が手に手をとり崖から飛んだ。葬儀のため集まった家族は、武家屋敷の床下から四体の遺骨とある秘密を掘り起こす…怒涛のカタルシスを呼ぶ、淫靡で切ない長篇ミステリー。
概念の理解だけでなく、「実践」にまで導く絶対に挫折しない図解ビジネス書。売り込みをいっさい行わなくても、自然と顧客が集まるノウハウがわかる!「読者→ファン→顧客」へと変わる態度変容メカニズムを詳しく解説。
四十年ぶりにアメリカから帰国した一人の男。かつてボクシングの世界で共に頂点を目指した仲間と再会してー。俺たちにはまだ、やり残したことがある。朝日新聞連載の長編小説書籍化!
繰り返し出る過去問題必須180選+本試験式昨年度問題。
DXの基本から実践までプロセスごとに必要な知識が身につく。非エンジニアでもよくわかるビジネス視点による丁寧な解説。プロジェクトリーダーとして知っておくべき全知識が1冊でわかる。
せちがらい世の中、心を慰めるのはおいしい食べ物であるー。不惑を前にして無職となり、いよいよ出不精に磨きのかかった漫画家が「おとりよせ」を駆使してご当地名物を味わいつくす稀代の“ぐうたら系”グルメコラム。仙台銘菓「萩の月」にそっくりな菓子が五十も現れたかと思えば、齧りついた揚げ菓子で100万円のインプラントが粉砕…。波乱の実食を乗り越えて、愛する「博多通りもん」を超える逸品に出会えるのか?ゆかいな脳内旅行をあなたに。
米国の共和党支持者は温暖化危機説がフェイクであることをよく知っている。議会でもメディアでも観測データに基づいた合理的な議論がなされている。しかし日本はそうなっていない。のみならず強固な利権がそこかしこにできてしまった。省庁は各々の温暖化対策予算と権限を持っている。その補助金に群がる企業がある。研究者は政府予算を使って温暖化で災厄が起きるという「成果」を発表する。メディアはそれをホラー話に仕立てて儲ける。この帰結として日本の国力は危険なまでに損なわれつつある。IPCCや日本政府の審議会で委員を務める著者があらゆる欺瞞を暴く。この一冊でわかる温暖化のファクト。
米国南部の町で自動車修理工場を営むボーレガード。裏社会で語り継がれる伝説のドライバーだった彼は、足を洗い家族とまっとうに暮らしていた。だが工場の経営が傾きだしたことで運命の歯車は再び狂い始める。金策に奔走するボーレガードに昔の仲間が持ちかけてきたのは宝石店強盗の運転役。それは家族を守るための最後の仕事になるはずだった。ギャングの抗争に巻き込まれるまではー。2021年マカヴィティ賞、アンソニー賞、バリー賞、3冠!
トルコで“使者”としての役割をはたした〈私〉は一路ギリシャへ。宝石を敷きつめた様なアドリア海を船で渡ると、「ローマの休日」が待っていた。しかし、何かが違ってきているー。南仏、スペイン、ポルトガルと旅を続けてきた〈私〉は、ユーラシアの果ての岬サグレスで、〈旅の終り〉の汐どきを見つけた。そして、終着点のロンドンで…。
織田裕二、柴咲コウ 2大スター初共演!奇跡の改革エンタテインメント!
キャリア官僚とパート店員が衝突を繰り返しながらも協力して三流スーパーの改革に
乗り出す人間ドラマ。
【映像特典】
劇場予告編
【封入特典】
満天堂パンフ
俳優の坂口憲二がサーフ・ボードとともに日本全国の海岸線をめぐる旅を、約1年間にわたってHD撮影したロード・ムービー・ドキュメント・プロジェクト。日常を離れた解放感たっぷりの映像が味わえる。