本書では、白隠禅師と“新呼吸法「時空」”を俎上にのせ、気功について、ホリスティック医学について、そして虚空の大いなるいのちについて語る。
「私が韓国にゆきたいと思ったのは、十代のおわりごろからである」-宿願をはたすため、いまだ“日帝支配三十六年”の傷口の乾かぬなかをゆく。素朴な農村をたどって加羅・新羅・百済の故地を訪ね、「韓」と「倭」の原型に触れようとする旅は、海峡をはさんだ両国の民が、はるかいにしえから分かちがたく交わってきたことを確認する旅でもあった。
1973年、著者は新潟からソ連を経てモンゴルへ飛んだ。まだ旅行が不自由な時代で、入国査証を得て、「わがモンゴルよ」と、心の中で叫ぶ思いがあったという。少年の頃から中国周辺の少数民族にあこがれ、大学時代にモンゴル語を学んだ著者にとって、念願のかなった旅となる。満天の星空に圧倒され、須田剋太画伯とゴビ草原の夜をさまよい歩く場面が心に残る。
一般知識科目がこの1冊で完全攻略できる。この本からはじめて合格までサポート!必須の気象学知識を掲載。気象学を基本からていねいに解説、合格レベルまで理解が深まる。数学・物理を基礎から解説、初学者でも計算問題が解ける。過去問題を数多く収録、充実した解説でわかりやすい。気象関連法規を徹底攻略、効率的に学習できる。
食うー食われる、資源をめぐる競争…生物群集のさまざまな相互作用は、物質やエネルギーの循環を介して、生態系を大きく変えていく。群集生態学の新たな挑戦。
二〇〇八年四月からはじまった後期高齢者医療制度。スタートから大きな混乱をもたらしたが、何よりも批判の的となっているのがその内容だ。保険料負担は増える一方、弱者切り捨ての医療の制限が行われつつある。そしてこの制度は現役世代にも決して無関係ではない。世界でも類を見ない制度の本質を明らかにし、医療・社会保障制度の課題を展望する。
気功太極拳を広めた楊名時(よう めいじ)による気功健康法をレクチャーする映像作品。太極拳の代表的な型をひとつの流れにまとめた気功二十四式と、体力に応じてできる気功八段錦を手軽に練習できる。
有限要素法と最適設計手法(数理計画法)をベースにした構造形態創生法を分かりやすく解説。付属のExcelをプリ・ポストした2つのソフトウエアは、創成型の構造学の授業や建築家が構造デザインのアイデアを練る場合にも活用できるレベルのもので、構造理論に裏付けされた様々な数値シミュレーションを行うことができる。
「大場電気鍍金工業所」から「別離」まで、自伝的色彩が強く投影された作品9編を収録。少年時代から青年時代までの貧乏と悲惨を、著者独特のユーモアを交えて描く。
左側のページは「重要事項の解説」、右側のページが「例題と解答」、どこから学習を始めても、理解できるように構成されている。各章の「例題」や「既往問題」は、過去の出題傾向を分析し、他の章と関連をしながら、十分に解説をした。
ペスト、コレラ、赤痢、チフス、ジフテリア、結核、梅毒、破傷風、炭疽菌…。“見えない敵”の存在を、人類はいかに見いだし闘ってきたのか。古代人の鋭い洞察から、細菌兵器の問題まで、感染症の研究に身を投じた学者たちの豊富なエピソードとともに、直観と誤解、発見と偏見の連綿たる歴史を克明にたどる。
水素脆性は長い歴史をもつ問題で、またがる分野も広い。そのために水素脆性の全体感を捉えることは容易でなく、過去の文献も背景が忘れられ、結論だけが一人歩きしがちである。水素脆性は未解明とよく言われる原因のひとつに、いろいろな観点の相互理解と問題点認識の不足が挙げられよう。本書は水素脆性の実体と本質について、全貌を系統的にまとめた初めての本である。専門外の人のために実験、理論の基礎事項を解説しながら、原典を考え方や前提に重点をおいて丁寧に検討するとともに、新しい展開を見せている最近の成果も取り入れている。学生だけでなく、いろいろな立場の研究者、技術者が手元において理解を深め、共有するために最適である。
「よくあるトラブルの場面」「なぜそんな行動をするのか」「どう対応したらいいか」をイラストでわかりやすく解説しました。ADHDのともだちを理解し、助け合う気持ちを育てます。これだけは知っておきたいADHDの最新情報が満載。教師が読んで適切なサポート法がすぐわかります。ADHDのことを大人と子どもがいっしょに考え、学ぶ本。
韓国南端の済州島を、そこを故郷に持つ在日の畏友二人を先達に歩く。日本に押し寄せた蒙古軍が馬を肥やした漢拏山麓の草原をめぐり、巫人や海女など古層で日本文化とつながる民俗を訪ねる。繰り返し表れるのは、朝鮮史五百年の停滞をもたらした科挙および朱子学への強い批判と、巻き込まれざるを得なかった民衆への哀憐の情。著者による朝鮮(民族)論の集大成の観がある一冊。
気功法は難しい方法ではありません。動作も簡単なやさしい健康法です。そして、自分に合った方法を見つけて毎日繰り返し続けていれば、必ず体と心の両方にいい変化をもたらします。本書はたくさんの流派に分れた気功法の中から、本当に効果の高い方法を集大成した実践本です。本書は一週間単位で十三週の「気功教室」に通う感じで読んでいただける構成になっています。その中で、ひとつの好きな、自分に合った方法に巡り合えるとそれは一生あなたの体を守ってくれる生きた健康法となるのです。
滝による修行の本質に迫った初めての解説書。荒行の常識を問い直す10回の講義。