タネと花、虫たちとの関係、地中の世界、めぐる季節と天気…世界指折りのイギリス人庭師が、130の問いと答えを通して植物たちの姿をそっと教えます。見なれた草花のある風景が、ひみつの花園に見えてくるかもしれません。
宇宙線とは、宇宙空間を飛びまわっている原子核や素粒子などの粒子。宇宙の彼方で起こっている現象のメカニズムを理解することで、宇宙進化の謎を明らかにする研究が進んでいる。多くの日本人が関連の研究でノーベル賞を授与されている。この大注目の宇宙線(素粒子)について、本書は、トコトンやさしく解説する。
田舎の町役場に就職した都会育ちの新藤結子。やる気も地元愛もゼロの彼女に任されたのは、毒舌上司・伊達との広報紙作りだった。防災団員、ゲームの聖地、伝統の祭り…。伊達の愛の鞭(?)を受けながら渋々取材を始めるが、できるだけラクをしたいのに、なぜか行く先々で事件に巻き込まれることに。新米公務員が奔走する痛快お仕事ミステリー。
はじめて学ぶ人でも安心!オールカラーでコードを丁寧に解説。小さなマクロで基本を身に付けて最後は複数シート&ブックへの処理を学ぶ。勘違いしやすい箇所は講師がフォロー。ワークショップ感覚で読み進められる。
1977〜78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された名城エッセイの復刊。第2巻は更科源蔵、三浦朱門、土橋治重、笹沢左保、陳舜臣、藤原審爾、江崎誠致、戸川幸夫、大城立裕の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。史料をひもときまとめる作家、自分史から構成する作家など、視点もバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いである。
1977〜78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された名城エッセイの復刊。第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。視点や構成も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も違う城案内。現代の城マニアにもお勧めの一冊である。
野生種だからこその美しさ!世界を旅してきた植物写真家による国内初の「原種チューリップ」ガイド。
本書では、認知症の親を子どもが後見人として保護、支援するケースを想定し、成年後見を利用する際のポイントを解説します。成年後見に関する基礎知識から、後見人が日々すべきこと、被後見人が亡くなった後の対応まで、やさしくわかる入門書!
モチベーション、リーダーシップ、人材マネジメント、キャリア開発、組織変革…。職場で日々生じる問題や組織経営にかかわる重要課題を中心に、基礎理論から応用方法までを体系的に解説した実践的テキスト。
人間には暴力・抑圧に支配されず対話を交わし、相互理解に到達する理性の力が与えられている。宗教や因習など非理性的な力を脱した近代社会において、民主的な原理はようやく一人立ちしたが、同時に支配のシステムは強大に、そこから生じる人間疎外も強固になり、コミュニケーション的理性の可能性は十分には実現できなかった。異なる利害を持った人間が意思を疎通し、行為を調整しあうにはどうしたら良いのか。あくまでも人間のコミュニケーションへの信頼を保とうとするハーバーマス。その全貌をとらえた一冊。
世界には、さまざまな場所があり、多様な人々が暮らしている。そして、そんな各地の人間の暮らしは気候、地形、植生など色々なものの影響を受けている。ふだんは気づかなくとも、私たちの生活は自然と密接に結びついているのだ。「世界一美しい」ナミブ砂漠はなぜ赤いのか?ヨーロッパでオープンカフェが好まれるのはなぜなのか?本書では、気候区分ごとに世界各地の自然環境と人々の暮らしを解説。五〇か国以上を訪問した著者による楽しいエピソードや写真も満載で、世界を知る楽しさが沸き起こる一冊。
映画評から始まるエッセイ集・後編。『カールじいさんの空飛ぶ家』『ブラック・スワン』『風立ちぬ』などの作品に何を思い、読み取ったのか、独自の深い解釈と思索を端正な文章で綴る。読めば映画が観たくなること必至。新たにたっぷりと文庫版あとがきを加える。
映画評から始まるエッセイ集・前編。『父親たちの星条旗』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ロスト・イン・トランスレーション』などの作品に何を思い、読み取ったのか、独自の深い解釈と思索を端正な文章で綴る。読めば映画が観たくなること必至。