保育・幼児教育の質の向上、環境づくりから森林環境教育、移住促進、地方創生まで、子どもたちの未来とこれからの地域をどうつくる?
1950年代に北欧で誕生し、欧州を中心に普及・発展した「森の幼稚園」は、今や世界的な拡がりを見せています。「森の幼稚園」は、森や自然を活用して保育や幼児教育をおこなうもので、日本でもその動向が注目を集め、取り組みや実践も拡がっています。本書は、「森の幼稚園」先進国であるドイツの第一人者によるロングセラーで、その教育の理念や基本から実務の詳細、設立や運営のノウハウまでを、著者自身の経験や実例をもとに実践的に解説したバイブルと呼べる指南書です。保育者、保護者や幼児教育者はもちろん、園の運営者や自治体の担当者まで、幅広く読んでいただける一冊です。
内部監査を有効活用し業務改善につなげるヒントが満載!JQA主任審査員の知恵と本音のノウハウをこの一冊に凝縮。「組織のチカラ」を高めたいと考える管理担当者の方におすすめ!ISO 9001 2015年版対応。
私たち自身の問いへ。日常の「自分を殺す」行ないから極限状況まで、広く見られる自己犠牲ー。なぜそれは可能で、どのようにして生み出されるのか。日本人戦犯裁判の事例を糸口に、西洋近代哲学では問えなかった問いを、人類学や心理学の知見をも参照しつつ根底から考察し、私たちの現実を哲学的に解明する。
生まれ故郷・大滝の設計事務所にUターン就職した木家組子・29歳。東京では超オシャレで有名なカフェの内装なども手がけていた元インテリアデザイナーだ。老建築士が営む事務所に初出勤したその日、組子は新築の打ち合わせに訪れた材木店の娘から自宅の設計者に突然指名される。打ち合わせは快調に進んだが、いざ構造の図面に着手しようとしたところで巨大な壁にぶち当たる。「どう描いたらいいか、まったくわからん…」。途方に暮れる組子の前に、突如ミント菓子好きの妖精が現れたー
大東亜戦争における日本の必勝戦略とは何か、そして、なぜその戦略は実現できなかったのか。「対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」を基に徹底検証した、目からウロコの一冊!
ショートショートの神様の目から見た1970年代の世界は、ちょっぴり奇妙でどこか不思議。ソ連旅行中に体験した恐怖の一夜、「赤い矢号事件」とは?(「ソ連の旅」)メスをいっさい使わないマニラの心霊手術。著者は、自分も治療台に乗ってみるが…。(「東南アジアめぐり」)ほか、香港・台湾の四柱推命占い巡りや韓国かけ足旅行など、作家仲間と訪れた各国の記録から、10日間の断食トリップまで、内的・外的体験記7編を収録。
『こおろぎ組の狂犬』こと佐和紀が組存続のため、大滝組若頭補佐・岩下周平のもとに嫁入りしてから二ヶ月。新婚旅行先の熱海では周平から遅ればせながらプロポーズの言葉とともにダイヤの指輪を贈られ、アツアツムード全開のはずが…佐和紀には一つ不満が。というのも、祝言以来、夜の営みで“挿入”はたったの三回!そのうえ情人だった男娼・ユウキともまだ切れていない様子。苛立ちは募る一方で…。書き下ろし短編も新規収録!
人類が直面する最大の難題、地球温暖化。排出量の分配は?次世代への義務は?過去の排出責任は?社会の大転換が求められる今、哲学・倫理学の重要論点を掘り下げる。本邦初の「気候正義」論集!