季節外れの台風、インドネシアの森林火災、南米砂漠の洪水、長江の大氾濫…世界各地で異常気象を引き起こす「エルニーニョ」について発生のメカニズムとそれが生態系・人間社会に及ぼす影響を各分野の専門家が解説する。
冷夏・暖冬の翌年に記録的な猛暑と大寒波。森林火災、穀物の不作、大洪水、干ばつ、伝染病大流行の危険性…世界各地で異常気象を引き起こす「エルニーニョ」と「ラニーニャ」それらの発生のメカニズム、生態系・人間社会に及ぼす重大な影響を各分野の専門家が解説。
地球温暖化はすでにはじまっている!IPCCの最新レポート、「第二次総合評価」「政策決定者のための要約」を緊急翻訳。地球温暖化の科学的評価から、影響評価・緩和策、対応戦略まで。「気候変動枠組条約」締約国会議の’97年日本開催に向けて、必読の一冊。
つねに時代をリードする会計情報誌【特集】
会計・監査は新たなフェーズへ
ISSB気候関連の開示
・高まりつつあるサステナビリティ情報の説明力──日本の開示が持つポテンシャル/阪 智香
・IFRS財団TRWGによるプロトタイプの概要/小西健太郎・桐原和香
・サステナビリティ開示に向けた企業の対応:味の素/中村恵治・依田忠之
・サステナビリティ開示に向けた企業の対応:住友商事/加藤 寛
・サステナビリティ開示に向けた企業の対応:三井物産/米田光一・堀川 裕
・機関投資家からみたサステナビリティ開示への期待と懸念/井口譲二
・気候変動リスクの開示に伴うデータ収集と分析プロセス/鈴木俊也・秋元比斗志
・SSBJの設立と今後の活動/川西安喜
【座談会】
ソニー十時氏・エーザイ柳氏に聞く 「新しい資本主義」に求められるCFO像/十時裕樹×柳 良平×清水 孝[司会]
【時事解説】
国際経済・国際税務の観点からみるウクライナ危機/荒井優美子
【2号連続企画】
経営者報酬ガバナンス改革の方向性ーー2021年サーベイ結果をもとに
第1回 経営者報酬の現在地と深化への提言/久保克行・内ヶ崎 茂・橋本謙太郎・岩田 航
【FRONT PAGE】
・Scope Eye
独立社外取締役の功罪/ジョン・ブカナン
・趣味の時間ーー漢詩散策〔第13回〕/斎藤静樹
・アカデミズムに何が起きているのか? --学術雑誌・査読論文の今昔
学術雑誌価格・オープンアクセスの向かう先/佐藤 翔
【連載】
・【新】続 不思議な会計・ファイナンス研究の世界ー創造的研究のヒント 第1回 会計ベータ研究序説/中野 誠
・【新】 会計・監査への影響は? 1からわかる暗号資産・ブロックチェーン 第1回 暗号資産関連の会計・監査制度総論/河村吉修
・法が照らす会計の深淵 第5回 ウイルコホールディングス事件──重要性の原則/弥永真生
・統合報告書がもっとよくなる!投資家の着眼点 第5回 サプライチェーンと人権/松原 稔
・会計時評 監査人の交代を考える/異島須賀子
・Salon de Critique 財務報告は経営者の近視眼的行動を助長するのか/古賀裕也
・会計「諺」則 Behind the numbers/住田清芽
【COLOR SECTION】
・三角波 国内外で加速するサステナビリティ情報開示をめぐる議論
・OUTSIDE ロシアの崩れた幻想/小平龍
本書では、まず大気環境の概略と、とくに変化の大きいわが国の大気環境の変遷についての記載を行うとともに、身のまわりの大気環境として、たばこの煙・室内の空気汚染をとりあげ、次いで都市の大気汚染、近年世界的に注目を集めている広域大気汚染、地球規模の大気環境と順に小規模から大規模に現象を整理して記述を進めた。
地球をこれ以上破壊させてたまるもんか!私たちに今、できることは?地球温暖化が海洋におよぼす影響を調査する、帆船・タラ号。世界中から集まった子どもたちービリー、ムーサ、ジョセフィン、バディムは、探検家として船に乗り込み、北極に向けて出発する。気候変動が変えてしまった海で、4人が見たものとは。
1.5℃の上昇。それだけで、気候は人類の敵になる。
わずか15歳にしてたったひとりのストライキをはじめ、たくさんの若者をふるいたたせたグレタ・トゥーンベリ。気候危機とは何か?グレタが何を成しとげたのか?さあ、グレタといっしょに見ていこう!
大量虐殺のために輸出される戦闘機を破壊し、核兵器を搭載する原子力潜水艦の実験施設を破壊した。いずれも無罪。これまで約200回逮捕されながら、ライト・ライブリフッド賞他、数々の賞に輝く活動家、アンジー・ゼルターが、自らの半生を辿る。
気候変動とつながっているさまざまな環境問題を網羅。今すぐ行動を起こすために必要な知識を得られる、必携の本。簡潔な18章。どこからでも読める。国連気候行動サミット、グレタさんの演説全訳掲載。
温暖化の要因は自然現象なのか、人為的な影響なのか…。地球は温暖化しても破局はしない。破綻するのは化石燃料に依存した現代社会のライフスタイルだ。先端の気候科学でどこまで解明されているか。
大気中の微生物の意外な移動の軌跡と、気候や健康、食べ物、環境などへの影響を探る。次々と新しいことがわかってきた微生物の働きを追う、異色のサイエンス・ノンフィクション。気球や小型飛行機、ヘリコプターを使って、独自の大気微生物の採取法を開発。実験・研究の工夫、苦労、成功のエピソード満載。
異常気象を止める一人ひとりの問題解決。目の前の問題と気候変動のリスクを同時に解消した事例が満載。
人類は氷河期の到来を阻止してしまった。気鋭の環境史学者が太古の地層を調べてわかった超温暖化の実態。
一新聞記者が追跡した気候・環境問題のグローカルな「現場」から、「気候危機」取材30年の航路。
人間が生きていくのに欠かせない水。大切な資源である水がなくなることは、あるのでしょうか?水の特別な性質や、どのように循環しているのか、わたしたちの暮らしや産業との関係、水をめぐる権利や気候変動の問題までを、豊富なイラストでわかりやすく紹介します。