意外なところで大活躍!フェルマー×暗号、四元数×CG、カオス理論×品質管理、トポロジー×防犯、ケーキ分割問題×選挙、フラクタル×気候変動…。ベストセラー数学者の名解説!
格差/成長vs.包摂/持続可能。産業革命以後の世界の政治・経済・社会を支配してきた価値体系のグレートリセットが始まる。世界的テクノロジスト&未来学者が提唱する資本主義・民主主義のデジタルトランスフォーメーション。
まもなく世界は動き始めるだろう。だがそれは「元に戻る」ことであってはならない。パンデミック・格差・気候危機への市民社会の提言。
熱帯は地球気候システムのエンジンである。人口が爆発する地域ー熱帯。熱帯森林を破壊し、食糧生産により、砂漠化は拡大していく。私たちは熱帯をどれだけ知っているのだろう。地球規模でダイナミックに変貌する気候トレンド・熱帯が抱える農業問題を「水」をパスワードとして読み解く。
本書は、気候変動および地球環境問題に関する国内外の科学的知見を紹介したものであり、一九九五年の気候変動および地球環境問題を中心に、温室効果気体、世界および日本の気候変動、さらにオゾン層等の状況等について解説している。とくに昨年は、地球の平均気温が過去一一六年で最も高い年であり、この解析結果が記述されている。また、単に科学的知見を紹介するにとどまらず、気候変動が社会経済活動に与える影響評価や政策的対応にも資するよう、要旨を掲載するとともに、巻末にIPCC第二次報告書第一作業部会(科学的評価)担当の政策決定者向け要約の日本語訳を掲載している。
「都市気候」は、古くて新しいテーマである。19世紀にはすでにヒートアイランドに関する報告があるといわれており、その後、大気汚染との関連で分野が形成されてきた。日本建築学会で、外部空間の熱環境が研究成果として発表されるようになったのは1970年代に入ってからであり、公害問題や環境問題が社会的に大きな関心事となっていた時代であった。本書は、日本建築学会環境工学委員会環境設計小委員会の下のワーキンググループで1992年以来検討されてきた成果である。