功徳を積み、生き方を正し、「来世の幸福」へとつなげるー。釈尊が説いた入門用の「次第説法」の真意を現代人に分かりやすく解説。仏教は幸福論を説いていた。
TBS系「クレイジージャーニー」の出演で注目を浴びる『奇界遺産』写真家・佐藤健寿。奇界なる旅の全貌を綴った本格フォトエッセイ!未公開写真多数収録。
言語は根元的に虚構であり、文芸の虚構はその延長線上に実現される。この根元的虚構論の立場から、「嘘と虚構のあいだ」「近代小説と自由間接表現」「第二次テクストと翻訳」「カルチュラル・スタディーズとの節合」「認知文芸学の星座的構想」「無限の解釈過程と映像の虚構論」「故郷・異郷・虚構」など未解決の課題に答え、横光利一・太宰治・村上春樹の小説、安西冬衛・谷川俊太郎・松浦寿輝の詩、今井正の映画について論じる。
さらに美しく造形するために、各部位の表現力を高めるポイントを抽出。特徴的な形状や、モチーフの種類による違いなど、写真と図解でわかりやすく解説します。
少女は祖母を「西の魔女」と呼んでいた。光あふれる夏が始まるー。ロングベストセラーの表題作に繋がる短篇小説「ブラッキーの話」「冬の午後」、書き下ろし「かまどに小枝を」の3篇をあわせて収録する愛蔵版小説集。
紅の夢、スイートメロディ、恋空、涼香の季節、アップルパイ、ハローキティのりんご、ビートルズの英アップル・レコード、米アップルのコンピュータなど、りんごから広がる話題は尽きず。青森・東奥日報で連載した「りんごをかじれば」がタイトルも新たに書籍化!実は北大農学部出身の恋愛小説家が約30種食べ比べたりんごへの驚き、気づき、愛着を綴る。
昭和5年『放浪記』がベストセラーとなり、芙美子は念願の中国行きを果たす。翌年はシベリア経由で渡欧すると、半年余りをパリ、ロンドンで過ごした。小説を書くのは恋人が待ってくれているように愉しいと言いながら、「苦しいことは山ほどある。一切合財旅で捨て去ることにきめている」。旅を愛した作家の、愉楽の時を記す20篇。
澤木興道ー内山興正老師の流れをくみ、道元禅を真摯に歩む禅僧が選び集めた澤木老師の名言集。坐禅から立ち現れた平易で鋭い真実語、命の言葉の数々が我らの妄想を断ち切り、生きる力となる。
本書は、気象学の基礎を初学者のために解説したものである。大気現象を空間スケール、時間スケール、発現する高度領域によって整理し、紙数の許す範囲でできるだけ多くの現象を取りあげて記述し、そのメカニズムを説明した。
「精・気・神」エネルギーと「磁気」エネルギーを取り上げ、そのコントロール術を体得し、病気を治し健康になる方法を解説。