惚れぬいた音楽の魂に憑き、憑かれ、愛情のあり丈を傾けて、語る。五木寛之、田中優子、ルベ・エマニュエル、このうえない通人を相手に得て、言語による即興演奏者・平岡正明のみがなしうる話芸の白眉、音楽批評の究極。
本書は宇宙エネルギー、タキオンの実像に迫り、人間に与える効果や好影響を明らかにしたものである。
必ずしも広汎な支持を得てはいないものの、知名度が低いだけの、二十世紀の佳曲の数々。エルガー、マニャール、ニールセン、ブロッホ、バックス、マルティヌー、モンポウ、フィンジ、ウォルトン…。隠れた名曲の紹介。
今世紀初頭のジャズ、ミュージカル、タンゴから現代音楽、ボサ・ノーヴァ、ポップ・ミュージックまで。音楽が出会いを待っている。新しい耳を獲得するための音楽案内。
昨今“カタカナ”が頻繁に使われています。そんな時代のニーズに応えた実用・簡便な“早引き”辞典です。クラシックからポピュラー、今日の音楽シーンまで、音楽上のキーワード3200語を収録してあります。各用語の説明は、ポイントをわかりやすく、簡潔に記しました。
自分の生き方に迷いを感じている貴女のためのエッセイ55編。
片隈に生きる職人の密かな誇りと覚悟を顕影する「冬の声」。不作のため娼妓となった女への暖かな眼差し「おまんが紅」。一葉研究史の画期的労作『一葉の日記』の著者和田芳恵の、晩年の読売文学賞受賞作「接木の台」、著者の名品中の名品・川端康成賞受賞の短篇「雪女」など代表作十四篇を収録。
グローバルなスケールで伊勢湾岸地域をとらえ、他の湾岸地域と対比しながら、20年以上におよぶ調査・研究をもとにして、局地気流や循環、局地不連続線とこれに伴う大気汚染、居住気候環境と気象災害など伊勢湾岸地域特有の現象を、局地気候学的立場から明らかにする。
“横並び”の経営体質から脱却し、高収益を実現した「独創経営」の成功事例を紹介しつつ、いま求められる経営再編の戦略コンセプトを明示。
…ぼくは消える。決して探さないでくれ。若い妻に残された伝言は、たったそれだけだった。優しくて二枚目で愛妻家のエリート。非のうちどころのない夫が、ある日突然失踪。つづいて彼の親友が謎の転落死。南志賀の秘湯で起きた連続殺人の犯人は夫なのか。好調『温泉殺人事件』シリーズ第三弾。