本書では、さまざまな局地的な現象を簡単な模式図や実況解析図などで示した。予報官、気象予報士などにとって局地的な現象の把握のマニュアル作成に役立つものとなっている。
宇宙と響き合う音がある。神の叡智と接する音楽を追求しつづけた人たちがいる。エゾテリスム(秘教的な思想)が復興したフランス1750-1950年は、大衆的なオカルトが流行し、さまざまな学問分野が縦横に橋を架けようと努めた真摯な時代だった。世界は交流を、音楽は「宇宙の調和」を願い、その思いこそが、ロマン主義、象徴主義、シュルレアリスムへと反響していく。
古代出雲の歴史と景観を読み解く初の本格的事典。解説事項約500、最新の関連遺跡・史跡220か所、写真・図版210点収載。
理科年表の内容はそのまま引継ぎ、これに新しいコンセプトをあわせもったデータブック。理系の各分野から比較的基本的な項目を選んで、その概念や関係する用語を丁寧に解説しているのが本書の大きな特徴である。また、従来の理科年表とは異なって、図やグラフを多く使って視覚化を図り、わかりやすさをねらっている。
年明けが迫る大晦日の夜。神社へ二年参りに出かけた賀茂たちは、近くの遊園地で新年祝いの花火を見る事に。帰り道にある墓地公園からの眺めが絶好だと、怖がるたまを強引に引っ張ていく。しかし夜中に墓地といえば、幽霊が出るのがお約束。それも現れたのは出番もないまま(1)巻でいきなり死んでしまった、たまの親友「朋ちゃん」だった。現世に残した未練を晴らすべく、あの世から里帰りしてきたらしい。が、肝心の未練は記憶喪失。無事成仏させるために、賀茂たちは朋の未練探しを始めるのだが…。大人気シリーズ第5弾。
本書は、各府省の発表したオンライン化アクション・プランのうち、特に地方公共団体の事務に係るものを取り上げ整理したものである。
本書には、新学習指導要領にいう「基礎・基本」が楽しく確実に身に付く教材を使った授業づくりの「アイデア」40本(+α)を収録。先行的実践によって裏付けられた「授業アイデア」が満載されている。
東南アジアおよびその周辺地域の“環境”という統一テーマのもとに、異常少雨の農業に対する影響から生活用水利用に関する実態調査、刀耕火種(焼畑)の分布とそのシステム、観光開発と環境、森林の持続可能性、熱帯における造林戦略、さらにゴミ処理の問題、廃パソコンのリサイクル・システムや新交通システムと都市環境の問題までを検討する。マレーシア、インドネシア、フィリピン、ヴェトナム、台湾、中国、タイ、シンガポールの8か国・地域を対象に、自然・人文・社会科学の多岐にわたる総合的環境問題研究。
本書は、航海者に必要とされる気象観測および天気予察の基礎知識を平易に解説した旧版に加筆訂正したもので、わかりやすい気象学の入門書としての性格を継承している。
女性の職人、それも二十歳代から三十歳代で伝統的な分野でのものづくりを目指す人とは、どんな人たちなのだろう?そんな彼女たちの仕事と、女性としての内側、すなわちその生き方を、インタビューと写真によるルポで探る。登場するのは浮世絵彫り師、宮板金の親方、花火職人、能面師、酉の市の熊手作り、板前、京友禅職人など九人。彼女たちはなぜ、その道を選んだのか。師弟関係や修業の実際は、仕事のよろこびと辛さは、そして恋愛や結婚の現実は?日頃目に触れにくい伝統的な技芸の世界を、彼女たちの案内でのぞいてみよう。
カリブ海域に綺羅星のごとく生まれ出る「リズム」。地域の人々の歌・音楽・舞踊・宴・祭りを通して、その秘密を解き明かす。
日本一“起業精神”にあふれる県はどこ?「経済は気温11℃のところで栄える」ってホント?!…など、地図を眺めりゃ経済の意外な“真実”が見えてくる。
本書は、まず音、熱、空気、光、という各環境要因ごとに心理生理研究との関係について紹介するが、それだけにとどまらず、総合的なアプローチとして、景観評価に関する異文化間比較研究、複合環境評価研究、統計手法についてトピックス的に取り上げており、さまざまな切り口から環境心理生理学研究についての情報を提供している。