持ち歩ける水族館ガイドの総カラー決定版。日本全国73館、すべての水族館を網羅。
競馬の話、少年時代の思い出、小説を生む苦しみ…。自由人マンボウ氏の鋭い風刺とユーモアが光る、好評エッセイ第3集。
高貴な毛皮を持つゆえに乱獲され、絶滅の危機に見舞われたあの魅力的な小海獣、ラッコについては意外に知られていない部分が多い。TBSニュースキャスターとして活躍中の筆者が、愛するラッコを通して人間の罪を告発し、明日の地球環境について考える…。
海より深ーい“魚の神秘世界”がスイスイわかる。魚博士だって顔負けの、これぞ、お酒落会話のネタ本集。
本書には社団法人日本動物園水族館協会に加入しているわが国の代表的な動物園・水族館155園館を紹介した。
躁病がやってくるたびに毎回繰り広げられる、株売買のドタバタ悲喜劇体験談。遠藤周作氏と阿川弘之氏の派手な乱闘騒ぎで幕を閉じることになる、マンボウ氏の通夜の予想図。「北家のブランデーを風呂桶一杯飲んだ」隣人・宮脇俊三氏。妻と娘と一緒に横浜への大旅行、そしてアメリカ、ボルネン旅行の顛末。躁と鬱の波間に漂うマンボウ氏の日常をユーモラスに描くエッセイ集。
大阪「海遊館」で葉子の父、名取興業社長の事故死についての疑惑をほのめかした元社員・今泉が、東京ベイエリア「葛西臨海公園」で殺された。彼は、葉子の夫で現社長の輝夫を疑い、水族館に手がかりを捜していたのだ。連続殺人の容疑がかかる輝夫は、今泉の足跡をたどり鳥羽水族館に赴いた。だが輝夫も、風船の揺れる自宅の一室で変死体に。輝夫の残したジュゴンの観察メモに秘められた真相とは…。八木沢警部補の推理が冴える。
「君に、どこかで、会ったような気がする」幻想水族館で会ったちょっとワルっぽい男の子はそう言った。あたし(美潮)と親友の絵麻はこの水族館によく来る。水槽には不思議な生き物ばかり。暗幕におおわれた中にいる金色の毛が生えた魚を見たとき、あたしはデジャ・ビュ(既視感)-説明のつかない不思議な感覚に襲われた。あたしは前世がどんなだったか、眠り瞽女(ごぜ)にみてもらうことにした。