今の自分は汚れていると思っていたけれど……、水族館の好きな純粋な自分は変わっていなかった。誰もが過ぎた日の優しさを思い出せる物語。原作は葛西瑞絵。朗読は個性派アーティスト、たま。
恋愛シミュレーション・ゲームとして根強い人気を誇る『トゥルー・ラブ・ストーリー』。その第3弾のサウンドトラック。BGMを完全収録した内容が、ゲームのシーンを鮮やかに甦らせる。
フィードラーは半世紀にわたってボストン・ポップスoを率いてきたが、これは彼らの代表盤ともいえるアルバムのひとつ。オーケストラ入門のバイブルともいえるサン=サーンスとブリテンの名曲を実に活き活きと描く。エミー賞を受賞した名アナウンサーの語りも聴きもの。
生活シーンや音楽ジャンル、話題のTVや映画をテーマ別に編集した、ライト・クラシックのシリーズ。演奏家は、アーノンクールやクレーメルなど一流を揃え、たっぷりとした収録曲数と高い質を保っている。
100年の歴史を持つ「ピーターラビット」。そのキャラクターと物語とのコラボレート・アルバム・シリーズ。童謡を集めた『ちいさなどうよう』をはじめ、英語曲集、子守歌集、クラシック集などが子供たちの冒険心を刺激する。
ムーンライダーズの鈴木慶一が、『ビックリハウス』誌上にて連載していたデモ・テープ投稿ページ発の企画盤(85年)には、のちの杉作J太郎も参加。サブカル臭漂う音源の何曲かが、今も新しく聴こえて興味深い。当時を回顧する鈴木慶一・博文兄弟のインタビュー付き。