サンシャイン水族館が監修。めくって楽しい海の魅力がいっぱいの絵本!なかよしのニシキアナゴくんとチンアナゴくん。海の底でなにを待っているの?アルファポリス第11回絵本・児童書大賞優秀賞受賞作!3歳くらいから。
博物学は、単に地球の財産しらべを行なう学問ではなかった。自然と生物に親しく接し、政治とか宗教とかの色めがねを外した純粋に物理的な自然を記述することと、その自然が私たちの心に送りこんだイメージ-あるいは人間の詩的想像力の源を解明することが、いわゆるナチュラリストたちにまかせられた役割だったのだ。そういう壮大な学問が、かつて成立し、しかもそれに取り組んだ偉大な想像力の持ち主たちが数多く活動していた。このささやかな書物は、いわば目玉と知能とを支えにして地上を歩きまわった人々の生きざまと意見とをまとめたものである。
おんなのこが、すいぞくかんに、やってきました。ガラスのむこうは、どこまでもすきとおった、しずかなみずのせかい。おんなのこは、いつのまにか、みずのなかで、さかなたちとあそんでいました。
躁と鬱の波間に漂って、どくとるマンボウの思索も心も千々に乱る-ユーモアに満ちて、エッセイ。
明治19年(1886),三浦半島の突端近くに三崎臨海実験所が創設された。眼前に広がる相模湾は世界有数の海産動物の宝庫、その宝庫からもたらされるガラス海綿、オトヒメノハナガサ、クラゲムシ、メンダコ、深海性ナマコ等々の探究は欧米の学界を驚嘆させ、日本の動物学が自立する礎となった。それから100年、その三崎臨海実験所に去来した人々と、真の主役である海の生きものたちとのかかわりを通して、本邦動物学の歩みをたどってみようー。
水族館はおもしろい。けれど、海の生き物たちの生態については、ほんとにわからないことだらけ。飼育を可能にするのには、苦労と工夫が要ったのです。戦後、日本の水族館の発展に深くかかわり、『子ども電話相談室』などでも長年活躍してきた著者が、水槽の裏側をダイナミックに紹介。マンボウ、ラッコ、セイウチなどなど、海のスターたちも続々登場して、楽しい話、不思議な話が満載です。
世界中の野生動物が集まる動物園。飼育係の人々と動物たちの愛情あふれるふれあいをはじめて明かす様々な苦労を、ユーモアあふれる文章と美しく正確なイラストで描く新形式の物語絵本。
悠悠たる生活者マンボウ氏が日々実感した人の世の喜び哀しみ。独得のユーモアでつづる、好評エッセイ第2集。
海より深い海がある。創立35周年、新館オープンの鳥羽水族館が贈るロマン、アドベンチャー、感動。
母親のリリが突然亡くなって生後40日でひとりぼっちになった、ラッコの赤ちゃんラリー。その日から綱走のオホーツク水族館では、24時間態勢の人工保育を開始、みごと世界で初めての成功をおさめた。4年前ラッコがやってきてから今日までのオホーツク水族館のラッコたちの全記録。