東京大学先端経済工学研究センター発!「現代ファイナンス理論」の基本体系。ブラック=ショールズの公式など、金融工学の基礎概念を展望する。
公共選択もしくは合理的政治学は、合理的個人が彼ら自身の利益を促進しようとするモデルに依拠しているという点で、政治的行動の研究への他のアプローチと異なっている。本書はその分野の主要なアイデアおよび文献をサーベイするものである。
少子高齢化によるライフスタイルの変容が顕著な日本では、とりわけシニア層の「住み替え」率が高まる方向にある。そこで著者は、居住用資産である持家を原資としたリバースモーゲージ制度の普及を目指し、その先駆的なアメリカと日本両国の住宅市場を中心に調査・検討を行なっている。本書では、主に日本の戸建住宅(持家)の資産価値の安定性・継続性や市場循環性について論及するとともに、住宅市場や金融証券市場、そして税法や建設関連法などの視角から学際的に検討している。
政治学や経済学、哲学・倫理学の中に、アローの定理にはじまる社会的選択理論の居場所を与える。選挙制度や経済政策の決定手続き、権利や正義の道徳的判断など、主要トピックスを幅広く簡潔にまとめた入門書。
平成16年改正に完全対応!新制度のメリット・デメリットが理解できる待望の改訂版。キャッシュバランス型や確定拠出年金の導入、適格退職年金から確定給付企業年金への移行、ポータビリティや財政中立化措置の整備など、基金の動向や最新の法改正をふまえ、第一人者が徹底解説。
有用樹種の使いやすい情報。伐採、製材、乾燥の詳しいアドバイス。適切な素材を見分け、選ぶための情報。針葉樹材、広葉樹材、単板、木質ボード。最適な木材、単板、ボードを選ぶための完全ガイド。
経済学の主要な幾つかについて、なぜそれが発見されたのか、及びそのことによってそれが社会に与えた意義と貢献は何であったか、また、時の流れによって法則の注目度に差異が見られるものがあったとしたならば、なぜそのようなことが起こったのか、加えて、それらをめぐって論争が生まれていたのならば、なぜそこでは意見の対立が生まれたのか、そしてそれぞれの議論がそこで社会に対して果たした役割は何であったか。こういったことを、主に日本における戦後の「マルクス主義経済学」の分野を中心に検討。
病気はどこにでも存在する。どんな生き物でも病気になるし、それから逃れられる生き物はいない。一方人間は病気をもたらすウイルスや細菌を撲滅しようと努めてきた。しかしちょっと待ってほしい。病気は重力と同じように、うまく共存できるようになる「力」だとしたらどうだろうか。本書では、進化生物学の視点から、ダーウィン医学の紹介に始まり、感染症と薬剤耐性、メスがオスを選ぶ条件、衝撃的な宿主の操作まで、機知に富んだ語り口で新たな寄生体像を議論する。
私たちはいま何をすべきなのか?温暖化を解決するための18章。
レタッチに必要な知識や環境、アプリケーションの基礎事項を簡潔に紹介。人物、道路、天候、ビン、携帯電話の5のモチーフ別に、高度なレタッチを徹底指南。フォートンが実際に手がけた15作品から、プロの実践的なテクニックにフォーカス。「DTPWORLD」誌に掲載された特集記事を再収録。
在日韓国・朝鮮人の「結婚」をめぐるストーリーを読む。配偶者選択経験をめぐる当事者の語り(life story)の分析を通して、在日韓国・朝鮮人である個人における“民族”なる認識とこの認識に基づく行為について考察することにより、日本におけるエスニック関係の現在を描く試み。
国際比較的な視点から、日本の新しい社会保障・福祉政策論を提示。南欧やアジアの福祉政策から日本の「姿」を診る。「雇用志向」、「労働と福祉の関係の再編」が先行する欧米の経験の検証を通して日本の位置を確認し、政策論議の場を提供。