人工臓器の先進的な技術を求めアメリカに渡った研究者、ドイツで900例以上の心臓移植をこれまでに行なっている心臓外科医、日本のすぐれた内視鏡技術の普及に取り組む内科医、東大紛争に始まった学生運動の挫折からアメリカ留学のチャンスをつかんだ者。それから二十数年後、ついには異国の地で成功した彼らにとって、故国・日本とは?そして彼らの目に映る日本の医療の姿とは。
本書で、編著者が目指したうちのひとつに、「二十世紀末の経済の潮流」を批判的に検証すること、そしてその「潮流」を超える「オルターナティブ」を探る、というテーマがあった。編著者は、本書では「オルターナティブ=別の選択」という言葉を、ひとつのキーワードに据えた。そして「オルターナティブ」を模索する組織や人々にあえて眼を向け、それが小さなものであっても、その動きをすくい取ってみることで、二十一世紀の「新たな豊かさを創造するためのヒント」を提示することを試みた。
あなたは民主主義を疑ったことがありませんか。民主制という古い革袋には、不断に新しい酒を盛りつづけなければならない。本書の中で展開される民主政治論は、多くの示唆に富み、現代政治に対する鋭い洞察に満ちている。
日朝国交正常化が今ほど求められている時はない。そのために何が必要か。そのことについて本書は、類書にない多くのことを与えてくれる。また、「北朝鮮」と聞くとすぐにパニックになる日本社会。この一冊は、負の遺産を越えていけるノウハウが詰まっている。
本書は、東京水産大学で2000年4月に開催されたシンポジウムの講演内容に質疑応答の趣旨を考慮して執筆・編集したものである。貝類に対するかご網や桁網と魚に対する刺網について、生物の体型の情報から選択性曲線を理論的に推定する方法を取り上げ、操業実験から得たデータの解析方法について述べた。
本書は、平成14年度より実施される学習指導要領で示された新たな「中学校選択教科」を、具体的にどう開設・運用したらよいか、そして、選択教科の指導を具体的にどう展開したらよいかを示した「実践書」です。
海外、国内あわせて10人のMBAホルダーが語る、実践的・体験的なMBA論。
いま、米国が日本に期待するもの…安全保障の新しいあり方とは…。
本書では、主に企業の財務担当者の方々を中心に、戦略的企業財務の概要、その前提となる資本市場、企業の成長ステージ・目的に応じた戦略的企業財務の手法の具体的解説という流れで全体を構成している。
バブル崩壊後の日本経済の現状と問題点を、政府・政治家・官僚・経済人・市民の役割変化の面から分析し再生条件を発見する方法を初心者・初学者・学生のために「通読語」で語り下ろす政治経済学入門。
平成15年(2003年)2月15日に土壌汚染対策法が施行された。この法制化に伴い、土壌問題に関するビジネスは、これまでの調査・浄化会社の分野以外でもさまざまな分野で新たな対応が必要となった。本書は、わが国の土壌汚染対策の現状について解説するとともに、その影響ならびに今後の対応策について、関係する業界を幅広く取材し、具体的な取り組みの実態も紹介しつつ、現時点での土壌汚染関連ビジネスの現状と今後を平易に解説。
本書は、「選択英語」の内容を考える際に参考となるよう、様々な指導のアイディアを提供するものである。内容に応じて補充的な学習、課題学習、発展的な学習に分け、概ねどの学年に相応しいかを示している。また、それぞれの活動には主として「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」のどの領域が関わっているかも示している。一つ一つのアイディアがどのようなものであるかが具体的に分かるようになっている。
歴史に埋もれてしまった優れたテクノロジーが、新しい時代に蘇えってきた。システム開発の効率化を促し、ビジネスを自然な姿でITの世界に取り込む仕組み。キャシエのすべてを解き明かす。