連帯か孤立か?独裁か自由民主主義か?コロナ禍を経た人類は、どのような選択をするべきか。感染症がいかに時代を動かしてきたかを詳細に分析し、世界史をふまえ、国際情勢を展望。中国、ロシアから大統領選後の米国まで、ポスト・コロナにおける大国の生存戦略を論じ、日本の未来と人間の生き方に確固たる指針を示す。
軍事はもとより政治にまして経済を優先されてきた戦後日本は、世界有数の貿易黒字国・債権国となったいま、「持てる国」として世界経済の不均衡を助成していると批判される。そして、戦後世界秩序の大転換の中で、経済力と軍事力の間のギャップが不信感を呼んでいる。市民国家そのものが変貌し、協調と責任分担を根本理念とする、地球化時代というべき国際秩序の下で、日本に何が可能か。戦後五十年を検証して日本の未来を考える。
バカリズムが連続ドラマとしては初めて脚本を執筆した「素敵な選TAXI」(関西テレビ・フジテレビ系)。市川森一脚本賞奨励賞を受賞するなど高い評価を受け話題となった脚本を自らが小説化!張りめぐらされた伏線や軽妙な会話などが映像とは一味違った面白さで蘇る。
おばあさんがコインランドリーにやってきました。そこにあらいぐまがあらわれて、いいました。「ぼくのハンカチも、いっしょにあらってほしいの」ハンカチには、「かなシミ」というシミがついていて…。こころがふっとかるくなる、あたたかいおはなし。小学校低学年から。
ベビースイミングから難関大学受験塾まで子育てや教育に関する選択の意味を網羅的かつ簡潔に解説。教育に関する重要語句の意味を知る事典としても活用できる。
本書(Vol.1 & Vol.2)は、日常生活を英語に置き換えた楽しいストーリーを、これまでたくさんの読者に支持されてきた「笠原メソッド」を最大限に活用して学習する。そして、英会話に必ず使われる必須の700語以上の英単語・熟語、慣用表現のすべてを、2週間という短期間で、皆さんの脳に効率よくインプットしていく。
おおかみさんと亮士くんがホテルで二人きり。ないない、あるわけないー事が起こってしまう。超緊張しまくりの二人は盛大にギクシャクし、間違って抱きしめてしまった日にはこれまたお約束ってわけで。いかにもラブコメな展開を期待したいのだが、まぁねぇ…。いや、マジでドキドキの展開ですよ、皆さん。御伽銀行の女子たちの素顔を撮れ!変なミッションに燃え、得意の気配を消すスキルで盗撮しまくる亮士くんの話も収録。
まあるいかたちはまほうのかたち。いろいろいれたらぐるぐるぐるぐるまわしてまわしてあそびましょう!
なぜ選択には大きな力があるのか。選択を行う方法は人によってどう違うのか。出身や生い立ちは選択を行う方法に影響を与えるのか。選択というツールを効果的に使うには。選択肢が無限にある様に思われる時どうすればよいのか。他人に選択を委ねた方がよい場合はあるのか。20年以上の実験と研究で選択の力を証明。
不幸な選択、してませんか?影響されやすくて矛盾だらけ、先延ばししがちで注意力が散漫。そんな人間の特性をうまく活かせば、人生の幸せを「デザイン」できる!ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授が、人間の本能のままに生きつつも、合理的で賢い選択によって人生の満足度を高める方法を徹底的に考える。
戦後の日本外交は、憲法九条を維持したまま日米安保条約を結ぶという吉田茂の「中庸」の選択によって規定されてきた。しかしこの外交路線は左右両政治勢力から攻撃され、「平和国家日本」と「大国日本」という国家像の分裂をもたらし、時にそれが日本外交の足枷となってきた。本書は吉田路線の上を歩んできた戦後日本外交の主体性を「ミドルパワー外交」の視座から掘りおこす。ミドルパワー外交とは、大国との全面的対立を放棄しつつ、紛争防止や多国間協力などに力点をおく外交である。国際政治および戦後日本外交への深い洞察によって導き出された、等身大の日本外交を考えるための必読書。
夫婦・親子・教師と生徒・マネジャーと従業員との上質な人間関係のあり方を明解に説き明かす。
会社に身をおいていると、そこに多忙きわまりない職務があり、親しみぶかい同僚がいてなにごとかに酔える。しかし、その共同体を去ると、かつての同僚との連帯意識はあわく、はかなく消えてしまう。-充実した老後は定年前から準備されねばならない、と決意。新たな人生の選択をした150人のケースに学ぶ。
建国40年、中国は「革命」と「統治」の間を揺れ動いた。2つの課題の相剋は1989年6月4日、決定的に噴出し、「天安門事件」へと発展する。毛沢東の夢見たユートピアは崩壊したのか。本書は民主化要求と軍事制圧という事件の二重構造を解明、皇帝・王朝による伝統的支配体制と密接に結びついた一党独裁制をソ連・東欧と比較しつつ分析し、共産党存続の諸要因を検討、中国の近現代化の成果と課題を展望して今後の選択を示す。
衝撃のローマクラブ・レポート『成長の限界』から20年。コンピュータ・モデル〈ワールド3〉が描く新たな未来図。いま、地球は?