史上最長400年の平和はなにを生んだか。なぜ法然、親鸞、日蓮、道元の鎌倉新仏教が生まれたか。華麗なる王朝絵巻イメージの陰画、魔性としての女性、死霊、物の怪、異形の魔界として平安時代をとらえ新たな歴史動力の陰陽ドラマを描く。
世界の軍事、政治、経済が未曽有のグローバルな構造変動を実現しつつある今、21世紀へ向かう現代世界を独自に分析し、世界が歩むべき方途を創造的に提言。社団法人国際経済研究センター設立10周年記念。
えっ?掃除機から農薬が飛び散る?ダニ退治で中毒死?防虫剤でアレルギー?抗菌・防臭加工商品からダイオキシン?日常の薬剤の問題を主婦たちが調べたレポート身近な環境を考える小さな環境毒本。
人類は、地球は、生き残れるか?生態系の“異端児”人間が生物界を浸食している。世界的な動物生態学者である著者が、人類の繁栄に警鐘を鳴らす話題作。
歴史の大きな転換点に立って日本人は何をなすべきか。日本のグランドデザインは。通産省の変遷とその果たした役割・新生通産省の展望。
ゴルバチョフのペレストロイカによって一気に流動化したヨーロッパ情勢-。急激に進む東欧諸国の民主化、ドイツ再統一の動きなど、大統合への模策を続ける同地域の行方を的確に分折した緊急発刊の書。
混迷する女性解放論の多様な論点を再検討、あるべき方向を探る。イギリスの〈穏健派〉フェミニストによる思索のすすめ。
1992年のEC統合により、日本・米国に対抗できる産業基盤は形成されるのか。エレクトロニクス産業、航空・宇宙産業などのECの第2次産業の現状と、“ESPRIT”“BRITE”“EUREKA”などの先端技術開発プロジェクトの分析をとおして、EC産業の潜在力を解き明かす。
本書は、現在「92年統合」をひかえ注目されているヨーロッパの経済統合の歴史的歩みを解明するとともに、私たちが知っているドイツやフランスといった国民国家の枠を超えた、その底流にあるもうひとつのヨーロッパの姿を明らかにしてくれる。
いま、急速に広がる夫婦別姓への関心。本書は、同姓でも別姓でもよしとする選択的夫婦別姓制を提言し、弁護士が実態、法律論をわかりやすく解説。夫婦別姓の基本ハンドブック
世界経済が激動する中、生の残りをかけた金融再編の動きを徹底解剖し、三井・太陽神戸に続く第2・第3の合併の標的と転機に立つ銀行業界の10年後を予見する。
自宅の工夫とリハビリによって奇跡的に「起き上がり」、20年をサバイバルしてきたある重度歩行障害の主婦。老後の自立の支えともなる、住まいのアイデア。
それは、じつに巧妙な罠だった。ニッキーが危険を承知で紹介した3人の投資家は犯罪組織の大物であり、エディの事業は売春、麻薬取引で稼いだ不正資金を浄化するために利用されていたのだ。FBIの捜査はエディにまでおよぶ。彼の無実を証明できる唯一の証人ニッキーは何者かに惨殺されてしまう。捜査に協力し、連邦政府の保護観察下ですべての過去をすてさりまったく別の人間としての人生を歩むか、無実の罪をかぶり裁きを受けたあと家族との生活をとりもどしていくか。エディ・フランクスは人生最大の選択を迫られる。
ある夜、エディ・フランクスは悪夢にうなされた。競争。彼にとっては子供の頃からすべてが義兄ニッキー・スカーゴウとの競争だった。エディはリゾート開発を手掛けロンドンで敏腕のビジネス・エリートとして名をあげ、ニッキーはNYで弁護士となった。そして今、エディは初めて生涯のライバルであるニッキーの協力を得て、カリブ海のホテル開発に乗りだそうとしていた。二人は和解し、準備は順調であるかに見えた。が、競争に終止符をうつことを決意した夜、エディは、ニッキーからの狼狽しきった電話を受けた。
EC市場統合が完成する1992年、ECと日本の関係はどうなるのか。ECの対外政策の変化をたどり、今後日本のとるべき態度・政策を新しい状況を踏まえて考察する。“Japan and the Challenge of Europe 1992”の日本語版。
日米構造協議は2国間の問題ではなくなった。激動するソ連・東欧情勢のなかで、日本の経済力とアメリカの政治力、この強い補完性をグローバルに活用する途をさぐる。日本「開国」へのメッセージ。