公共選択論に視座を据え、赤字症候群を歴史、政治、経済の側面から体系的に分析し、有効な治療法の解明に挑戦。
激動の世界、岐路にたつ日本、いま国民の選ぶべき道は?核兵器、軍事ブロックをなくすためにいま、何が必要か-。日米軍事同盟の本質を問い、安保廃棄への道を展望する。
統一ドイツの出現で統合ECはどうなるか、そして社会主義体制の負の遺産に悩むソ連・東欧との今後の関係は…。旧秩序が崩壊し不確定要素に満ちたヨーロッパの先行きを第一線の実務家・研究者が明確に見通す。
宇宙に行く時代から、宇宙に住む未来に問いかける鮮烈な疑問符ーはたして人類は地球を「脱ぎすてる」のか?壮大な「宇宙デザイニング」の視界が、人類を究極の選択へと導く。
知の創造は、組織のなかでいかにしてなされるのか。個人の知識を超える組織の知識はどのようにして生まれるのか。新進気鋭の学者が、組織学会賞受賞論文をさらに発展させた野心的組織論である。
レギュラシオニストにしてエコロジストであるエコノミストだが、92年のEC統合を目前に控えた現在、東欧改革と、「ベルリンの壁」の崩壊=冷戦の終結の衝撃を踏まえつつ、21世紀のありうべきシナリオを展望した野心作。
本書は、第2種情報処理技術者試験要点シリーズとして企画された中の午前選択問題を対象としたものである。要点という名称が示すように、情報処理一般を除いた各出題分野からこれだけは押さえておきたい重点テーマに的を絞って解説してある。
“焦ってレモンをつかみたくない”女性が増えているのに、容姿や年齢にこだわるつまらない男=レモンは永久にパートナーがみつからない時代が、もうそこまできているかも…。女性が生き方を変えた。男と女の関係はもっとビューティフルになるか。
いま問われる結婚の在り方。結婚しても入籍しないと宣言する娘に、芒然自失の母。結婚=入籍…。連綿と受け継がれてきた戸籍制度に反旗を翻す娘と、娘を案じる母の葛藤のドキュメント。
外来思想である仏教を、日本人はどのように受け容れ、わがものとしてきたのか。新しい仏教思想の確立をはかった先人たちの著述は、普遍的な真理を求める情熱と、それを日本の精神風土のなかに生かそうとする苦闘を今に伝えて、現代人の感動をよぶ。
20代で英国の大学に学び、英国で仕事をし、帰国後、服飾デザイナーとして活躍しつつ或る大学の英文学科に再入学、生涯教育を実践してゆく過程を力強く書いた青春の記録である。
激動の世界に働きかける日本共産党の立場、大国主義・覇権主義とのたたかいの重要性を明らかにする。
今日、世界の政治経済は、われわれがかつて想像することが出来なかった、ドラスチックな変化に巻きこまれている。こうした時期こそ、激しい変化の理解を求めて、無原則に考察を重ねるより、経済理論ないし経済政策の原理によって、不断に変化する経済社会の動きを体系的に考察することが必要である。90年代の最新経済政策論。
高い機能を複数的に有する多機能フィルム・膜は、次世代を担う技術の発展を支える高分子材料として、大きな期待が寄せられている。本書は、電気・電子、機械、化学工業などあらゆる面で適用されている多機能フィルム・膜について、その概要、特性、応用、ならびに製造メーカについて貴重なデータを簡潔に紹介する。