明石家さんまとの共演で話題を呼んだ(12)を含む新作。お馴染みの坂崎幸之助をプロデューサーに迎え、篠原ともえや森高千里などの豪華ゲストと繰り広げる適度に気の抜けたトッコロさんワールド。音楽家としても非凡な才能の持ち主であることを再確認。
70年代青春ドラマの傑作『俺たちの旅』の続編である、『俺たちの旅 二十年目の選択』を収録。20年後、40代になったカースケ、オメダ、グズ六の3人が再会する。
奇跡ともいえるあのメカニズムはいかにして作られたのか。映像DVDと解説本で、初めてすべてが明らかになる。NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」の大人気コーナー33本収録。テレビ未公開試作映像も特別収録。
末法思想が信じられ絶望が人びとを襲った鎌倉初期、法然はただ念仏だけを称えれば、誰でもたやすく仏が救済してくれると説いた。この革命的な思想の正当性を、九条兼実の求めに応じて法然自身がまとめたのが本書である。法然の教えは、従来の仏教的価値観を根本的に覆したため旧派仏教徒から非難を受けるが、その後の仏教史を大きく変えた。仏教界に衝撃を与え、かつ多数の信者を得た法然の主著を、平易な訳文で読み、その強靭な求道の精神の魅力に迫る、浄土宗・浄土真宗の基本文献。
人間のからだにダメージを与えず、生活環境をほとんど変えない自然なアプローチで、恐るべきがんに打ち克つ方法を紹介。
「消費依存」「ワーカホリック」「バブル現象」「環境破壊」…現代社会の生きづらさはどこからくるのか。出来るかぎり自由であるために選択肢を増やそうと、私たちは貨幣に殺到し、学歴や地位の獲得に駆り立てられる。アダム・スミスから現代の市場理論にまで通底する、“選択の自由”という希望こそが現代社会を呪縛しているのだ。市場(イチバ)で飛び交う創発的コミュニケーションを出発点に、生を希求する人間の無意識下の情動を最大限に生かすことで、時代閉塞を乗り越える道を探究する、著者渾身の市場経済論。
「どこにでもいる普通の奥さんに見えるかもしれないけど、私はいつも渇いていたの」偶然再会したかつての上司との情事を契機に、三十代の道子は後戻りのできない道へ。人妻売春、娘の同級生の父親との逢引きと束の間の快楽に身を任せるが、心の離れた夫にも女の影が…。守るべき家庭と恋の狭間に揺れる人妻の心理と性を、余すことなく描く大型新人登場。
本書(Vol.1 & Vol.2)は、日常生活を英語に置き換えた楽しいストーリーを、これまでたくさんの読者に支持されてきた「笠原メソッド」を最大限に活用して学習する。そして、英会話に必ず使われる必須の700語以上の英単語・熟語、慣用表現のすべてを、2週間という短期間で、皆さんの脳に効率よくインプットしていく。
こころのカラクリを見破り、必殺の洗剤「やさしさ」でエゴをとことん洗う。
ドン・ミゲル・ルイスが本書の中で明らかにしてくれるのは、抽象的で実現不可能な理想や理念などではなく、「幸福になりたい」という私たちの基本的な願いに対する誠実で真摯な、しかも実践可能な、完璧な答えである。自分が何者であり、どこへ向かおうとしているのか知り、そしてより自分らしく、自分自身に誇りと愛情を持って生きたいと願っている人なら、本書にその願いを裏切られることは決してないだろう。
情報化社会の進展とともに大量のデータが得られるようになり、また社会科学でも実証志向の高まりから調査研究が盛んに行われている。しかし、「因果推論」を行なう際のデータの偏りや「選択バイアス」を無視してしまうと、いくら大量のデータがあっても真実とは逆の結論が導かれることすらある。本書では豊富な具体例とともに、「共変量情報の積極的な利用」「欠測データモデル」「セミパラメトリック推定」という3つの武器を用いて、偏りのあるデータから正しい推論を行なう方法論を示す。関連して、インターネット調査の偏りの補正や「データ融合」についても詳しく説明する。
仏教者としてすべての人を救おうと決心した法然。彼は、「念仏すれば例外なく誰もが救われる」という教えを説き、民衆から熱烈に歓迎された。それ以前の仏教では、成仏するための条件があまりに多く、専門の修行を積んだ僧侶さえも悟りの境地に至ることが難しかったからだ。失脚した政治家・九条兼実の要請により書かれた救済の書『選択本願念仏集』では、なぜ念仏すれば救われるのか、そしてなぜ念仏でなければならないのかということが、徹底的に論じられている。人間存在の不確実性に悩み、「ほんとうの人生」を求めるすべての人々の問いに答えてきた、日本浄土仏教の精髄。
大都市はどこから来て、どこへ行くのか?われわれが今なすべきことを克明に描く。
親鸞が読み下し漢字に多くの振り仮名・訓注を付した『選擇本願念佛集』延書本。その中でも最古の専修寺本を底本に翻刻し、語彙総索引・漢字索引を付す。充実した解題・研究も完備。