婚約者だと思っていた男にだまされ、大切にしていた両親の遺産まで奪われた挙句、住んでいた部屋からも追い出されてしまった黒川まどか。絶望のあまり川に身を投げようかとまで思い詰めていたところ、不思議な黒猫にスマホを奪われてしまう。思わず黒猫を追いかけたまどかがたどりついたのは、一軒の古民家。すると、黒猫がまどかの目の前で少女に姿を変え、自分を『屋根神』だと言い出した。おまけに、行き場のないまどかと、古民家の住人でワケアリらしい青年コウに、ふたりで店をやるようにと『ご宣託』を下すが!?なりゆきで開店した駄菓子屋バルを舞台に描く、出会いと再生の物語。
東大理3合格者の約半数は同じ塾出身である。-「名門」とされる学校は数多くあるが、学力最上位層が通う進学塾は実はごく少数に限られている。学校には果たせず、塾が果たしている役割とは何か。進学塾は必要悪なのか。中学受験進学塾や名門一貫校生御用達塾の実態から、地方別有力塾、塾と教育の今後まで、塾の全てがわかる。
裸体を野蛮とみなし、「文化」を押しつけた西洋。被植民者がそれを受容したかどうかは装いに反映される。自分とは何者かを表明する手段、衣服の歴史をたどる。
日月神示が示す「イシヤ」とは、フリーメーソンか、それを超えるイルミナティか、はたまた「別の闇の組織」なのか!?あるいは悪の「イシャ」を尖兵にした医薬産業のことなのか!?日月神示研究の第一人者が放つ最新/最深インフォメーション。
リビング、ダイニング、キッチン、バス・トイレetc.-数多くのアンケートをもとに考えられた、新しくそして自由な居室・空間の提案。
資本金1億円以下の中小企業273万社の設備投資で使える税の優遇措置がわかる!
本書では、規範的見地に偏重するグローバル・ガバナンス論に修正を試み、大統領・国家主体・社会主体の複雑な連携と選択を捉えながら、ブラジルにおいて野心的な気候変動政策が形成された道筋を明らかにする。
死神とは、魂を持たない冥府への案内人。人が旅立つ瞬間に立ち会い、彼岸への渡し賃として死者からひとつだけ好きなものを受け取ることを許されている。そして、ひと晩眠れば、あらゆる感情の記憶を手放すようにつくられているー。これは、死者から受け取った魂のかけらを絵の具に変えて絵を描き続けた死神、魂にやどる“色彩”に魅せられた「僕」の物語。第8回ネット小説大賞受賞作。
「問題のない結果とは言えません」-38歳、待望の妊娠、だが出生前診断でおなかの子がダウン症だと告げられた。次から次へと続く検査、限られた時間でとてつもなく大きな決断を迫られる日々。数々の受賞歴をもつジャーナリストが、社会や自分自身のなかにある偏見と向き合い、悩み、葛藤し、揺れ動く心のうちをありのままに綴った手記。ドイツに静かな感動を呼んだ話題の書。
そのやり方ではコストは下がらない!物流業務の棚卸しから始める本物のロジスティクス改善活動。要点をピンポイントで図解!
生者と死者がその世界を隔てる病院と寺院。しかし、現在、地域の人々と共に生きる姿を見つめ直している寺がある。やさしさに満ちた医療を、全ての人々が受けられるよう改善に取り組む病院がある。医者と僧侶がそれぞれ体験したさまざまな死を通して、“いのち”のいとおしさが見えるー。“生”を大切に考えながら、“死”への旅を続ける為の、希望と勇気の往復書簡。
逼迫した経済状況にもかかわらず、軍備拡大を続けるオバマ政権下のアメリカ。著者は、長年にわたって、沖縄の米軍基地やイラク、アフガニスタンへの軍事侵攻、自らも内情にくわしいCIAのありかた、さらには民間企業の軍事への参入などを厳しく批判してきた。この本は、歯切れのいい文体と膨大な文献などとともに、いま、アメリカがなすべきことを説く、渾身の遺著である。最晩年にロサンジェルス・タイムズ紙に執筆した、普天間への思いを綴った論文、そして人生のパートナー、シーラ・ジョンソン夫人による、日本版への書き下ろしも収める。