いまもなお人々の心に“不死鳥”のごとく飛びつづける名機零戦。設計主任の堀越二郎から零戦撃墜王坂井三郎まで、総勢百二十五人の零戦関係者が不世出の傑作機への熱き思いを綴った異色のイラストエッセイ。戦争の時代を超えて半世紀、風化することなき日本人の歴史の記念碑ー「零戦の素顔」に触れる名機物語。
空から海からコンニチハ。激しいようなやさしいような不思議生物潜伏列島。
近江八幡から全国へと躍進した和菓子メーカー「たねや」の、こだわりの商道。
多障害者時代を乗り切る画期的な脳卒中リハビリシステム“FITプログラム”を徹底紹介。
全日本剣道選手権大会6回優勝、うち連覇2回。全国警察剣道選手権大会6回優勝。世界剣道選手権大会優勝。剣道界に新しい風と光をもたらした宮崎正裕と同時代に活躍した剣士たちの青春と試合の軌跡をさわやかに描いた剣道小説。
兵器弾薬、糧秣ほか重量三十キロ以上を身につけて一昼夜八十キロを脚力機動し、決死の挺進奇襲を任務とした秘匿部隊。無敵を誇る関東軍の中で選りすぐられた対ソ戦用の“超人的日本兵集団”の実態を初めて描いた話題のノンフィクション。満州第五〇二部隊の誇り高き兵士たちの想像を絶する精強訓練の日々を伝える。
海上決戦の勝敗優劣を決するものは海軍技術の研究開発、その実用化が時宜に適うか否かにあるー大艦巨砲、潜水艦、空母などは、いかなるシステムでどのように動くのか。またそれらを誰がどのように研究、維持整備するのか。人艦一体となって全能力を発揮すべく努めた技術士官たちの戦いを描いた軍艦兵器物語。
戦死十一万五千名ー死屍累々の最悪の戦場から生還した一兵士がつづる血涙の手記。人跡未踏、千古不斧の重畳たる山系を歩き、登りつづけたニューギニア第十八軍将兵たち。弾を捨て小銃も捨て、飯盒をいだき、飢えと寒さとマラリアにさいなまれた“知られざる戦い”の跡を克明に追った迫真のノンフィクション。
ドングリ山のてっぺんに、やまんばあさんという一人の山姥が住んでいた。年は二百九十六歳。だけど、やまんばあさんは、ものすごく元気で、おっそろしく力持ちだった。
3ds maxとPhotoshopで開闢するCGの新たなるパラダイム。早野海兵ワールド待望の第2弾。
集めたボディをなでさすり、空シャッターを切って恍惚と…M3発表以来50年、いまやコレクターズアイテムと化したライカ。しかし、ちょっと待って欲しい!カメラはあくまで道具、そして撮る道具としてのライカはAF一眼、デジカメ全盛の現代でも一級品なのだ。M型ボディ50台、レンズ100本を使い倒した報道写真家がライカの魅力を語りつくす新しいライカバイブル。
広島、長崎に続き日本本土のいずこかの大都市へ投下されるべき第三の“原爆”を搭載する米重巡インディアナポリス号を撃沈して世界を驚倒させた橋本艦長が、米海軍の記録を渉猟しつつ繙き、自らと戦友たちとが死闘を演じた幾多の体験と史実を重ね合わせて、赤裸々にえがいた感動の書き下ろしノンフィクション戦記。
十八世紀末、人類を乗せて空を移動する最初の乗り物「気球」が登場して間もなく軍事利用の飛行偵察が初めて行なわれた。驚異的な進歩をとげる飛行機の発達は、戦争の様相を一変させ、偵察機によって最新情報がもたらされたー航空偵察の史的推移と各国の主要偵察機を詳解する話題の徹底研究シリーズ。図面百点収載。