本書は、米国先住民部族居留地への核廃棄物施設誘致に関する、複雑な歴史、政治経済、そして地理的な背景とプロセスを検討し、環境正義と民族自決問題について考察するものである。
かつて、朝鮮から大陸にかけ18店舗を持つ一大百貨店王国があった。三越にも勝った三中井がなぜ消滅したのか。最新マーケティングの手法でそのナゾを解く。
「ママ、この世で一番難しいことは、何だと思う?それは何も考えないことさ」-17歳の夏、エレキギターの練習中に感電死した山田かまち。絵に、詩に、青春の混沌を叩きつけ「生きることを生きろ」と強烈なメッセージを遺した。長年語られることのなかった天才児の生い立ちが初めて明かされる。母にしか書けなかった、本当のかまちがここにいる。
一九世紀中葉、幾多の植民地をもち、世界市場の制覇を狙うイギリスにとって、海外権益の維持・拡充を保証する海洋支配体制の確立は急務であった。その柱となったのは、近代化され、整備された海軍力と造船業、事あるときに「陰の海軍」の役割をも担う海運業である。東アジアの海をも制し得た、大英帝国によるたくみな海洋支配の構造を明らかにする。
体から“冷え”をとり除くだけで、どんな病気も治ると著者は考えます。本書では、主に食生活、運動、入浴法といった、誰にでも気軽に始められ、必ず健康になれる石原式健康法を、ビジュアルでわかりやすく解説していきます。クスリを使わずに、風邪、頭痛、腹痛、高血圧、糖尿病といった病気から、肩こり、腰痛、肥満などの症状まで改善します。石原式を実践して、病気を治した体験者の手記も紹介。
昆虫の秘密がわかる。知ってるとトクする昆虫のふしぎを徹底攻略。
北海道から九州までの地域でよくみられるノコギリクワガタを中心にしょうかいします。
自ら期するところあって晩年八年間の歳月を費やし、残り火のすべてを、爆発的に燃焼させて執筆した五巻九冊に及ぶ白眉の“伊藤戦史”の冠頭をかざる感動の代表作。後世に語りつがれるべき太平洋海戦史の決定版。
現存一次史料をもとに明かす秋山真之の実像と東郷艦隊の真実ー極秘艦隊戦策の生々流転を辿りつつ、勝ちを制するための秘訣=坂の上の白い雲の心に徹して、日本海海戦を勝利にみちびいた戦法の実際と等身大の人間像を活写。秘められた幾多の新事実を初公開。
「日本軍兵士を範とせよ!」蒋介石総統の逆感状に輝く60対1の猛烈なる肉弾戦!貧弱な装備に食糧もなく、栄養失調と疫病に喘ぎつつ、さらには両手両足に重傷を負いながらも、「死守せよ」との命令に決然と戦い抜いた最前線守備隊将兵の鬼神も哭く、北ビルマ辺境地帯における砦、城郭戦闘を描く。
歴史が照らし出す川の未来ー。木曽木材と川、渡船から橋への変遷、人びとと川とのたたかい、電力開発などを切り口に、今日の流域の生活様式をかたちづくってきた固有の地域史を掘り起こす。
月刊雑誌「丸」が二十数年にわたって連載した長編戦記三万枚から厳選した迫真の歴史の証言ー食うか食われるか、究極の空戦場裡に自らの全精力を傾注して、敵パイロットたちを震撼させた“無敵の零戦野郎たち”の記録。ゼロファイターの神話に隠された搭乗員の苦悩の日々と零戦の真実を伝える貴重な昭和の遺産。
あなたのなかには、地球46億年の大変動が隠されている。「荒ぶる星」と生命が織りなす壮大無比なサバイバルドラマ。
コソボの人々の新しい生活がはじまろうとしている。戦争終結からまもなく5年。破壊から再生への道をたどりつつあるコソボで、つつましくも力いっぱいに生きる家族のしあわせのかたちを追う。小学校中級から。