18歳の見習い修道女マリアが母親のいないトラップ男爵家に家庭教師としてやってきた。待ち受けていたのは個性派揃いの7人の子供達!マリアは持ち前の明るさと大好きな歌で一家の気持ちをひとつにまとめていき、やがて子供達にも男爵にもかけがえのない人になるー。随所に登場する歌がストーリーを盛り上げる『世界名作劇場』快心の一作。
運転、工作、コレクション…。驚くほど精巧につくられたNゲージの楽しみはまさに無限大。さらに駅や鉄橋などの付帯施設から街や山、川など、列車が走る風景全体が楽しめる。奥深い“N”世界を堪能しよう。
器づかいにこだわりをもつ和洋中の実力派シェフ3人が、現代一流作家15人の土の器、木の器に創作料理を盛る。五感を研ぎ澄まして対峙する、器と料理の真剣勝負135番。すべての「盛り付け」に、シェフ自身のコメントとシェフ同士の相互批評を収載。
遠い雲、風の音、駄菓子屋さん、裏山に続く道、石垣の花、母の優しさ、父の病、友との別れ…。幼き日の心を見事に描く。
港みなとに冷たいビール。海道をいくジグザグ旅に今夜はカツオかアンコウか。
それは地球の始まり。太陽系の始まり。そしてこの宇宙の始まり。わたしたちがなぜいまここにいるかの、ながいながい物語。光は語る(星が生まれてから死ぬまでの物語を)。闇も語る(星が死んでから生まれるまでの物語を)。光と闇とが語る言葉にならない言葉を、学者たちは夜空に読みとり、数式をあやつって、はるかな誕生の物語をつむぐ。
自分たちが住む環境をよくするために、未来の子どもたちによい環境を手渡すために、社会学には何ができるのか。公害問題や環境破壊、ゴミ問題、リサイクル、地域の景観などにアプローチする、暮らしのための環境社会学入門。
CBCで毎週土曜深夜に放送の「地名しりとり」。ワッキーが街で出会った人々に、行ったことのある地名でしりとりをお願いする。ゴールは三重県。三重の地名が言ってもらえるまで、電車やバスで日本全国を旅してきた。そして、ついに最後の日が訪れたのだ。
レイモンド・ローウィ(1893-1986)は、20世紀のもっとも有名なインダストリアル・デザイナーであった。彼は伝統的スタイルにストリームライン(流線型)とヨーロッパのモダニズムを折衷し、アメリカ人の快適さ、便利さへの好みを満足させた。芸術性と商業性のバランスをとり、彼はMAYA原理(モースト・アドヴァンスト・イエット・アクセプタブル)デザインを発展させた。この豊富な図版を入れた本書は、これまで研究者が使えなかった多くの写真や資料によって、消費者の世紀の最盛期におけるこのリーダーのおどろくべき生涯をたどっている。図版総点数193点掲載。
大島より沖縄まで南東の風九メートル、雲量九、雲高五〇〇、視界不良、小雨、沖縄本島南岸に沿って弱い不連続線…。大戦末期、航空戦に不可欠の気象情報を掌握し、南西諸島の作戦遂行に寄与した海軍気象士官が、沖縄気象班編成までの苦難の道と米軍との壮絶な戦いに斃れた沖縄海軍部隊の最後を描く感動の話題作。
川原で魚とり、海辺で砂山づくり…川原や海辺はいろんな遊びができる場所ですね。そんなとき、水の流れや石や砂、生きもの、まわりのようすなどもしらべてみましょう。きっと、おもしろいことがたくさん見つかりますよ。
倒産寸前のシルバー工房を救え!!新人ジュエリーデザイナー・海鳥が決意のもとに訪ねたのは、ジュエリー界の若きカリスマ社長・那波櫂。知的で端正な容貌に、一代でブランドを成功させた経営手腕の持ち主だ。けれど何度デザイン案を持ち込んでも、那波はからかうようにキスするだけで、合格点をくれようとしない。反発しつつも海鳥はいつしか那波の情熱に惹かれてゆき…。