2005年4月よりテレビ埼玉ほかにて放映の、『甲賀忍法帖』を下敷きにしたせがわまさきのコミック・アニメ版。徳川3代将軍の世継ぎ問題を託された、忍法の二大宗家。ともに生きることを誓った、甲賀の弦之介と伊賀の朧も忍法殺戮合戦に巻き込まれてゆく……。
20年ほど前に一世を風靡した『ガンダム』を製作した富野由悠季によるSFアニメーションの劇場版。憎しみを消せない人類の戦いを虚しく描いて人気となった。
サンライズが82年に放ったアクション・アニメ。父の仇を討とうと決意した若者ジロンが新型マシン、ザブングルを盗もうと戦艦に忍び込む。この事件をきっかけにクルーたちと旅することになったジロンの活躍、騒動を描く。
バラエティ番組でも活躍中のイラストレーター、リリー・フランキーによる絵本に基づくアニメ。おでんネタのキャラクターたちが織りなす異世界の日常は、温かくて楽しい。主人公おでんくんの声を担当するのは本上まなみ。
上々颱風の、デビュー15周年にして初のベスト・アルバム。代表曲・名曲の数々を、レーベルの枠を越えて収録しており、入門用としても最適のアイテムといえる決定版だ。
親子で観られるおもしろ楽しいファミリー向けTVアニメーションの傑作選シリーズ。オープニング&エンディング主題歌のノンクレジット・ヴァージョンも同時収録。
85年4月17日発売アルバムの再発。新進ミュージシャンとコラボレートして「すずめ」「海と宝石」「かもめはかもめ」などの楽曲に新たな生命を吹き込んだ、セルフ・カヴァー集第2作目。
五嶋みどりのデビュー20周年記念盤。ヴィエニャフスキの協奏曲は88年のライヴ録音。16歳の彼女のおそるべきテクニックとテンションの凄演。後半の小品集は2001年の録音。より成熟し、音楽的に深まった、今のみどりの演奏を聴くことができる。★
79年に大阪で行なわれた故・志ん朝のライヴである。まだ若々しい色気、愛嬌に満ち、整った口調で浪花の客を沸かせていく。品川女郎のお染が心中の相手に選んだ本屋の金蔵のちょろいこと。後半のテンポのいい追い込みが小気味よい「品川心中」は逸品だ。
最新ベスト・シリーズ《GOLDEN☆BEST》のチューインガム編。“史上最年少のシンガー・ソングライター”というキャッチ・コピーでデビューした姉妹フォーク・デュオの名曲群がついに復刻。
コンプリート・シングル・コレクション22曲に、未CD化21曲、さらに未発売音源2曲などを加えた2枚組。筒美京平作品を12曲も収録している、まさにファン垂涎のアイテムだ。
芸能生活50周年を記念した小林旭のコンプリート・シングルズ・シリーズの第7弾ソニー編。93年の「あれから」から99年の「どんでん」までの全シングルAB面曲に加え、スカパラとのジョイント曲も収録。
日本のシンガー・ソングライターのパイオニア、加山雄三の代表曲40曲を、「愛」「旅」「海」「夢」の4つのテーマに分け、各10曲ずつ収録した決定版ベスト。彼のすべてがこの2枚組に。
沖縄の小さな島を舞台にした、テレビ・ドラマのサウンドトラック。当然のごとく沖縄を意識した三線がところどころにフィーチャーされ、沖縄のトラッド・ソング「てぃんさぐぬ花」も使われている。沖縄の空と海の青さが表現されたインストゥルメンタル。
カスキは1885年、フィンランド生まれの作曲家だが、シベリウスなどに比べ本国でも半ば忘れられていたようだ。舘野による再評価。いろいろな作曲家の影響を感じさせ、確かに音楽史を画するものではないが美しい旋律や豊かな抒情、音色の冴えを感じる瞬間がある。
人気上昇中の歌姫がおくるセカンド・アルバム。感情のひだを細やかに表現する彼女のビブラートは、単に美しいだけでなく、前向きなメッセージをより力強く伝えている。クラシックからR&B、ロックと幅広い楽曲を、ナチュラルに歌いこなすセンスも天晴。